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【応募数アップ!】企業の求人はYouTube広告で決まり!メリットや費用、事例を紹介など
YouTube広告
採用
- 2025年7月22日
- 2025年7月13日

従来の求人媒体では求める人材からの応募が集まらず、採用コストにお悩みの方も多いでしょう。そんな採用課題の解決策として、YouTube広告が注目されています。

目次
今なぜ求人広告にYouTube広告が有効なのか
少子高齢化による労働人口の減少や、働き方の価値観の多様化により、多くの企業で人材獲得競争が激化しています。従来の求人媒体だけでは、求める人材からの応募を十分に集めることが難しくなっているのが現状です。
このような状況において、新たな採用手法としてYouTube広告が大きな注目を集めています。
テキストや画像だけでは伝えきれない企業の魅力を動画で伝え、求める人材へダイレクトにアプローチできるYouTube広告は、現代の採用活動における強力な武器となり得るのです。
【2024年最新】YouTube広告の全6種類について徹底解説
従来の求人媒体との違い
これまで主流だった求人サイトや求人情報誌といった媒体と、YouTube広告はアプローチできる層や伝えられる情報量に大きな違いがあります。両者の特性を理解することで、YouTube広告が持つ採用活動における優位性が見えてきます。
比較項目 | 従来の求人媒体(求人サイトなど) | YouTube広告 |
---|---|---|
主なアプローチ層 | 転職や就職の意思が明確な「転職顕在層」 | 転職を具体的に考えていない「転職潜在層」を含む幅広い層 |
情報量と表現方法 | テキストと静止画が中心。情報量に限りがある。 | 動画のため情報量が圧倒的に多い。映像と音声でリアルな表現が可能。 |
アプローチの能動性 | 求職者が自ら情報を探しに来るのを待つ「プル型」 | 企業の側からターゲットに情報を届ける「プッシュ型」 |
ターゲティング精度 | 職種や勤務地など、大まかなセグメントが中心。 | 年齢、性別、興味関心、視聴履歴など、詳細なターゲティングが可能。 |
従来の求人媒体は、すでに転職活動を始めている「転職顕在層」へのアプローチが中心です。
しかし、YouTube広告は、Googleの精度の高いターゲティング機能を活用することで、能動的に仕事を探していない優秀な転職潜在層にもアプローチできる点が最大の違いです。
また、動画というリッチな表現方法を用いることで、テキストや写真だけでは伝わりにくい社内の雰囲気や社員の人柄といった定性的な情報を、リアルに届けられることも大きな強みと言えるでしょう。
採用市場の変化と動画の重要性
YouTube広告が求人において有効性を増している背景には、採用市場そのものの大きな変化があります。有効求人倍率は高い水準で推移し、企業が求職者を選ぶ時代から、求職者が企業を選ぶ「売り手市場」が定着しました。このような状況下では、企業が「選ばれる」側になり、自社の魅力を能動的に発信する必要性が高まっています。
そこで重要になるのが「動画」の活用です。動画は、短い時間で膨大な情報を伝えることができます。一般的に、1分間の動画が伝える情報量は、文字情報に換算すると約180万語に相当するとも言われています。
求職者が企業を選ぶ際、給与や待遇といった条件面だけでなく、「どのような人たちが働いているのか」「どんな雰囲気の職場なのか」といった社風や働きがいを重視する傾向が強まっています。
動画は、働く社員のインタビューやオフィスの様子を映し出すことで、こうした求職者の知りたい情報を直感的に伝え、共感を促す力を持っています。
さらに、リアルな職場環境や仕事内容を事前に見せることは、求職者の企業理解を深めることにもつながります。これにより、「思っていた仕事と違った」「社風が合わなかった」といった入社後のミスマッチを防ぎ、早期離職のリスクを低減させる効果も期待できます。
採用にYouTube広告を活用する5つのメリット
採用にYouTube広告を活用するメリット5つをご紹介します。
精度の高いターゲティングで求める人材にアプローチ
YouTube広告は、Google広告のプラットフォームを利用しているため、非常に精度の高いターゲティングが可能です。
これにより、自社が本当に求めるスキルや経験、価値観を持つ人材へ、ピンポイントで広告を配信できます。
従来の求人媒体のように、不特定多数の応募の中から候補者を探す手間を減らし、効率的な採用活動を実現します。
ターゲティングの種類 | 具体的な設定例 |
---|---|
ユーザー属性 | 年齢、性別、地域(都道府県・市区町村単位)、子供の有無、世帯収入などで絞り込みます。 |
