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ディスプレイ広告(GDN)の賢い掲載面の選び方。プレースメントターゲティングの活用方法・注意点

Google広告

ディスプレイ広告

  • 2023年2月12日
  • 2023年2月12日

Googleリスティング広告では検索キーワードなどで広告配信面を絞ることができましたが、Googleディスプレイ広告ではプレースメントターゲティングを活用することで、広告配信面を絞ることができます。

プレースメントターゲティングの効果的な使い方をご紹介します。

Googleディスプレイ広告(GDN)の配信面

ディスプレイ広告とは、WEBサイトやアプリ上などの広告枠に表示される広告のことです。

広告の特徴は画像を中心に表示するため、視認性が高くブランディング(認知拡大)効果があります。

 

配信面
 
ディスプレイ広告の配信面は、上記のようにGoogleと提携する200万以上のWEBサイトの広告配信枠に配信することができます。
 
提携WEBサイト:食べログ、価格コム、YouTubeなど
 

掲載面ターゲティングの種類

ターゲティング

デイスプレイ広告で活用できる「掲載面ターゲティング」は主に以下の2種類あります。

・プレースメントターゲティング

・トピックターゲティング

その他は以下のリンクで詳しく説明しています。

プレースメントターゲティングとは

プレースメントターゲティンターゲティングとはどのようなターゲティングなんでしょうか。

プレースメントターゲティングとは、特定のWEBサイトやモバイルアプリ、動画など配信メディアを指定して広告を配信する手法です。

※Googleディスプレイ広告では上記同様「プレースメントターゲティング」と言いますが、Yahoo!ディスプレイ広告では「プレイスメントターゲティング」と言いますので覚えておきましょう!

トピックターゲティングとは

トピックスターゲティングとは、Google広告が既に用意しているトピックの中から自社サービス、商品の関連性の高いトピックを設定することで、指定したトピックに関連したWEBサイトやアプリ、動画に広告を配信することができる配信手法です。

プレースメントターゲットの掲載面の賢い選び方

プレースメントターゲティングの掲載面を選ぶ方法として、正しい方法は何でしょう。

現在配信されている結果を確認する

プレースメントターゲティングを設定する前に、現在の広告配信面の結果を確認しましましょう。

広告が表示された場所

※管理画面の【コンテンツ】→【広告が表示された場所】から確認します。

確認することで、広告が表示されたサイトでどのくらいのコンバージョンが発生していることがわかり、逆に成果が悪い掲載場所が数値ではっきりと確認することができます。

プレースメントターゲティングを活用する際は、成果が上がっているWEBサイトの特徴を把握し、関連性が高い類似サイトを選ぶことで成果が上がる可能性が高いです。

「型」の列ではサイト、アプリ、YouTubeとカテゴリーがあり、サイトだけではなくアプリ面、動画面も分析し活用すると良いです。

自然検索上位を確認する

自然検索上位を確認し、設定することで検索ボリュームが多いので視認性が上がります。

自然検索を調べる方法は、2つあります。

1つ目は、リスティング広告のキーワードです。既にリスティング広告を配信しているのであればそのデータを参考にするのが良いです。リスティング広告の検索語句から過去コンバージョンが発生しているキーワードをメモして、そのキーワードを自然検索し、上位1~5位に掲載されているサイトをプレースメントターゲティングに活用します。またGoogle検索エンジンだけではなく、Yahoo!やYouTubeなどでも調べることも重要です。

2つ目は「関連キーワード取得ツール」を使用して、関連性の高いキーワードを発掘します。発掘したキーワードを上記同様、自然検索で上位掲載のWEBサイトを探します。

おすすめ関連キーワード取得ツール「ラッコキーワード」を活用すると良いです。

プレースメントターゲットの注意点

プレースメントターゲティングを活用する際に注意すべきことは以下の2点があります。

配信先の問題で広告が突然停止する可能性がある

プレースメントターゲティングで指定したWEBサイトがクロージングしてしまったり、何らかのエラーなどで指定した広告配信面に配信されなくなる場合があります。このような問題が起きてしまうと機会損失になってしまうので、できる限り多くの配信面を指名しておくと良いでしょう。

入札価格が上がる可能性がある

プレースメントターゲティングで人気のある広告配信面だと広告配信枠を取り合うオークションが行われます。オークションに参加する企業が多いほど入札価格が高くなる可能性があります。入札価格が上がってしまうと予算の問題も発生します。

プレースメントターゲティングを活用する際は、予算に余裕をもって設定してあげることで機械学習スピードが上がり、成果が以前のスピードも上がるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、「ディスプレイ広告(GDN)の賢い掲載面の選び方」についてご紹介いたしました。

プレースメントターゲティングのターゲティング方法にも正しい選び方があり、しっかりと分析していないのにターゲットを設定してしまうと成果が上がりづらくなります。

プレースメントターゲティングを活用する前に基本知識と注意点を理解したうえで行うと良いです。

この記事を書いた人

平井 和貴

平井 和貴

株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。