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【Google/Yahoo】リスティング広告審査の時間や基準・審査落ち対策を解説
リスティング広告
- 2022年12月5日
- 2022年12月5日
Google広告やYahoo広告などのリスティング広告を配信していると「審査がどれくらいで完了するのか」という審査の時間のついて気になっている方も多いかと思います。
GoogleやYahooのリスティング広告を運用している方の中には「審査がなかなか完了しなかったり、何度入稿しても審査が通過できなくて悩んでいる」という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回がGoogle、Yahooのリスティング広告において「審査時間や基準、審査落ちの対策」について解説していきたいと思います。
今現在審査について確認したい方は、ぜひチェックしてみて下さい。
目次
リスティング広告の審査にかかる時間はどれくらい?
さてまずは「リスティング広告の審査にかかる時間・期間」について説明していきたいと思います。
現在日本国内で利用されている90%以上はGoogleとYahooの検索エンジンで検索されています。
その為今回は、GoogleとYahooの広告審査の時間について確認していきたいと思います。
Google広告の審査時間・期間
まずは国内シェア率1位を誇る「Google広告の審査時間・期間」についてです。
Googleリスティング広告の審査にかかる時間は、通常1営業日以内に完了します。
しかし広告の入稿内容によっては、1営業日以上かかる場合もあります。
例えば入稿内容がポリシーに準拠しているかどうか判断が難しい場合や、入稿している広告の業界や商材自体の審査が厳しい場合には時間がかかってしまうことがあります。
ですが通常1営業日以内に完了しますので、もし2営業日以上ステータスが審査中の場合には、Googleサポートに問い合わせするのが一番早いです。
入稿内容に全く問題がない場合にもシステムが作動せず、問い合わせをしないとずっと審査中になっているということも少なくありませんので、審査中の期間が長い場合には問い合わせして解決しましょう。
Yahoo広告の審査時間・期間
続いては「Yahooリスティング広告の審査にかかる時間・期間」についてです。
Yahooは国内シェア率2位の検索エンジンとなっています。
Yahoo広告の審査にかかる時間は、約3営業日以内に審査が完了します。
Yahoo広告の審査はGoogle広告と比較すると少し期間が長い為、注意が必要です。
また大量入稿を行う場合には3営業日では審査が完了しない場合もあるので十分余裕を持って入稿作業を行うと良いでしょう。
またYahooはポリシーに関する審査落ちも厳しい部分もある為、Googleで通過できた広告がYahooでは審査落ちしてしまうこともあります。
リスティング広告の審査基準は何か?
では「リスティング広告における審査基準」とはどんなものがあるのでしょうか。
GoogleやYahooでは各広告ポリシーに準拠していない広告は審査落ちされてしまいます。
その為審査基準を事前に確認した上で入稿を行うと良いでしょう。
Google広告の審査基準
まずは「Googleリスティング広告の審査基準」について解説します。
Google広告では主に4つの広告ポリシーによって基準が設けられています。
- 禁止コンテンツ
- 禁止されている行為
- 制限付きのコンテンツと機能
- 編集基準と技術要件
各広告基準に関しては下記のURLを参考下さい。
参考:https://support.google.com/adspolicy/answer/6008942?hl=ja
Googleではシステムによる自動評価と人間の手による手動評価の2つから広告ポリシーに準拠しているかどうかを判断する為、仮に審査が通過できたとしても追審査で不承認となるケースも多いです。
また広告ポリシーに準拠せず、何度も繰り返し悪質な広告配信を続けると最悪の場合アカウントが停止され、広告が配信出来なくなることも稀にありますので注意が必要です。
Yahoo広告の審査基準
続いては「Yahooリスティング広告の審査基準」についてです。
Yahoo広告でも掲載基準に関する内容が明確に記載されています。
Yahoo広告では大きく分けて10つの広告掲載基準があります。
- 広告審査について
- ユーザーの利便性のための基準
- 表示に関する一般的注意点
- 掲載できない広告
- 業種・商品・サービスごとの掲載基準
- 薬機法に関する基準
- 個別の掲載基準
- 子供向け掲載基準
- 広告表現規制
- 広告商品・機能に対しての基準
- 詳しくは下記のURLを参考ください
参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/guideline/articledetail?lan=ja&aid=1491
Yahoo広告では、Googleよりも比較的審査が厳しい媒体です。
特に化粧品や医薬品など薬機法に関わる商品やサービスは広告文だけではなく、LPの内容なども細かく審査され、不承認となるケースも多々あります。
広告ポリシーに該当しそうな場合には、事前に審査基準を確認した上で制作から広告入稿まで行う必要がありますのでご注意下さい。
リスティング広告の審査の確認はどこでみる?
さてここからは「リスティング広告の審査の確認はどこで見るのか?」という点について見ていきたいと思います。
Googleの審査確認方法
まずはGoogleの審査確認方法についてです。
Google広告では管理画面上の「ステータス列」から審査の状況がどうなっているかを確認することができます。
作成した広告やアセットに関して表示項目のステータスを確認していただくと、審査が通過できているかどうかを確認できますのでチェックして見ましょう。
また詳しく知りたい方は下記のヘルプもチェックしておくと良いでしょう。
参考:https://support.google.com/google-ads/answer/6327680?hl=ja
Yahooの審査確認方法
続いてはYahoo広告の審査確認方法についてです。
Yahoo広告では管理画面上の表示項目「審査状況」から審査が通過できたかどうかを確認することが可能です。
また「審査申込日」や「審査完了日」といった表示項目を追加していただけると審査が落ち完了したかなどの日時を確認することも可能ですので合わせて確認してみてください。
さらに詳しく知りたいという方は下記のヘルプをチェックして見て下さいね。
参考:https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/display/articledetail?lan=ja&aid=75654
リスティング広告が審査承認済みなのに表示されないのはなぜ?