興味関心 | 特定の分野(例:テクノロジー、マーケティング)に強い関心を持つユーザーや、特定のサービスの購入を積極的に検討しているユーザーに配信します。 |
カスタムオーディエンス | 「エンジニア 転職」「営業 求人 東京」といった特定のキーワードで検索したユーザーや、競合他社の求人サイトを閲覧したユーザーをターゲットに設定します。 |
リマーケティング | 一度自社の採用サイトを訪れたものの、応募には至らなかったユーザーに再度広告を表示し、応募を後押しします。 |
YouTube広告のターゲティングについては以下のリンクからより細かく解説しています。
【YouTube広告】ターゲティングの種類と効果的な使い方
転職潜在層にもアプローチ可能
求人サイトや転職エージェントは、転職活動を活発に行っている「転職顕在層」へのアプローチが中心です。
しかし、現在の職場に大きな不満はないものの、「より良い条件の会社があれば転職したい」と考えている優秀な「転職潜在層」は、こうした媒体には登録していないケースが多くあります。
YouTube広告は、ユーザーが能動的に情報を探しにいく「プル型広告」とは異なり、普段の動画視聴中に自然な形で情報を届ける「プッシュ型広告」です。これにより、今すぐの転職を考えていない優秀な人材に対しても、自社の存在や魅力を知らせることができます。
動画で社風や仕事の魅力をリアルに伝えられる
テキストや写真だけでは、企業の本当の雰囲気や仕事のやりがいを伝えるには限界があります。動画は、映像と音声によって圧倒的に多くの情報を伝えることができ、求職者が抱く疑問や不安を解消するのに役立ちます。
例えば、以下のような内容を動画に盛り込むことで、求職者の理解を深めることができます。
- 働く社員のインタビューや座談会での生き生きとした表情や声
- 開放的でおしゃれなオフィスや、充実した福利厚生施設
- チームで協力してプロジェクトを進める実際の業務風景
求職者が入社後の働き方を具体的にイメージしやすくなるため、応募への動機付けが強まります。
費用対効果が高い求人広告運用が実現できる
従来の求人広告は、掲載期間に応じて費用が発生する「掲載課金型」が主流で、応募がなくてもコストがかかる場合が多くありました。一方、YouTube広告は運用型広告であり、柔軟な予算設定と高い費用対効果が期待できます。
特に「スキップ可能なインストリーム広告」では、広告が30秒以上(30秒未満の広告は最後まで)視聴されるか、広告内のリンクがクリックされるなどのアクションが起きた場合にのみ費用が発生する「CPV(Cost Per View)課金」が一般的です。つまり、広告に興味がないユーザーが5秒でスキップした場合は、広告費用がかかりません。
関心度の高いユーザーに限定して広告費を投下できるため、無駄なコストを大幅に削減できます。
SNSでの拡散による認知拡大も期待できる
YouTubeは、単なる動画プラットフォームではなく、ソーシャルな側面も持ち合わせています。
作成した求人広告動画は、視聴者が「面白い」「感動した」「この会社で働いてみたい」と感じた場合、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSで簡単にシェアされる可能性があります。
視聴者の自発的なシェアによって広告が拡散される「バイラル効果」が生まれれば、広告費をかけずに情報が広がり、当初のターゲット層を超えて多くの人々に自社を知ってもらうチャンスが生まれます。特に、社員の魅力やユニークな社風を伝える動画は共感を呼びやすく、拡散されやすい傾向にあります。
YouTube広告の視聴率とは?業界別の平均視聴率や視聴率を上げる方法について
知っておきたいYouTube求人広告のデメリットと注意点
YouTube求人広告は多くのメリットを持つ一方で、導入前に把握しておくべきデメリットや注意点も存在します。
動画制作のコスト・リソース
YouTube広告で最も大きなハードルとなるのが、広告の核となる動画クリエイティブの制作です。テキストや静止画ベースの求人広告と比較して、動画制作には相応のコストと手間が発生します。
自社で制作する「内製」と、専門の会社に依頼する「外製」のどちらを選ぶかによって、費用や必要なリソースは大きく異なります。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
制作方法 | メリット | デメリット | 費用の目安 |
---|---|---|---|
内製 | ・コストを抑えやすい ・自社の想いや雰囲気を直接反映できる ・スピーディーな修正対応が可能 | ・企画、撮影、編集に専門スキルと時間が必要 ・機材や編集ソフトの準備が別途必要 ・クオリティの担保が難しい | 数万円~30万円程度 (人件費、機材費、ソフト代など) |
