BLOGFORCLEのブログ

【リスティング広告の種類は2つ】配信できる媒体の種類もまとめて解説

リスティング広告

  • 2022年9月10日
  • 2022年9月11日
リスティング広告ってよく耳にするけれど、種類はどれくらいあるのか、気になる方もいるかと思います。

リスティング広告はWEB広告の中でもよく使用される手法な為、その種類や特徴を理解しておくと実施する際に知識が役に立ちます

結論からいうとリスティング広告には種類が2つあります。

「リスティング広告」「ディスプレイ広告」です。

今回は「リスティング広告の種類とそれぞれの特徴」についてまとめていますのでチェックしてみてください。

リスティング広告(検索連動型広告)とは?

「そもそもリスティング広告とは何か?あまりよく分かっていない」という方もいるかと思いますので、リスティング広告について簡単に説明したいと思います。

リスティング広告はユーザーが実際に検索したキーワードに連動してテキスト形式やコンテンツ形式の広告を表示できる広告を指します。

リスティング広告は別名、検索連動型広告、PPC広告とも呼ばれています。

WEB広告の現場では、特に検索エンジン内で検索されたキーワードに連動して広告が表示される検索連動型広告を「リスティング広告」として呼ぶ場合がほとんどです。

リスティング広告について詳しく知りたいという方は下記の記事をチェックしてみてください。

 

リスティング広告の種類は2種類ある

リスティング広告には大きく分けて2つの種類があります。

それは冒頭にも説明しました通り「検索連動型広告(リスティング広告)」「コンテンツ連動型広告(ディスプレイ広告)」の2つです。

リスティングは英語ではlistingと表記されますが、意味としては「リスト・一覧表」という意味を表します。

ですので検索連動型広告であれば、【検索結果】に広告がリストとして表示され、コンテンツ連動型広告であれば【メディアやニュースフィード】に広告が表示される仕組みとなっています。

ですが前述した通りWEB広告業界の現場ではリスティング広告=検索結果に表示されるテキスト広告」と呼ばれる場合がほとんどですので、検索連動型広告の事と考えて問題ないです。

ディスプレイ広告(コンテンツ連動型広告)とは?

ディスプレイ広告とは、コンテンツ連動型広告とも呼ばれWEBメディアのサイト枠やアプリ内に表示される画像や動画形式のWEB広告を指します。

ディスプレイ広告はコンテンツに連動して広告が表示されるため、広告に関連しているメディアや興味を持っているユーザーにバナーや動画でアプローチができる広告として効果的です。

ディスプレイ広告はクリックされない限りお金が発生しないことから、バナーや動画でより視覚的に認知させやすいメリットもあり、ブランディングなどにもよく活用される手法です。

ディスプレイ広告について更に詳しく知りたいという方は下記の記事をチェックしてみてください。

 

リスティング広告を出稿できる媒体の種類一覧

リスティング広告 種類

ではリスティング広告は現在「どんな媒体で出稿が可能なのか」について詳しく解説していきたいと思います。

リスティング広告を出稿できる媒体の種類は大きく分けて4つほどあります。

もしリスティング広告を配信したいと考えている方は、興味のある媒体をチェックしていただきテストマーケティングを実施していただくと良いかと思います。

リスティング広告を出稿できる媒体は下記の通りです。

  • ・Google広告
  • ・Yahoo広告
  • ・Bing広告
  • ・Indeed広告

Googleリスティング広告

まず日本国内で一番利用者数が多いのは「Googleリスティング広告」です。

日本の検索エンジンシェア率も70%以上を占めており、1日検索ユーザーの数も他の媒体と比較しても圧倒的な数を誇ります。

ですのでリスティング広告で成果を出したい!と考えている企業の方は、まずGoogleリスティング広告にチャレンジしてみるのがオススメです。

業種も幅広く成果が出る媒体で、BTOC・BTOBともに非常に強い媒体と言えるでしょう。

しかしGoogle広告は頻繁にアップデートを繰り返しており、管理画面の機能も複雑なため知識がないとうまく使いこなせないというデメリットもあります。

自社で実施したい場合には下記の記事をチェックして検討をしてみると良いかもしれません。

 

Yahooリスティング広告

続いては「Yahooリスティング広告」です。

YahooはGoogleと並ぶ知名度のあるリスティング広告が出稿できる媒体です。

日本国内のユーザーは約20%ほどを占めており、国内向けの検索エンジンです。Yahooはその他台湾などでも利用者が多いエンジンとなっています。

Yahooリスティング広告は、Google広告の管理画面や仕組みに沿ったアカウントとなっている為、Google同様に成果の出しやすい広告といえます。

またYahoo根強い昔からの利用ユーザーが多く滞在している為、Yahooでしかターゲティングができないユーザーもいるという点がポイントです。

どちらかというと女性の利用者が比率としては多く、TOBよりもEC通販のようなTOCで成果が出やすい傾向もあります。

ですが業種やWEBサイトのデザイン・ユーザビリティによっても成果は大きく変わってきますので、TOBでも十分成果に期待できる媒体と言えます。

GoogleはやっているけれどYahooはやっていないという企業の方も多いですので、Yahooリスティングでテストマーケティングするのはとてもおすすめです。

Bingリスティング広告

続いては「Bingリスティング広告」です。

Bingは日本国内で検索エンジンシェア率がGoogle、Yahooに次ぐ3番目のポジションとなっています。

日本国内のシェア率としては5〜8%を占めている状況です。

BingはMicrosoft社が提供している検索エンジンで、MicrosoftのPCにはデフォルトでBing検索エンジンが設定されています。またWindowsなどの場合でもデフォルトでBing設定がされています。

