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【最新】どの媒体を選んだらいいの?ライブコマースおすすめのプラットフォーム

EC業界

  • 2023年1月14日
  • 2024年11月13日

ライブコマースに興味をお持ちのマーケティング担当者の中には、企業のプロモーションしたい商品に適したライブコマースのプラットフォームは何になるのかなど質問が多かったので、今回の記事では「ライブコマースのプラットフォームについて」ご紹介いたします。

プロモーションの商品や目的によって、適している媒体は異なってきます。各媒体の特徴を理解したうえで、適切なプラットフォームでプロモーションをおこない、ブランディングやリーチを拡大していきましょう。

ライブコマースとは?

ライブコマースとは

ライブコマースとは、リアルタイムの動画配信によってECサイトでの購入を促す戦術です。

配信者は、動画配信プラットフォームやSNSなどを通して、視聴ユーザーに対して商品を紹介します。動画に購入詳細ページへのリンクを設置することで、動画を視聴しているユーザーが商品に興味を持って、終わりではなく購入という目的に促すことができます。

ライブコマースは、テレビショッピングと類似した手法ですが、実施するためかかる費用が異なります。
テレビショッピングでは、実施するための費用が多くかかり、また売上数に応じた成果報酬があるパターンもあります。ライブコマースはテレビショッピングと比べて大幅な初期投資がかからず、動画を撮影する機材とネット環境が整っていればコストをかけずに手軽に取り組むことができる手法です。

プラットフォームの種類

ライブコマースのプラットフォームは大きく4つのカテゴリーに分けられます。

カテゴリーごとにメリットとデメリットがあります。最後までご覧ください!

  • SNS型
  • ECモール型
  • SaaS型
  • アプリ型

SNS型

SNSの機能としてある「ライブ配信機能」を活用して、ライブコマースを行う方法です。

メリット

スマートフォン一台からライブ配信することができるため、コストをかけずに始めていきたい方や手軽に始めたい方にもおすすめです。
また既にフォロワーがいる場合、フォロワーに対してアプローチができることと新規のファンの獲得も見込めます。

デメリット

SNS上にカート機能が連携されていないケースもあります。視聴者がスムーズに購入まで連れていく動線ができないと思うように結果に繋がらないケースがあります。

ECモール型

ECモール内に「ライブ配信機能」が搭載されているモールでライブコマースを行うことができます。
※ECモール~実際の複合ショッピングモールのように一つのショップ内に複数の出品店があるもので、それをインターネット上で行なっているものです。

メリット

ECモールでライブ配信ができるため、ecモール自体に集客のパワーがあれば、相乗効果があり多くのユーザーにアプローチすることができます。

デメリット

視聴者数は伸びる傾向はありますが、商品の購入率で見ると課題があるようです。ブランディングとして活用すると良いでしょう。

SaaS型

自社で作成済みのECサイト(オンライン販売のWEBサイト)にライブ配信のツールを埋め込んでライブコマースができます。

メリット

自社ブランドが確立できている店舗であれば自社ECサイトからライブ配信で集客を上げることができます。また、自社サイトでライブ配信を行うことで新規のファン獲得することができ、リピーターとして繋げやすいです。

デメリット

ライブ配信のツールを導入するため、初期投資やランニングコストが発生してしまいます。

アプリ型

ライブ配信を専門としたアプリでライブコマースを行うことができます。ライブ配信アプリには既に多くのファンを獲得している配信者がいます。(インフルエンサー・ライバー)

メリット

インフルエンサーを活用したライブコマースができるため、簡単に集客を伸ばすことができ商品の認知拡大を圧倒的なスピードでできます。

デメリット

インフルエンサーを利用するとなると配信者の配信スキルなどが重要になってくるので、厳選な精査が必要です。また、視聴者のほとんどがインフルエンサーへのファンが多いため、既存のブランドのファンなどとのコミュニケーションが難しいです。コスト面でも少し負担が大きくなるケースがあります。

おすすめライブコマースのプラットフォーム【SNS型】

  • Instagram
  • Facebook
  • YouTube

Instagram

Instagram

InstagramはSNSのひとつで、写真や動画の投稿をメインとしているサービスです。

これまでのSNSよりビジュアル重視となっているため、オシャレな写真を撮影して投稿するユーザーが多く見られます。「インスタ映え」という言葉が生まれていることからも、Instagram人気の高さがうかがえます。