外製(制作会社へ依頼) | ・プロ品質の動画が期待できる ・企画から編集まで一任できる ・自社のリソースを割かずに済む | ・費用が高額になりやすい ・制作会社とのイメージ共有に時間がかかる ・修正に時間や追加費用が発生する場合がある | 30万円~200万円以上 (企画構成、撮影規模、編集内容による) |
安易にコストだけを追求して低品質な動画を配信してしまうと、かえって企業のブランドイメージを損なう危険性があります。
当社でも動画編集のサービスを行っております。動画制作を外注するご検討の企業様に関しては、是非ご相談ください。
YouTube広告運用代行
広告がスキップされる可能性がある
YouTube広告の代表的なフォーマットである「インストリーム広告」は、再生開始から5秒が経過するとユーザーが広告をスキップできます。多くのユーザーは広告に対して煩わしさを感じており、スキップボタンが表示され次第、すぐに押してしまう傾向にあります。
これは、せっかく制作した動画の最も伝えたい部分が、ターゲットの目に触れる前に広告表示が終了してしまうという根本的な課題を意味します。この「5秒の壁」を突破するためには、動画の構成に工夫が求められます。
具体的には、以下のような対策が有効です。
- 冒頭5秒で惹きつける:ターゲットが「自分に関係がある」と感じるような問いかけや、意外性のある映像、インパクトのあるメッセージを冒頭に配置する。
- 重要な情報を先出しする:スキップされることを前提とし、会社名や職種、最も魅力的な訴求ポイントを5秒以内に見せる・聞かせる。
- 広告らしくない見せ方をする:一方的な宣伝ではなく、物語仕立てにしたり、視聴者の悩みに寄り添うような構成にしたりして、広告色を薄める。
効果測定のノウハウ
YouTube広告は配信して終わりではありません。成果を最大化するためには、配信結果をデータに基づいて分析し、継続的に改善していく「PDCAサイクル」を回す必要があります。しかし、この効果測定と改善のプロセスには専門的な知識が求められます。
Google広告の管理画面では、表示回数、視聴回数、視聴率、クリック率(CTR)、コンバージョン(応募)数など、非常に多くの指標を確認できます。これらの数値をただ眺めているだけでは意味がありません。
どの指標が採用目標の達成に繋がっているのかを正しく見極め、数値が悪化している原因を特定し、改善策を実行する一連の運用スキルが求められます。
【YouTube広告】動画広告でパフォーマンス比較をするためには?設定、確認方法などを解説
【求人業界】YouTube広告にかかる費用の目安
YouTube求人広告の導入を検討する上で、最も気になるのが費用ではないでしょうか。
YouTube広告には決まった料金プランはなく、広告主が自由に予算を設定できるオークション形式が採用されています。そのため、少ない予算からでも始められる柔軟性がある一方で、目的達成のためには適切な予算設定が求められます。
YouTube広告の課金方式
YouTube広告の費用は、主に「広告が視聴されたとき」または「広告が表示されたとき」に発生します。求人広告でよく利用される代表的な課金方式は「動画視聴単価(CPV)」と「インプレッション単価(CPM)」の2つです。
動画視聴単価(CPV)
CPV(Cost Per View)は、広告動画が1回視聴されるごとに費用が発生する課金方式です。
ここでの「視聴」とは、ユーザーが広告を30秒以上再生した場合(動画が30秒未満の場合は最後まで再生された場合)、または動画広告に対してクリックなどの操作を行った場合を指します。単に表示されただけ、あるいはすぐにスキップされた場合には費用はかかりません
インプレッション単価(CPM)
CPM(Cost Per Mille)は、広告が1,000回表示されるごとに費用が発生する課金方式です。動画が視聴されたかどうかに関わらず、表示回数に基づいて課金されるため、多くのユーザーに広告を見てもらいたい場合に有効です。
求人広告として利用する場合の費用相場
YouTube求人広告の月額費用は、企業の規模や採用目標によって大きく異なります。一般的な目安として、月額10万円程度から始める企業が多いですが、より多くの応募者を獲得したい場合や、競争の激しい職種を募集する場合は、それ以上の予算が必要になります。
あくまで目安ですが、以下に月額予算の規模感を示します。
- スモールスタート(月額10万円~30万円)
まずは効果を試してみたい、特定の職種やエリアに限定して募集したい、といった場合に適しています。ターゲットを細かく設定し、無駄な配信を抑えながら運用することで、費用を抑えつつ応募を獲得することを目指します。 - 本格的な運用(月額30万円~100万円)