Bingも根強いファン層がいる状況やデフォルトのBing検索エンジンでずっと利用しているユーザーもいる為、Bingはよりコアなユーザーへアプローチが可能な媒体です。

Bingのリスティング広告は利用している企業もGoogle、Yahooと比較して圧倒的に少ない為、クリック単価も低く勝負しやすい媒体と言えるでしょう。

Bingリスティング広告の配信を検討している方は下記の記事をチェックしてみて下さい。

 

Indeedリスティング広告

求人向け検索エンジンの代名詞ともいえる「Indeed」

Indeedでも実はリスティング広告が配信できます。

Indeedの利用者数は日本国内だけでも月間約4000万人の利用者がいる状況で、求人向けのリスティング広告を配信する場合は非常に成果が出やすい媒体と言えます。

Indeedのリスティング広告は、検索結果に連動して求人情報がリストとして表示され、クリックされない限り費用が発生しません。

Indeed広告はデポジット式となり、チャージした分のお金で広告を配信していく為、事前に資金を用意して預ける必要がある点、注意しましょう。

レモーラリスティング

リスティング広告として昔から提供されていたクロスリスティング社の「レモーラリスティング」

OCNやgooなどの検索エンジン内でリスティング広告が出稿できる媒体として長くサービスが提供されていました。

ですがレモーラリスティングは2022年3月31日をもってサービスが終了となり、現在出稿は出来ません。

2006年のサービス開始から約16年という長い歴史がある媒体ではありましたが、リスティング広告の出稿はできませんのでご注意下さい。

リスティング広告で効果的なターゲティングの種類

リスティング広告 種類

ここでは「リスティング広告で効果的なターゲティングの種類」についていくつか紹介していきたいと思います。

リスティング広告にはさまざまなターゲット戦略がありますが、より大きな枠組みからの種類を簡単に説明していきたいと思います

キーワード指定

まずは基本のターゲティングである「キーワード指定」のリスティング広告です。

自社の商品やサービスに関連したキーワードや競合他社のキーワードを登録して、リスティング広告を配信するベースのやり方です。

登録するキーワードの選定はキーワードプランナーを活用したりサジェストツールなどを活用して関連するキーワードを登録して配信を行います。

検索リマーケティング広告(RLSA)

続いては「検索リマーケティング広告(RLSA)」です。

検索リマーケティング広告は、事前に作成したオーディエンスリストをリンク・活用して、リストのユーザーのみにリスティング広告を表示させる手法です。

オーディエンスリストは例えば、一度サイトにアクセスしたユーザーやカゴ落ち・フォーム離脱のユーザー、コンバージョンや顧客リストのユーザーなど、さまざまなリストを作成することができ、それぞれのユーザーに合ったリスティング広告を配信できます。

検索リマーケティング広告を配信することでより絞り込んで効率よくコンバージョンにつなげることができるようになります。

動的検索広告(DSA・DAS)

続いては「動的検索広告(DSA、DAS)」です。

GoogleではDSA(Dynamic Search Ads)、YahooではDAS(Dynamic Ads for Search)と呼ばれています。少しややこしいので横文字は注意です。どちらも機能は同じ仕組みです。

動的検索広告は、キーワードを登録せず配信するサイトのドメインを登録します。

ドメイン内のコンテンツに関連したキーワードをユーザーが検索した際にリスティング広告が表示される仕組みです。

動的検索広告は向き不向きがあり、コンテンツ量が少ないLPやサイトはあまり向いていません。

逆にコンテンツ量や商品数が多いサイトなどには非常に効果的で、安いクリック単価で拾いきれない関連キーワードに対して的確に広告を配信することができます。

広告見出しとリンク先URLは自動生成され、ずれがほとんどない為、成果の高い手法となります。

リスティング広告の種類についてのまとめ

今回は「リスティング広告の種類」について解説しました。

リスティング広告には2つの種類があり、出稿できる媒体も複数あります。

またターゲティング戦略も様々で実は奥が深い広告といえるでしょう。

誰でも簡単に始めることが出来ますが、運用の仕方1つでその効果は大きく変動してしまいますので運用経験や知識が求められる広告とも言えるでしょう。

リスティング広告運用代行は株式会社FORCLEへ

株式会社FORCLEではGoogleやYahooのリスティング広告運用代行をサポートしています。

GoogleやYahooのリスティング広告を始めてみたいけれどどうすれば良いかわからない、リスティングを始めてみたけれど効果が上がらない、効果測定の仕方が分からないという方は、お気軽に当社の初回無料運用相談をご利用下さい。

当社の( お問い合わせフォーム )よりご相談が可能です。

この記事を書いた人

西山 秀彦

西山 秀彦

Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。