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【Google広告最新情報】スマートショッピング広告がPーMAXにアップデート
Google広告
- 2022年6月8日
- 2022年6月8日
2022年開催されました「GoogleMarketingLIVE」では年内までにローンチされる新しいプロダクトや、アップデートされる機能などについて発表がありました。
今年2022年もGoogleサービス、Google広告の変化が大きい年になりそうです。
Google広告は機械学習によるオートメーション化が進んでおり、年内に新しくローンチされる機能も自動化による広告成果をあげる仕組がさまざま導入される予定です。
その中でも現在Googleが力を入れている新しいプロダクトが「PーMAX」です。
今回はPーMAXについてのアップデート情報をご共有します。
目次
SCD(スマートショッピング)はPーMAX(パフォーマンスマックス)に
画像引用元:https://www.blog.google/products/ads/drive-sales-and-reach-more-customers/
通販サイトでは必要不可欠とも言えるショッピング広告。
そしてショッピング広告から、新しくローンチされたのがSCD(スマートショッピング)広告です。
スマートショッピング広告は、通常のショッピング枠だけではなく、ディスプレイ枠やGmail枠などにもデータフィードを活用して拡張配信ができる違い、メリットがあります。
スマートショッピングの到来により、通常ショッピング枠では配信ボリュームが出なかったサイトも、幅広い枠に配信ができることによりショッピング広告の配信量も多く出せるようになりました。
また配信量の変化や動的プロスペクティングによる配信精度の向上等にともない費用対効果の上昇、新規顧客の獲得増加にもつながり、現在ではECサイト運営において柱となるプロダクトとなっています。
そんなスマートショッピング広告ですが、2022年7月より新しいローンチされたプロダクト「P-MAX」にアップグレードされます。
アップグレードの完了期間は2022年9月を目処に各広告アカウントから順々にアップグレードが完了する予定です。
P-MAX(パフォーマンスマックス)広告とは何か
画像引用元:https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max/
Google広告から2021年新しくローンチされたプロダクト「P-MAX」ですが、主にどんな機能があるのでしょうか。
P-MAX(パフォーマンスマックス)広告とは簡単に言うと、Google広告で設定できる全ての広告枠で広告が配信可能なプロダクトです。
ターゲットの設定は、主にオーディエンスの設定を詳細に絞ることができ、ビジネスに関連するユーザーにターゲティングが可能です。
配信できるネットワークは検索(リスティング)、ディスプレイ、ショッピング、ディスカバー、マップGmailと、全ての配信枠を網羅しています。
パフォーマンスマックス広告によって今まで機会損失となっていたユーザーや配信枠へ、より的確に配信ができるようになります。
P-MAXへ変更によるスマートショッピングの対応
7月から9月に向けてスマートショッピングは自動的にP-MAXへとアップグレードされます。
その際には特に何かを対応する必要はありません。
自動アップデート後、新しくスマートショッピングキャンペーンの作成は出来なくなります。
スマートショッピング広告のステータスが「有効」または「一時停止中」で、終了日に将来の日付が設定されている既存のスマートショッピング キャンペーンは、同じステータスの新しいP-MAX キャンペーンへとアップグレードされます。
アップグレード前のキャンペーン設定と予算は、同一または同等の機能を備えた P-MAX に自動的に移行されます。
PーMAXは今後重要なプロダクトへと成長
今回は、Google広告の最新情報として、スマートショッピング広告からPーMAXへのアップデート情報について説明しました。
現在GoogleではPーMAXに非常に力を入れており、フル配置によるオートメーション化を進めています。
わざわざ配信面を考えず簡単に設定ができ、しかもパフォーマンスが向上する。そうなればGoogle広告に出稿する企業も増加し、Googleとしても広告主としても大きなメリットにつながります。
代理店側では、データ分析に更にリソースを当てることができ、サイト設計やテキストの改善、ターゲットへのアプローチの改善などCVR・LTVの向上を進めることが出来ます。
まだPーMAXを利用していない広告主の方は、ぜひこの機会にPーMAXを利用してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
西山 秀彦
Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。