継続的に複数の職種で応募者を集めたい、採用活動の柱としてYouTube広告を活用したい場合に設定されることが多い予算規模です。より広範囲のターゲットにアプローチし、安定した応募者数を確保することを目指します。 - 大規模な採用ブランディング(月額100万円以上)
大手企業の新卒採用や、業界全体での認知度向上を目指す採用ブランディングなど、大規模なキャンペーンで設定される予算です。テレビCMのような使い方で、潜在層へ幅広くリーチし、企業の魅力を浸透させます。
求人広告に最適なYouTube広告フォーマットの種類
YouTube広告で求人活動を成功させるには、目的に応じて広告フォーマットを使い分けることが重要です。YouTubeには様々な広告形式がありますが、特に求人広告で頻繁に利用され、高い効果が期待できる主要なフォーマットは3つあります。
スキップ可能なインストリーム広告
スキップ可能なインストリーム広告は、動画コンテンツの再生前後、または再生中に表示される広告です。広告が始まってから5秒が経過すると、視聴者は広告をスキップする選択ができます。多くの企業が採用している、最も一般的な広告フォーマットの一つです。
求人広告でこのフォーマットを利用する最大の利点は、企業や仕事に本当に関心を持った候補者にのみ、広告費をかけてメッセージを届けられる点にあります。課金方式は主にCPV(Cost Per View)が採用され、視聴者が30秒以上広告を視聴したか、広告に対してクリックなどのアクションを起こした場合にのみ費用が発生します。そのため、関心のないユーザーがすぐにスキップすれば費用はかからず、コスト効率の良い広告配信が可能です。
インフィード広告
インフィード広告は、YouTubeのホームフィード、検索結果ページ、関連動画の横などに、動画のサムネイル画像とテキスト見出しで表示される広告です。以前は「TrueViewディスカバリー広告」と呼ばれていました。視聴者がそのサムネイルを能動的にクリックすることで、動画が再生されます。
このフォーマットは、視聴者自らが情報を探しているタイミングでアプローチできるため、非常に意欲の高い層にリーチできるのが強みです。例えば、「ITエンジニア 転職」や「営業職 やりがい」といったキーワードで検索しているユーザーに対し、関連する求人動画広告を表示させることができます。クリックされて初めて動画が再生されるため、視聴者の興味関心と広告内容が一致しやすく、質の高い応募につながる可能性が高まります。
インフィード広告とは?| メリット・デメリットや効果的なポイントを徹底解説!
バンパー広告
バンパー広告は、動画コンテンツの再生前後、または再生中に表示される、最大6秒間のスキップできない短い動画広告です。短い時間でメッセージを確実に伝えることを目的としています。
求人広告におけるバンパー広告の主な役割は、企業名や採用キャンペーンのキャッチフレーズを短時間で繰り返し伝え、幅広い層への認知度を向上させることです。課金方式はCPM(Cost Per Mille)、つまり表示回数1,000回あたりの単価で決まることが多く、低コストで多くの視聴者にリーチできます。スキップできないため、伝えたいメッセージを確実に視聴者の記憶に残すことが可能です。
YouTubeバンパー広告とは?メリット・デメリット・費用について
【国内】YouTube求人広告の成功事例3選
中小企業の特定職種における採用成功事例
中小企業においては、採用予算が限られる中で、いかにして求めるスキルや経験を持つ人材に効率良くアプローチするかが重要です。特に、専門職やニッチな職種の採用でYouTube広告は大きな力を発揮します。
ここでは、タクシー業界のイメージを刷新し、若手ドライバーの採用に成功した事例を紹介します。
採用課題 | タクシードライバーという職種に対して、「長時間労働」「低賃金」といったネガティブなイメージが先行し、特に若手人材の確保が困難な状況でした。従来の求人媒体だけでは、働き方の実態や魅力を伝えきれていませんでした。 |
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動画・広告施策 | 若手や女性ドライバーが生き生きと働く様子や、充実した研修制度、最新の配車アプリによる効率的な働き方などを紹介する動画を制作。「稼げる」「休みが取りやすい」といった求職者が本当に知りたい情報を、社員のリアルな声を通して伝えました。地域や年齢などでターゲティングを行い、インフィード広告やインストリーム広告で配信しました。 |
