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Googleディスプレイ広告(GDN)の配信先の確認・除外方法。配信面を除外を決めるポイント

Google広告

ディスプレイ広告

  • 2023年3月4日
  • 2023年3月4日

リスティング広告に比べるとディスプレイ広告は設定する箇所が少ないことから、成果が出ないじゃないか。配信の精度が悪いんじゃないか。

そのような質問が多かったので、今回の記事では「Googleディスプレイ広告(GDN)の広告配信先の確認と除外設定」についてご紹介します。

ディスプレイ広告とは

まずはじめにディスプレイ広告というものはどういったものなのか。

ディスプレイ広告とは、ユーザーが閲覧しているWEBサイト上に画像メインで表示される広告のことです。現在では画像だけではなく、動画やテキストを入れるなど効果的な運用をおこなっている企業も増えてきています。

Google Display Networkの略で業界人はGDNと呼んでいることが多いです。

Yahoo!ディスプレイ広告が類似になるでしょう。ちなみにYahoo!ディスプレイ広告はYDAと略して呼んでいることが多いです。

ディスプレイ広告は、ブランディング(認知拡大)の目的にとても効果的なので、例えば新商品のプロモーションやテキストではサービスの良さが伝わりづらいなどの場合は、Googleディスプレイ広告を活用すると良いです。

Googleディスプレイ広告(GDN)の配信先

配信面

GDNの配信先は主にどのようなメディアに配信されるのでしょうか。

GDNの主な掲載面は以下のメディアになります。

  • 食べログ
  • YouTube
  • 教えてgoo
  • ライブドア
  • PIXIV
  • スマホアプリ
  • アメーバブログ

上記メディア以外にもGoogle AdSense(グーグルアドセンス)を埋め込んでいるWEBサイトにGDNが配信されます。

Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)の広告配信先については以下のリンクから参考にしてください。

GDN配信先の確認方法

実際広告を配信してGDNの配信先は確認できるのでしょうか。

Google広告の管理画面上でGDNが配信された場所を配信先ドメイン・アプリ名で確認することができます。

1.Google広告管理画面にログイン。

2.確認したいディスプレイ広告キャンペーンを選択

3.「コンテンツ」を選択

 

4.「広告が表示された場所」を選択

GDN配信面確認方法

GDN配信先の除外方法

プロモーション商材と関連性が低い配信先に掲載されても効果的な成果が見込めるかというと微妙なところです。

そういった場合は、配信先除外設定をすることで設定した配信先には広告が配信されなくなります。

1.Google広告管理画面にログインする。

2.確認したいディスプレイ広告キャンペーンを選択

3.「コンテンツ」を選択

4.「広告が表示された場所」を選択

5.除外したいプレースメントにチェック。編集から「広告グループから除外orキャンペーンから除外」を選択

GDN配信先除外設定

アプリ配信先の除外方法

アプリ面にGDNを配信している場合、少し変わった方法で配信先の除外設定を行います。

1.Google広告のエディターにログイン

※インストールができていないようでしたら以下のリンクからダウンロードください。

Google Ads Editorをダウンロード

2.Googleエディターを起動すると、左下に「管理」カテゴリーがあり、「キーワードとターゲット設定」から「モバイルアプリ カテゴリ 除外」を選択

3.「+除外モバイルアプリ カテゴリを追加」を選択

4.除外したいアプリ面を選択

配信先の除外を決めるポイント

GDNの配信先除外ができますが、分析していないのに 除外設定をしてしまうと逆効果の場合があります。

GDNの配信除外を決めるうえでポイントとなるものをまとめました。参考にしてみてください。

コンバージョン率(CVR)が低い。クリック率(CTR)が極端に高い

コンバージョン率が低い配信先は、自社商品・サービスと広告配信先の相性が悪いようです。

ターゲットとなるユーザーが訪問しているメディアに配信できないとコンバージョンには繋がりません。

また、クリック率が極端に高い場合は注意すべきです。GDNの平均クリック率が約1.0%です。その中、クリック率3.0~5.0%と高い状態だと無駄クリック無駄コストに繋がっている状況です。

自社で運用しているメディアの配信先

自社で運用されているメディアにGoogle Adsenseを埋め込んでいる場合、広告が配信されてしまいます。

その場合は配信先の除外登録をしても良いでしょう。

YDAで広告配信されているメディア

YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)を同様に配信している企業も多いでしょう。

その場合はもったいないことが発生しています。

YDA・GDN両媒体でYahoo!ドメインが設定されている場合、Yahoo!ドメインへ広告配信が重複してしまう可能性があります。

入札オークションが重複してしまうので、無駄コストに繋がってしまいます。

そのため、GDNではYahoo!ドメインの配信先は除外しても良いかもしれません。

まとめ

今回の記事では、GDNの配信先の確認と除外設定についてご紹介しました。

ディスプレイ広告はターゲット設定を細かく設定することで精度の高い配信ができ、成果につなげることができます。

今回の記事を参考に、現在のGDNキャンペンを見直してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

平井 和貴

平井 和貴

株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。