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【新機能】Youtube動画広告でナレーションを簡単に追加できる機能がリリース

YouTube広告

  • 2022年8月4日
  • 2022年8月4日

今や多くの企業が活用しているYoutube広告。

まだブランドや商品・サービスを知らないユーザーへ一瞬で興味をひくことができるのがYoutube広告の強みでもあります。

そんな視覚的な動画コンテンツでアプローチするYoutube広告ですが、実は成果を上げる上で音声が非常に重要でもあります。

ですが、ナレーションなどの音声はなかなか自社で用意することが難しく対応できていない企業も多い現状があります。

今回はそんな課題に対してGoogleが新しくリリースした「ナレーション追加の新機能」について説明をしていきながら、今後の自社動画制作から広告配信の可能性についてもみていきたいと思います。

Youtubeにナレーションなどの音声は重要なのか?

Youtube広告 ナレーション追加機能

そもそもYoutube広告にナレーションなどの音声は重要なのでしょうか。

実はYoutube広告では、ユーザーの注目を集めて興味を沸かせ、その後のアクションを促す上でナレーションなどの音声が重要な役割を果たしている」という結果がGoogleが調査しているデータから分かっています。

この調査ではYoutubeに掲載されている何千もの広告を対象にして成果の違いをチェックした結果であり、その結果から動画と合わせて音楽や効果音、ナレーションなどの音声を組み合わせた動画の成果の高さが調査で判明しています。

この事からYoutube広告を配信する際には「いかに音声が重要であるか」という点が理解できます。

Youtube広告の音声における企業の課題

Youtube広告 ナレーション追加機能

Youtube広告を配信していく上で、音声の重要性はどんな企業でもなんとなく理解はしているかと思います。

ではなぜ音声あるいはナレーションのない動画広告がYoutube上でまだまだ配信されている現状があるのでしょうか。

それは制作側で大きな課題があるためです。

もし自社でYoutube広告用の動画を撮影する際は、まず動画を撮影するというハードルがあります。

普段撮影をするようなことがない会社にとってはYoutubeを自社で始めたい際に壁となる部分かと思います。

続いては編集です。良い動画素材を撮影できたとしても編集技術がなければクオリティの高い広告用動画は作ることが出来ません。

そしてその際編集の工程で発生する大きな壁のひとつが「音声」です。

音声に関していうとBGMのような音楽には著作権があるため、制作なしの場合はフリー素材を使用していく事となります。

またナレーションなどの音声をつけたい場合は、ナレーションのもととなる人間の声の音声が必要になります。

このような音声によるABテストをスピーディーに行いたいとなるとどうしても自社では作成していくリソースがかかってしまい、結果できないという状態で妥協してしまうパターンが多いです。

外注する場合にもリソースという部分は削減できますが、コスト面が高く、多くの企業にとっては何度も修正・PDCAを回してスピーディーに改善していくということが難しい場合がほとんどです。

そんな課題に対してもGoogleは既に理解しており、今回その課題を簡単に解決できる「ナレーションの新機能」をリリースしたかたちとなります。

Youtube動画広告の新機能「ナレーション追加機能」とは何か

Youtube広告 ナレーション追加機能

今回Youtubeの動画広告にて新しくリリースされたナレーション追加機能」ですが、この機能はGoogleのAIテクノロジーを活用した高品質のナレーションを簡単かつスピーディーに作成ができる機能です。

この新機能は、ナレーションに変換したいテキストを入力するだけで自然な音声へと変換されYoutube広告の動画に組み合わせることができま

ナレーションの音声の質ですが、従来のようなぎこちない機械音ではなく、より人間らしいナチュラルで違和感のない音声が瞬時に作られます

さらに音声は約7種類ものバリエーションが用意されており、高クオリティのナレーションがどんなテキストにも対応できるようになっています。

実際に使用する場合には広告のアセットライブラリから利用が可能です。

ナレーション機能に対応している言語

現在(2022年8月時点)、ナレーション機能に対応している言語は下記の通りです。

  • 英語
  • フィリピン語
  • フランス語
  • ヒンディー語
  • インドネシア語
  • 韓国語
  • マレーシア語
  • 中国語
  • スペイン語
  • スウェーデン語

となっており、日本語にも今後対応される予定となっていますので、今後に期待が高まります。

今後の動画広告市場は伸びていく?

現在、通信システムが5Gとなった影響もあり、これまでスマホなどの端末ではデータ容量が大きく読み込みに時間がかかっていた動画は、瞬時に再生ができるようになりました。

そんな時代の変化に合わせて動画市場、動画制作、動画広告といった動画の需要が急速に伸びております。

今後もこの流れはさらに勢いを増して伸びていくと考えられており、動画の重要性がますます大きくなっていくことでしょう。

動画業界の発展に合わせて、動画の制作や編集がより簡単に自社で作れるようにもなっていくではないかとも想定できます。

現にGoogleでも広告管理画面上でできるような機能の開発をし続けています。

ですので今までは外注でしか作れないと考えられていた動画制作も今後自社内で作れるようになっていくのではないでしょうか。

Youtube動画広告ナレーション追加機能についてのまとめ

今回は「Youtube動画広告ナレーション追加機能」について説明しました。

まだ日本語は対応されていないようですが、近々日本語も対応できるようになります。

音声による成果の違いは、Googleの調査でもわかっている通り効果が大きく変動します。

まずは音声がついていない動画は音声を、音声が付いている動画はナレーションなどのABテストをすることによって、工数がかからずに改善スピードを上げることができますので、日本語のリリース後はぜひ試してみて下さい。

この記事を書いた人

西山 秀彦

西山 秀彦

Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。