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【最新情報】Google Marketing live 2022での発表まとめ
Google広告
- 2022年5月30日
- 2022年5月30日
近年Googleでは、Marketing live streamという今後ローンチされる予定の新しいプロダクトや機能の紹介、すでにローンチがされている新しいプロダクトの実績等、ビジネス拡大における重要なヒントを得ることができるlive配信が毎年実施されています。
現在Google広告など、Googleのサービスを活用してビジネスの成長を目指している企業にとっては非常に役に立つ情報の公開がされておりますので、ぜひともチェックしたいところです。
そこで今回は「Google Marketing live 2022で発表された新しいプロダクトや機能」について完結にまとめました。
これからさらに自動化が進んでいくことが、今回の発表でも予測されます。
それでは早速見ていきましょう。
目次
- 1 Google Marketing liveで発表された項目まとめ
- 1.1 Youtubeショート内で動画広告・アプリ広告・ショッピング広告の表示が可能になる
- 1.2 Discoverに短い動画アセット・枠が導入
- 1.3 ディスプレイ&ビデオ360(旧DoubleClick Bid Manager)を使用してコネクテッドテレビアプリで、アフィニティ カテゴリ、購買意向、ユーザー属性に基づくオーディエンスにリーチできるようになる
- 1.4 全ての広告アカウントでP-MAX(パフォーマンスマックス)広告が利用可能になった
- 1.5 P-MAXキャンペーン内でのABテストツールが導入される
- 1.6 検索広告360でFloodlight コンバージョン入札戦略が利用可能になった
- 1.7 マーケティング目標で店舗販売目標が利用可能になる
- 1.8 分析情報がアップデート
- 1.9 レスポンシブ検索広告の自動作成アセットが導入される
- 1.10 レスポンシブディスプレイ広告のレイアウトがアップデートされる
- 1.11 Youtube向けに最適化されたテンプレートがローンチ
- 1.12 最適化スコアを適用できる対象のキャンペーンが全キャンペーンで可能になる
- 1.13 リード表示オプションがアップデートされる
- 1.14 コンバージョンリフト測定テストがGoogle広告、ディスプレイ&ビデオ360で導入される
- 1.15 グローバルサイトタグがアップデート
- 1.16 リマーケティング、インタレストベース広告がアップデート
- 2 Google Marketing live 2022での発表まとめ
Google Marketing liveで発表された項目まとめ
今回、Google Marketing liveでは多数の最新情報が発表されました。
発表された内容は下記の通りです。
・Youtubeショート内で動画広告・アプリ広告・ショッピング広告の表示が可能になる ・Discoverに短い動画アセット・枠が導入 ・ディスプレイ&ビデオ360(旧DoubleClick Bid Manager)を使用してコネクテッドテレビアプリで、アフィニティ カテゴリ、購買意向、ユーザー属性に基づくオーディエンスにリーチできるようになる ・全ての広告アカウントでP-MAX(パフォーマンスマックス)広告が利用可能になった ・P-MAXキャンペーン内でのABテストツールが導入される ・検索広告360でFloodlight コンバージョン入札戦略が利用可能になった ・マーケティング目標で店舗販売目標が利用可能になる ・分析情報がアップデート ・レスポンシブ検索広告の自動作成アセットが導入される ・レスポンシブディスプレイ広告のレイアウトがアップデートされる ・Youtube向けに最適化されたテンプレートがローンチ ・最適化スコアを適用できる対象のキャンペーンが全キャンペーンで可能になる ・リード表示オプションがアップデートされる ・コンバージョンリフト測定テストがGoogle広告、ディスプレイ&ビデオ360で導入される ・グローバルサイトタグがアップデート ・リマーケティング、インタレストベース広告がアップデート |
今年度のGoogle Marketing liveでは、多数のアップデートや新機能のローンチがされました。
2022年はさらにGoogle広告が大きく変化していきますので、最新情報の理解を進め、常にGoogleの最新技術に適した広告設定や配信を強化していくことが重要となります。
それでは今回発表された項目について具体的に見ていきます。
Youtubeショート内で動画広告・アプリ広告・ショッピング広告の表示が可能になる
Youtubeショートとは、Youtubeで最大60秒までの短編動画を公開できる機能です。
Youtubeショートでは、通常の動画とは異なりより短い時間でコンテンツを楽しめる魅力があり、視聴するユーザーも多数となっています。
今回のローンチではそのYoutubeショート内で、動画やアプリ広告の配信が可能になります。
またキャンペーンに商品フィードがリンクされている場合には、ショッピングフィードを活用した広告の配信もできるようになります。
Discoverに短い動画アセット・枠が導入
ファインド広告やパフォーマンスマックス広告で配信ができるDiscover広告。
Googleで検索する際の検索窓の下部にネイティブで表示される広告です。
今回のアップデートでは、このDiscover枠に短い動画アセットが導入され、動画の表示や広告枠が設置される予定となっています。
ディスプレイ&ビデオ360(旧DoubleClick Bid Manager)を使用してコネクテッドテレビアプリで、アフィニティ カテゴリ、購買意向、ユーザー属性に基づくオーディエンスにリーチできるようになる
ディスプレイ&ビデオ360を使用して、テレビでYoutubeやその他のコネクティッドアプリを利用した視聴のタイミングで、オーディエンスをより詳細にセグメントして広告配信が可能になります。
全ての広告アカウントでP-MAX(パフォーマンスマックス)広告が利用可能になった
