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【画像表示オプションは凄い】リスティング広告のクリック率が2〜5倍跳ね上がる|動的画像表示オプションについて

Google広告

リスティング広告

  • 2022年8月26日
  • 2022年8月26日

Google広告は定期的に機能がアップデートされて、1ヶ月管理画面を見ていないとあっという間に新しい機能や名称が変わったりします。そのため定期的にGoogleの動きを把握することが大切です。

その中で、「画像表示オプション」というオプション機能があります。2021年6月ごろにローンチされた新機能で、まだ知らなかった担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
「画像表示オプション」以外にもさまざまな広告表示オプションがある中で、1番クリック率が上がる施策とも言われております!

そこで「画像表示オプション」はどんな施策なのか、どんな効果があるのかなど解説いたします。

画像表示オプションとは

画像表示オプションはGoogle広告の管理画面内にある機能の一部です。画像表示オプションを設定すると検索リスティング広告のテキストバナーの右横に正方形もしくは長方形の画像が表示されます。

 

画像表示オプション例①

画像表示オプションの表示画面を見ると「これみたことあるかも!」と感じるかと思います。

2021年6月ごろにローンチされた時はモバイルデバイスのみ設定できておりましたが、2021年8月〜現在はパソコン、モバイル、タブレット全てのデバイスで表示されることが可能となりました。
画像表示オプションはGoogle広告の広告表示オプションの項目で入稿ができます。画像表示オプション以外にも広告に効果的なオプションが多数あります。

・サイトリンク表示オプション
・電話番号表示オプション
・コールアウト表示オプション
・構造化スニペット表示オプション
・アプリリンク表示オプション
・レビュー表示オプション
・住所表示オプション

Google・Yahoo電話番号表示オプションの設定方法!CV計測まで徹底解説。

画像サイズ

画像表示オプションでは、広告のキーワードとの関連性の高い画像を最大20枚までアップロードできます。Googleでは画像のサイズには厳格な規定があります。その規定を通らないと広告配信することはできません。そのため以下の規定を確認してみてください。

 

ファイル形式 PNG・JPG・静止GIF
アスペクト比 スクエア:1×1
横向き:1.91×1
画像解像度 スクエア:最小300ピクセルx300ピクセル・(推奨)1,200ピクセルx1,200ピクセル
横向き:最小600ピクセル×314ピクセル・(推奨)1,200ピクセル×628ピクセル
ファイルサイズ上限 5,120 KB
推奨される画像のセーフエリア 1番重要なコンテンツを中央寄り80%以内に配置

導入メリット

リスティング広告とは

クリック率が上がる

画像表示オプションは、リスティング広告のテキストバナー右横に画像が表示されるオプションです。一般的にリスティング広告のテキストバナーのみで表示していると検索順位が最上位だとクリック率が約40%と圧倒的に高いデータとなりますが、画像表示オプションを導入すると例え検索順位が2、3位でも広告の視認性が上がりますので、クリック率も自然と上がってきます!
※テスト結果画像表示オプションを入れることで、クリック率約4倍上がりました。

ビジュアル面で訴求できる

画像表示オプションは、画像をオプション的に表示するので、その画像に魅力があるとユーザーがクリックというアクションを起こす確率が上がります。

導入が簡単

画像表示オプションは、Google広告の管理画面上で導入ができ、画像が準備できていると3分くらいで設定が終わっちゃいます。また、画像が準備できていないようでしたら、自社のウェブサイト上にある画像を使用することもできるので、手間もかかりません。

画像表示オプションの入稿方法

上記で画像表示オプションについてご紹介いたしました。
実際どのように入稿するのか下記を参考にしてください。

①Google広告の管理画面にログイン

②左のカテゴリーから「広告」をクリックし、「広告表示オプション」をクリック

画像表示オプション①

「青色のプラスマーク」もしくは「画像」の項目を選択

画像表示オプション②
④適用する「キャンペーン」を選択、「プラス画像」アイコンをクリックし、表示させたい画像をアップロード
画像表示オプション④
⑤保存をして入稿完了!

注意事項

画像表示オプション導入する際に確認しておくと良い注意事項がございます。

審査落ちになりやすい画像を使用していないか

✓画像サイズが小さすぎていないか
✓画像にテキストやブランドロゴなど含まれていないか
✓内容がわかりづらく切り抜かれていないか
✓画像がぼやけていないか
✓複数の画像が結合されていないか
✓画像の空白部分が多くサービスの内容がわかりづらくなっていないか
✓ヌード写真や皮膚と判断される部分が多い画像ではないか

画像表示オプションの利用要件

✓広告アカウントの開設から90日以上が経過しているか
✓これまで広告ポリシーに遵守しているか
✓広告アカウントのカテゴリーがアルコールやギャンブルなどに該当しないか

キーワード・広告文に関連性の高い画像を利用する

✓広告見出し・説明文・キーワードに合わせて、どの画像パターンが最も高いパフォーマンスがでるかテストをおこなっているか

アップデート内容

Google広告は定期的にアップデートされているなか、画像表示オプションも進化を続けています!

動的画像表示オプションの言語が拡張

画像表示オプションがローンチされた時は、英語のみ利用が可能でしたが、現在は日本語含めすべての言語で利用ができるようになりました。

全てのデバイスで使用可能

ローンチ時はモバイルデバイスのみで画像表示オプションが出ておりましたが、2021年8月にパソコンとタブレットで表示されるようになりました。

動的画像表示オプションについて

画像表示オプションと間違いがちなものが「動的画像表示オプション」になります。リスティング広告のテキストバナーに画像が表示されるのは同じですが、動的画像表示オプションは画像を事前に設定するのではなく、広告のランディングページから動的(自動的)に関連性の高い画像がピックアップされるものです。

ただし、画像表示オプションが設定されている場合、動的画像表示オプションより画像表示オプションが優先的に表示されます。動的画像表示オプションよりも画像表示オプションは画像を細かく設定ができる点から運用には向いております。

まとめ

今回は、「画像表示オプション」についてご紹介いたしました。
画像表示オプションは、リスティング広告のテキストバナーの右横に画像で訴求されるもので、視認性が上がりクリック率が2倍ほど上がる点と設定が簡単にできるのでやらない理由はないです。ただし、画像の規制が厳しいので、審査落ちしてしまうケースが多々あります。この記事では、入稿する際の注意事項や動的画像表示オプションについてもご紹介いたしましたので、ぜひこの記事で画像表示オプションを導入検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

平井 和貴

平井 和貴

株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。