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ディスプレイ広告のプレースメントとは?メリット、設定方法など

ディスプレイ広告

  • 2022年1月24日
  • 2023年2月12日

こんにちは、株式会社FORCLEの平井です。

広告運用の改善ポイントの一つであるターゲティングは、種類がたくさんあるので各ターゲティング設定でどんな絞り込みができるのかなど、知識を入れておければ改善の道もスムーズに見つけることができます。今回の記事では、ターゲティング種類の「プレースメント」についてご紹介いたします。

プレースメントターゲティングとは

 
プレースメントターゲティングとは

プレースメントターゲティングとは、特定のWEBサイトやモバイルアプリ、動画など配信メディアを指定して広告を配信する手法です。逆に特定のWEBサイトやアプリなどの配信面に掲載しないという設定もできます。

GDN「プレースメントターゲティング」といい、YDAでは「プレイスメントターゲティング」と呼び方が異なります。

例えば、競合他社のサイトにプレースメントターゲティングをするなど、自社のサービスに類似のサイトに配信することで、最初からサービスに興味関心があるユーザーに広告配信することができます。競合他社のサイトに広告を配信することによって、比較対象に入り込んでいける点ともし「価格」や「実績数」などで特定のサイトと比べて上回っていたらそのまま他社見込みから自社見込みへ横取りすることができるずる賢い広告手法にもなります。

 

GDNとYDAの違いについて

GDNとYDAの違いを以下でご紹介いたします。

広告媒体 指定可能な配信先 配信面の設定方法
GDN

WEBサイト、アプリ、動画

(食べログ・YouTube)

・Googleの自動選定

・広告主によって手動でリスト化

YDA WEBサイト(Yahoo!ニュース、Yahoo!知恵袋などの関連サイト) ・広告主によって配信面のURLやアプリIDなど手動でカスタマイズ

プレースメントターゲティングのメリット・デメリット

プレースメントターゲティングはディスプレイ広告の配信手法の一つです。そのためターゲティング設定をすれば必ず効果が出るかというとそういうことではありません。メリットとデメリットを理解したうえでプレースメントターゲティングを設定すると良いと思います。

メリット

プレースメントターゲティングは、配信先別に入札単価を調整できるのが特徴です。また、広告配信を行う際に商材と関連性の高い配信面を指定する、または逆に関連性のない配信面を除外登録することでサービスに興味関心があるユーザーのみに配信できるためコンバージョン率も高くなる可能性があります。配信面を指定して広告配信するため少ない予算でも効果的に配信することができます。

デメリット

プレースメントターゲティングのデメリットは、配信面を指定することで、インプレッション(表示回数)が少なくなるほか、競合が多い配信面ではクリック単価が高くなる傾向があります。また、公開されて間もないサイトの配信面では配信されない面もございます。

 

関連性の高いメディアに配信するのは大切ですが、競合が少なそうな配信面を探して出すことでクリック単価が上がりすぎないように注意しましょう。

 

プレースメントターゲティングの活用の事例

プレースメントターゲティングでは、色々な活用方法があります。私が実際に経験したプレースメントターゲティングの設定で効果があった方法をご紹介いたします。

GDNの自動プレースメントターゲティング機能を使用

はじめに設定する際に、どこの配信面を選定すればよいのか分からない場合があります。GDNにある「自動プレースメントターゲティング機能」を使用すると自動的に複数の配信面を選定してくれる機能で、配信別の効果を御蔵別ことで度の配信面がいいのか精査することができます。効果があった配信面は手動プレースメントに変更しその面のみ指定することで確信のある選定をすることができます。

プレースメントターゲティングとキーワードを組み合わせる(GDN)

プレースメントターゲティングとキーワードターゲティングを組み合わせることで、指名したプレースメントの中でも、キーワードと関連性の高い配信面へ広告配信することができます。

例えば、ニュースサイトの場合指定したプレースメントの中でも、「経済」「スポーツ」「エンタメ」など関連性の低いページに出てしまう可能性があります。そこでキーワードターゲティングを行うことで、プレースメントターゲティングのみよりも的確に関連性の高い配信面に表示することができます。

※その他、「プレースメントターゲティングとユーザー属性」などターゲティングの組み合わせをすると、ターゲティングをより細分化することができます。

プレースメントーゲティングの設定方法

ここからは、プレースメントターゲティングの設定方法についてご紹介いたします。

1.キャンペーンのプラスボタンをクリックして、新規キャンペーンを作成いたします。プレースメントターゲティングは、特定の配信面ごとに入札単価を決めるため運用方法が異なります。そのため新しいキャンペーンを作成し、別枠として分析していきましょう。

プレースメントターゲティング設定方法①
2.「このキャンペーンで達成したい目標を選択」→「目標を設定せずにキャンペーンを作成する」に選択。
プレースメントターゲティング設定方法②
3.キャンペーンタイプは「ディスプレイ広告」を選択
4.キャンペーンのサブタイプを選択してください。→「標準のディスプレイキャンペーン」を選択
5.このキャンペーンで目標とする成果を選択してください。→「最終URLリンク先」を埋め込み。
プレースメントターゲティング設定方法③
6.キャンペーン名を設定
7.地域は「日本」に選択
8.言語も「日本語」に選択
プレースメントターゲティング設定方法④
9.重視している要素は何ですか?→「コンバージョン」に選択
プレースメントターゲティング設定方法⑤
10.広告予算を設定
プレースメントターゲティング設定方法⑥
11.広告グループを設定
12.ユーザーリーチする対象では、コンテンツターゲティングを開きプレースメントを選択
13.ターゲットとするプレイスメントの編集
14.  プレースメントの設定画面についたら、配信先にしたい特定のURLを入力
15.ターゲットの拡張については、オフに設定。
プレースターゲティング設定方法⑦
16.配信する広告文を作成
17.最後にキャンペーンを作成を選択
プレイスメントターゲット設定方法⑧
以上の流れのように進めていければ設定が完了いたします。
 

まとめ

今回は、「プレースメントターゲティングとは」についてご紹介いたしました。

プレースメントターゲティングとはどんなターゲティングなのかご理解いただけたでしょうか。活用方法と設定の仕方もブログ内に入れましたので、ディスプレイ広告で成果が停滞しているときはターゲティングを強化してもみると成果が変わったりすることがあるので、参考にしていただければと思います。

当社では、ディスプレイ広告含めWEB広告全般運用代行を行っておりますので、お気軽にご相談・お見積りのお問い合わせを頂ければと思います。

この記事を書いた人

平井 和貴

平井 和貴

株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。