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【最新アップデート】Google広告「ファインド広告」の新機能で成果改善可能に。
Google広告
- 2023年5月7日
- 2024年11月13日
今回のGoogle広告のアップデートでファインド広告が大きく変わります。
ファインド広告は効果がイマイチだから、活用しないという広告担当者も多いのではないでしょうか。
今回のファインド広告のアップデートによって、成果に繋がりやすい広告として期待できます。
目次
Google広告「ファインド広告」とは?
Google広告のファインド広告とは、Googleが保有するサービスの中でも特にユーザー数の多いDiscover、YouTube Home Feed、Gmailの広告配信枠に広告を掲載することができる広告です。別名「ディスカバリー広告」とも呼ばれています。
広告フォーマットは、Googleディスプレイ広告と同じで、画像や動画メインで訴求していく広告です。
ユーザーの行動履歴や動画視聴履歴などリマーケティング設定をすることで、より精度の高い広告配信ができるようになります。
【2023年3月】Google広告「ファインド広告」の最新アップデート
2023年3月、Google広告のアップデートによって、Googleファインド広告に新しい機能が搭載されました。
アップデート前までは、Google広告と言ったら「ディスプレイ広告」「検索リスティング広告」「P-MAX」などがメインになり、ファインド広告については成果が出づらい広告枠として言われていましたが、今回のファインド広告のアップデートによって、成果につながりやすい広告枠として進化していくと思います。
今回のアップデートによって変更になった内容を以下にまとめました。
- Google広告「ファインド広告」で商品フィード活用できるように
- データドリブンアトリビューションが設定可能に
- 商品単位のレポートが4月中にリリース
- コンバージョンリフト測定が可能に
Google広告「ファインド広告」で商品フィード活用できるように
ファインド広告で商品フィードを活用することが可能になりました。
ファインド広告へGoogle merchant centerの商品フィードを紐づけることで、ユーザーの行動、興味関心などに基づいてより精度の高い広告配信が可能になります。
商品フィードが活用できるだけでもとても進化したと感じると思いますが、クリエイティブ制作について手間をかける必要がありません。
商品フィードを活用することで、各商品ごとに画像を作成する必要があるかと思いますが、わざわざファインド広告用の画像を用意する必要がありません。
フィード内の画像と商品の詳細情報を基にファインド用のクリエイティブが作成されます。
ファインド広告で表示されている商品をクリックした場合、ユーザーがクリックした商品の詳細ページに誘導するため、ユーザーにストレスを与えずショッピングを楽しんでもらえる点は、大きなメリットです。
注意点があります。既存のファインド広告キャンペーンはアップデートが適用されないため、商品フィードを活用したい場合、新しくファインド広告キャンペーンを作成することで新機能を活用することができます。
データドリブンアトリビューションが設定可能に
ファインド広告でデータドリブンアトリビューションが設定可能になりました。
Google広告の機械学習(AI)にとても影響があり、広告の貢献度を自動に割り当てる「データドリブンアトリビューション」ですが、これまでファインド広告で設定出来なかったのですが、今回のアップデートによって設定が可能になりました。
Google Globalがデータドリブンアトリビューション以外のアトリビューションからデータドリブンアトリビューションに変更した際にどのくらい成果が変わるか調べました。その結果、データドリブンアトリビューションモデルに変更した広告アカウントがコンバージョン平均6%も増加しました。その調査からデータドリブンアトリビューションは成果が改善できる一つの対策になります。
また、入札戦略を「コンバージョン数の最大化」をデータドリブンアトリビューションと組み合わせることで成果が上がりやすいというデータもあります。
商品単位のレポートが4月中にリリース
商品単価のレポートを算出することができるようになりました。
商品単位のレポートとは、商品フィードを活用する際にGoogleマーチャントセンターカタログアイテムのパフォーマンスを表示回数やクリック数などの指標に合わせて可視化できるようになりました。
活用方法は、商品アイテムが多い企業の場合、どのタイプの商品がユーザーの興味を集めているのかなど確認することができ、売上向上に向けて改善することができます。
コンバージョンリフト測定が可能に
Googleはファインド広告でコンバージョントリフト測定テストを可能になりました。
コンバージョンリフト測定では、コンバージョンやWEBサイトアクセスなど、広告を見たユーザーが直接行ったアクションの数を測定することができます。コンバージョンリフト測定を活用することで、広告の最適化、売上改善、見込み顧客改善などの効果があります。
コンバージョンリフト測定のリリース自体は、2022年10月と昨年に導入されていましたが、今回のアップデートでファインド広告でも測定が可能になりました。
ただし、現状すべての広告アカウントが使用できるようではないみたいです。そのため、導入されていない広告アカウントについては、Googleの営業担当に相談すると良いでしょう。
まとめ
今回は、2023年3月にアップデートされた、Google広告「ファインド広告」について解説しました。
アップデートされた内容は「商品フィード活用」「商品単位レポートで可視化」「データドリブンアトリビューションの設定可能」「コンバージョンリフト測定が可能」の4つになります。
今回の記事を参考に新規でファインド広告を入稿し、ファインド広告でコンバージョンを増やしてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。