リスティング広告は審査が通過し承認済みの状態でも広告が配信されない場合があります。
例えば「キーワードの検索ボリュームが少ない場合」に、検索しても広告が表示されないということはよくあります。
また設定している「キーワードのマッチタイプが部分一致で登録している場合にも、自分自身で検索した際に広告が表示されない」ということもよくあります。
この場合には狙ったキーワードではなく、別の検索語句で広告が表示されている場合がありますのでマッチタイプの変更を試みると良いかと思います。
その他で言いますと「日別の予算による問題」もあります。日別で配信できる予算が足りず、広告媒体側で配信が制限されてしまっているケースです。
上記のような理由以外で広告が表示されないという場合には「入札方法による問題である場合」が考えられます。
CVのデータボリュームが少ない状態でCV数の最大化や目標CPAなどのCV目標に切り替えると急に広告が全く動かなくなる事象もケースとしてはあります。
入札方法によって配信がされなくなっている場合には、入札方法を切り替えない限り何をしても動かないという状態になりますので「クリック数の最大化」など自動入札のフェーズを下げて改善を試みると良いでしょう。
その他リスティング広告が表示されない原因については下記の記事などを参考にしてみて下さい。
【徹底解説】リスティング広告が表示されない18の原因と解決方法
リスティング広告で審査落ちされない対策とは
ではリスティング広告で審査落ちされないためにはどんな対策があるのでしょうか。
審査落ち対策について簡単にみていきたいと思います。
各媒体の審査基準を事前にしっかりと確認する
まず一番重要な点として「各媒体の審査基準を事前にしっかりと確認する」というのが鉄則です。
媒体の審査基準をしっかりと確認しておけば、ある程度審査をクリアできるかどうかの基準を知ることができます。
媒体の審査基準を確認せずに制作から広告まで準備して入稿まできたけれど審査が通過できない、となってしまうと最悪です。
事前に広告配信ができる業種や商品、サービスを確認しておきましょう。
広告代理店のサポートを受ける
続いては「広告代理店のサポートを受ける」という点です。
広告代理店は幅広い業種や商品、サービスで広告配信を実施しているため、審査についての経験値や知識が高いです。
そのためもし広告ポリシに準拠した広告を出したいと考えているならば広告代理店に依頼するのも1つの手でしょう。
※過去、悪徳な広告代理店によるポリシーを無視した違法な広告によって逮捕者が出ているケースもあるので一概の広告代理店だから信頼できるというわけではないので、代理店をしっかりと見極めることが重要です。
句読点や記号などに注意する
リスティング広告の広告文を入稿する際には「見出しや説明文の句読点や記号」に注意をして審査をするようにしましょう。
よくある審査落ちの一つとして使用する記号や句読点が対象となるケースがあります。
例えば見出しに?や!マークを入れてしまったり、句読点を立て続けに連続して入れてしまったりすると審査落ちしてしまいます。
広告を配信開始したつもりが、気づいたら審査落ちして全く動いていなかったということもありますので、チェックしましょう。
リスティング広告の審査に関する注意点
リスティング広告を入稿する際に注意するべき点をいくつか説明していきたいと思います。
これからリスティング広告を始めようと考えている方は事前にチェックしてみて下さい。
長期間の休日・祝日には注意
リスティング広告の審査で注意したい点として「長期間の休日・祝日」には注意が必要です。
例えばGWやお盆、年末年始などは媒体の審査が行われない、もしくは審査が通常よりも遅くなるケースがあります。
媒体側が休み期間に入ってしまうと、何かあった際に問い合わせサポート対象期間外となり受け付けてもらえません。
もし年末年始期間などに重要なプロモーションを控えている場合は、媒体側が休みに入る前に入稿を完了して審査を通しておきましょう。
審査中が終わらない場合はサポートへ連絡
続いてリスティング広告の注意点として「審査中が終わらない場合はサポートへ連絡」をしましょう。
審査中が一週間以上続いている場合は、待っても審査が終わらない可能性が非常に高いです。
原因としてはGoogleやYahooのシステムがうまく動いていない可能性があるためです。
その際にはサポートに問い合わせて手動対応してもらうか、新しく同様の広告を入稿し直しましょう。
追い審査に注意
Google、Yahooのリスティング広告では「追い審査」で広告アカウントが審査落ちになるケースもあります。
入稿後、うまく審査に引っかからずに広告配信が出来たとしても、その後審査落ちしてしまうことを指します。
どちらの媒体も自動と手動の審査があり、常に検索エンジンを安全の使用できるようパトロールされているため、ポリシーに準拠していない広告が承認済みになったとしても追い審査で落ちてしまいます。
ですので、審査が通過したからといってずっと承認済みのままで配信が出来るとは限りませんので、しっかり掲載後の配信も確認しておきましょう。
リスティング広告の審査に関するまとめ
今回の記事では「リスティング広告の審査」に関して基準や確認方法、審査落ち対策などについて解説しました。
GoogleやYahooでは媒体ごとに異なる審査基準があるため、Googleで審査が通過できたからYahooでも広告配信ができるというわけではありません。
また広告の審査が承認されても、配信中に審査落ちすることもありますので、広告配信後もしっかりと審査状況をチェックしておくことも重要です。
ぜひ今回の記事を参考に審査について、媒体のヘルプなどを詳しく確認してみてはいかがでしょうか。
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「どの広告代理店に依頼すべきか悩んでいる」という企業の方も多いかと思います。
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この記事を書いた人
西山 秀彦
Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。