得られた成果 | YouTube広告配信後、応募数が従来の数倍に増加し、特に採用が難しかった20代から30代の若年層からの応募が飛躍的に伸びました。結果として、採用一人あたりの広告費用(CPA)も大幅に改善されました。 |
この事例から分かるように、ターゲットが抱えるであろう不安や疑問に対し、動画で具体的な答えを示すことで、業界のイメージを覆し、応募への心理的なハードルを下げることが可能です。
新卒採用で応募数が大幅に増加した事例
新卒採用では、学生が企業を選ぶ上で「社風」や「働く人々の雰囲気」を非常に重視します。テキストや写真だけでは伝わりにくいリアルな日常を動画で見せることで、学生の共感を呼び、入社後のミスマッチを防ぐ効果も期待できます。
Web制作やDX支援を行う成功事例B社は、YouTube広告を活用して新卒採用の応募数を大きく伸ばした好例です。
採用課題 | 企業の成長に伴い新卒採用を強化する中で、自社のカルチャーにフィットする学生からの応募を増やし、かつ選考過程でのミスマッチを減らすことが課題でした。 |
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動画・広告施策 | 「若手社員の1日密着Vlog」や「社員座談会」といった、学生が親近感を持ちやすい企画の動画を複数制作。仕事のやりがいだけでなく、時には大変な側面や、オフィスの何気ない会話なども含めて、ありのままの姿を見せることに注力しました。これらの動画をYouTube広告で配信し、自社採用サイトへ誘導しました。 |
得られた成果 | YouTube広告経由でのエントリー数が前年比で約300%という大幅な増加を達成しました。動画を視聴して企業のリアルな雰囲気を理解した上で応募してくる学生が増えたため、選考辞退率や内定辞退率の低下にも繋がっています。 |
作り込んだプロモーションビデオではなく、あえて等身大の姿を見せることで、学生は自分が入社後に働く姿を具体的にイメージできます。これが、エンゲージメントの高い応募者の獲得と、入社後の定着率向上に結びついています。
YouTube求人広告の効果を最大化する3つのポイント
YouTube求人広告は、ただ配信するだけでは期待する成果を得ることが難しい場合があります。ここからは、YouTube広告をよりパフォーマンスを上げていくポイントをご紹介いたします。
最初の5秒で惹きつける動画クリエイティブのコツ
多くのYouTube広告、特にスキップ可能なインストリーム広告では、最初の5秒が勝負です。この短い時間で視聴者の心を掴み、「もっと見たい」と思わせなければ、広告はすぐにスキップされてしまいます。求める人材が「自分のことだ」と感じるような、強いメッセージを冒頭に持ってくることが極めて重要です。
採用サイトや応募フォームへの動線を最適化する
どれだけ魅力的な動画広告を配信しても、応募までの道のりが複雑であれば、多くの候補者を途中で失ってしまいます。動画で高まった応募意欲を冷まさせないためには、広告をクリックした後の採用サイトや応募フォームへの動線を徹底的に最適化することが必須です。
リマーケティングで関心度の高いユーザーに再アプローチ
転職や就職は、すぐに決断するものではありません。多くの候補者は、複数の企業を比較検討しながら、時間をかけて応募先を決めます。そこで効果を発揮するのが「リマーケティング(リターゲティング)」です。
リマーケティングとは、一度自社の広告動画を視聴したり、採用サイトを訪問したりしたユーザーに対して、再度広告を配信する手法です。既に関心を持っている可能性が高いユーザーに絞ってアプローチするため、費用対効果の高い広告運用が実現できます。
運用が難しい場合は広告代理店への依頼も検討しましょう!
YouTube求人広告は効果的な手法ですが、動画制作から専門的な運用まで、自社だけで完結させるには多くのリソースとノウハウが求められます。
特に、日々の業務と並行して広告運用を行うのは、担当者にとって大きな負担となりかねません。
もし、リソース不足やノウハウの欠如に課題を感じる場合は、YouTube広告の運用を専門とする広告代理店への依頼が有効な選択肢となります。

まとめ
今回の記事では、企業求人を成功させるためにYouTube広告を始めようといった内容をご紹介しました。
採用市場が変化する現代において、YouTube広告は求職者に効果的にアプローチできる強力な手段です。精度の高いターゲティングで転職潜在層にもリーチでき、動画で社風をリアルに伝えることで採用後のミスマッチを防ぎます。
今回の記事を参考にYouTube広告を活用して応募数を増やしていきましょう!
この記事を書いた人

平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。