ベータ版からリリースされたP-MAX(パフォーマンスマックス)広告ですが、2022年5月現時点でどの広告アカウントでも利用が可能となりました。
Googleの実績ではP-MAX(パフォーマンスマックス)広告を利用することで、現在と同額CPAを保ちながらコンバージョン数を約13%増加させることができる配信実績となっています。
そのため今後P-MAX(パフォーマンスマックス)広告を併用した広告運用の戦略もテストマーケティングとして重要となります。
P-MAXキャンペーン内でのABテストツールが導入される
現在P-MAX(パフォーマンスマックス)広告ではテストツールが用意されていませんが、年内で全世界の全広告アカウントでテストツールの利用が可能となります。
検索広告360でFloodlight コンバージョン入札戦略が利用可能になった
検索広告360で利用できる入札方法として、新しく「Floodlight コンバージョン入札戦略」が可能となりました。
Floodlightとは、Googleマーケティングプラットフォームで活用できるコンバージョントラッキングシステムです。
今回のアップデートで、コンバージョンを最適化する入札戦略が新たに追加されました。
マーケティング目標で店舗販売目標が利用可能になる
店舗ビジネス、販売向けの店舗販売目標が年内までにローンチされます。
来店数やローカルアクションに加えて、店舗ビジネスを拡大させる店舗販売重視に最適化されるキャンペーンで広告運用が可能となります。
分析情報がアップデート
分析情報のアップデートとして、以下3つの新しいレポートが展開されます。
1.アトリビューション分析情報
検索、ディスプレイ、YouTubeなどのGoogle サービスで広告がどのように相互に連携してコンバージョンの増加を実現しているかを確認できるアトリビューションの分析情報レポートがローンチされます。
2.予算分析情報
予算の分析情報では、予算を最適化できる機会の確認ができます。予算目標に対しての費用感なども確認ができるようになります。
3.自社データのオーディエンス分析情報
カスタマーマッチなどで作られたオーディエンスリストがキャンペーンのパフォーマンスにどれくらい影響しているのかを確認することができます。
レスポンシブ検索広告の自動作成アセットが導入される
現在レスポンシブ広告では自動で作成される機能がありませんが、年内までに自動作成アセットがローンチされます。
レスポンシブ広告は見出しが最大15つ、説明文が最大4つまで登録可能ですが、広告テキストを細かく分析して日々修正するのはかなり手間がかかります。
自動作成アセットが導入される事で、広告作成にかかるリソースの削減ができ、分析により力を注ぐことが可能になります。
レスポンシブディスプレイ広告のレイアウトがアップデートされる
レスポンシブディスプレイ広告のレイアウトで、全画面表示の縦型レイアウトが年内までに全ての世界で設定が可能となります。
全画面のレイアウトでは商品フィードと連携してスクロール可能な広告と動画がセットできるようになります。
Youtube向けに最適化されたテンプレートがローンチ
全ての世界でクリエイティブアセットの保存と管理が可能となりました。
さらにYoutube向けに最適化されたテンプレートが近日中にローンチされます。
ローンチ後、テンプレートを活用した動画広告の配信が可能となり、動画広告の参入企業が一層増えていくと考えられます。
最適化スコアを適用できる対象のキャンペーンが全キャンペーンで可能になる
今まで最適化スコアの適用対象ではなかったキャンペーンについても、今後全て最適化スコアが表示され適用できるようになります。
リード表示オプションがアップデートされる
広告表示オプションの一つであるリード表示オプションがアップデートされます。
今回のアップデートで、Googleから用意される質問項目の候補が約2500種類となり、カタログへの追加をアプローチすることもできるようになっています。
また数百種類のCRMとの連携が可能になり、より精度の高いユーザーベースの入札調整ができるようになります。
また見込み顧客の目標到達プロセスレポートも新しくなるようです。
コンバージョンリフト測定テストがGoogle広告、ディスプレイ&ビデオ360で導入される
年内までにGoogle広告、ディスプレイ&ビデオ360でコンバージョンリフト測定テストができるようになります。
コンバージョンリフト測定テストでは、ユーザーと地域に基づく増分コンバージョンを測定できます。
また検索数の増加テストでは、YouTube キャンペーンが Google 検索と YouTube でのオーガニック検索の促進に与える影響を評価できます。
グローバルサイトタグがアップデート
現在のグローバルサイトタグは、今後数週間のうちによりシンプルかつ合理的なタグにアップデートされます。
グローバルサイトタグは引き続き使用可能なため、差し替える必要はございません。
リマーケティング、インタレストベース広告がアップデート
プライバシーに配慮した新しいオプションが追加されます。
また年内までに広告センターがリリースされ、ユーザー側で広告の表示頻度の調整や、広告の種類の選択、またユーザーのデータがどのように活用されるのかを確認、指定することができるようになります。
今回のGoogle Marketing live 2022での発表の詳細は公式Googleヘルプより確認ができますので、詳細にチェックしたい方は、(Google Marketing Live 2022 でのサービスに関する発表のまとめ)をチェックしてみて下さい。
Google Marketing live 2022での発表まとめ
今回はGoogle Marketing live 2022で発表された今後のGoogle広告、マーケティン最新情報について説明しました。
最新情報を頭に入れて、今後Googleが展望する自動化をうまく自社の集客拡大につなげる戦略を考えていくことが重要です。
ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
この記事を書いた人
西山 秀彦
Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。