いまでは、Instagramを活用して収益を得る「インスタグラマー」といわれる職業までも生まれています。

引用:https://www.nojima.co.jp/support/koneta/38275/

Facebook

Facebook

Facebookとは、世界最大の実名登録制のSNSです。

他のSNSと違い基本的に実名で利用するというルールがあるのが特徴です。実名登録制の為、友人とのコミュニケーションも取りやすいです。

日本国内のユーザー数はLINE、Twitterなどに次いで第4位となっています。若い年層は少ないですが40代から60代の利用者が多いです。

YouTube

YouTube

知名度No.1世界最大級の動画配信プラットフォームです。

YouTubeでは、ユーザーが自分で撮影した動画をWeb上にアップロードし、他のユーザーと共有することができる。アップロードされたムービーファイルはFlash形式(FLVファイル)に変換され、PCの環境を選ばずにWebブラウザで閲覧できるようになっている。

ライブコマースのプラットフォーム【ECモール型】

au PAY マーケット

au PAY マーケット

「au PAY マーケット」とは、元々「auショッピングモール」と「DeNAショッピングモール」が統合して生まれた「au Wowma!」でした。

2020年5月に「auPayマーケット」へと変更しました。

ライブコマースのプラットフォーム【SaaS型】

  • LiveKit
  • TAGsAPI
  • Live cottage
  • HandsUP

LiveKit

LiveKit
 
BIPROGYが運営する「Live Kit」。

TAGsAPI

TAGsAPI

Mofflyが運営する「Moffly」。

Live cottage

futureshop

フーチャーショップが運営のライブコマース機能「Live cottage(ライブコテージ)」。

HandsUP

HandsUP

HandsUPとは、株式会社17Media Japanが運営しているライブコマース支援サービスです。

ライブコマースのプラットフォーム【アプリ型】

  • SHOWROOM
  • LINEライブ
  • 17LIVE

SHOWROOM

showroom

SHOWROOM(ショールーム)は、SHOWROOM株式会社が運営する、iOS端末やAndroid端末、PCからライブ配信および視聴を行えるストリーミングサービスです。

LINEライブ

LINEライブ

LINE LIVE(ライン・ライブ)は、LINE株式会社が運営するコミュニケーションアプリLINEによるライブ配信プラットフォーム。

17LIVE

17LIVE

17LIVEは、世界で5000万ユーザーが楽しむライブ配信サービス。
歌や楽器演奏、趣味やペットの話、ゲーム配信など、何気ない日常をリアルタイムで配信・視聴することができます。

ライブコマースの事例

UNIQLO(ユニクロ)

UNIQLO LIVE STATION

株式会社ユニクロは、2020年に「UNIQLO LIVE STATION」というライブコマースを開始しました。

2022年に行われたライブ配信内容は、「身長別ベストアウター紹介」「骨格診断タイプ別 トップス&ボトムス紹介」「カラー診断別 シャツ&ボトムス紹介」。

BEAMS(ビームス)

BEAMS(ビームス)

「BEAMS(ビームス)」は、日本のファッションブランド。2020年のコロナ禍の時期に、自社ECサイトでライブコマース(BEAMS LIVE)を実施しました。

ライブ配信者は、BEAMS(ビームス)クリエイティブディレクター担当者とディレクター担当者。

内容は、BEAMSの社員がおすすめするコーディネートを紹介。約1時間で6,000人以上が視聴し、約100万円以上の売上を作ることができました。

まとめ

今回の記事では「ライブコマースのプラットフォーム」についてご紹介いたしました。

ライブコマースのプラットフォームは様々な種類があり、現時点で続々新しいプラットフォームが登場してます。
ライブコマースを成功させるためには、プラットフォームの精査が重要です。プロモーションの目的や商品に適した媒体を決めるためにも今回の記事を参考に一つ一つの媒体を理解したうえで、選定すると良いでしょう。

また、ライブコマースを実際に実施し、成功した企業の紹介をしました。紹介したのはどちらかと規模が大きい企業ですが、ライブコマースの需要は年々上がってきているため、今後中小企業の成功例も増えてくると思います。

この記事を書いた人

平井 和貴

平井 和貴

株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。