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Yahooのサイトジェネラルタグとは?Googleタグマネージャーでの設定手順・注意点
Yahoo!広告
- 2024年3月16日
- 2024年3月16日
目次
Yahoo広告のサイトジェネラルタグとは
Yahoo広告のサイトジェネラルタグは、ウェブサイトに訪れたユーザーの行動を追跡し、そのデータをもとに広告の効果測定やターゲット設定を行うための重要なツールです。このタグによって収集される情報は、広告キャンペーンのパフォーマンスを向上させ、より効果的な広告配信を可能にします。具体的には、ウェブサイト上でのクリック数やコンバージョン、ページ滞在時間などのユーザー行動を詳細に追跡する機能を持っており、これらのデータがマーケティング戦略の最適化に役立ちます。
サイトジェネラルタグの概要
サイトジェネラルタグは、ウェブサイトの全ページに一度だけ設置することで、ユーザーのサイト内行動全般を追跡できるようになるタグです。これは、ウェブサイトのどこをユーザーが訪れているか、どの広告がクリックされてサイトに導かれたかなど、多角的なパフォーマンス分析を可能にします。
サイトジェネラルタグが重要な理由
現代のデジタルマーケティング戦略では、ターゲットオーディエンスの正確な理解と効率的なリーチが求められます。サイトジェネラルタグによる詳細なユーザー行動の追跡と分析は、これを達成する上で不可欠です。ターゲットユーザーの興味やニーズに基づいて広告を最適化し、広告予算の無駄遣いを防ぎつつ、最大限の効果を引き出すことが可能になります。また、サイト改善のための貴重なインサイトを提供し、ユーザー体験を向上させることもできます。
サイトジェネラルタグを正しく機能させるための順序
サイトジェネラルタグの適用手順
Yahoo広告のサイトジェネラルタグを効果的に活用するためには、正しい順序での適用が欠かせません。まず、Yahoo広告アカウントへのログインを行い、対象となるキャンペーンを選択します。次に、タグ管理セクションへ移動し、サイトジェネラルタグの生成を行うことで、独自のタグコードが提供されます。このタグをウェブサイトの全ページにわたり、タグの直前に配置することが基本となります。
タグの配置と確認方法
タグの配置後、その適用状況を正確に把握することが重要です。一般的には、ブラウザの開発者ツールを利用して、ページソースにタグが含まれているかを確認します。加えて、Yahoo広告では特定のツールを提供しており、これを使用することでタグの発火状況をリアルタイムで確認することができます。また、訪問者の行動を正確に追跡するためには、タグが正しく発火しているかを定期的にチェックし、必要に応じて設定の修正を行うことが勧められます。
Googleタグマネージャー(GTM)での設定方法
Googleタグマネージャーとは
Googleタグマネージャー(GTM)は、ウェブサイトのタグ管理を簡単にするための無料のツールです。一度GTMにタグを設定すると、マーケティングや分析のためのデータの収集を効率化し、ウェブサイトの速度低下を防ぐことができます。このツールを使用すると、コーディングの知識がなくても、様々なタグをウェブサイトに追加・更新できます。
Googleタグマネージャーでサイトジェネラルタグを設定する手順
アカウント作成と設定
まずGoogleタグマネージャーの公式ウェブサイトにアクセスし、Googleアカウントを使用してログインまたは新規登録を行います。アカウントを作成したら、新しいコンテナを作成し、ウェブサイトのURLを入力します。コンテナは、タグ管理を行うウェブサイトやアプリを指します。
サイトジェネラルタグの追加
コンテナに入ったら、「タグ」のセクションへ移動し、「新規」ボタンをクリックします。タグの設定で「カスタムHTMLタグ」を選択し、Yahoo広告から提供されるサイトジェネラルタグのコードを貼り付けます。タグにはわかりやすい名前を付けて、適切なトリガーを設定します。このトリガーが、タグが発火する条件を定義します。
設定の確認と公開
タグとトリガーが設定できたら、「プレビュー」モードで設定が正しく機能するかテストします。ウェブサイトにアクセスし、タグが期待通りに動作するか確認します。問題がなければ、Googleタグマネージャーコンソールに戻り、「公開」ボタンをクリックして変更を適用します。これで、サイトジェネラルタグがウェブサイト上で機能し始めます。
設定時の注意点
互換性の確認
サイトジェネラルタグを追加する前に、ウェブサイトが他のタグやJavaScriptと互換性を持っているか確認することが重要です。特に、既にウェブサイトで多数のタグが使用されている場合、新しいタグの追加が既存のタグに影響を与える可能性があります。
タグの重複に注意
同じタグを複数回追加しないように注意しましょう。タグが重複していると、データの不整合やパフォーマンスの低下を引き起こす原因になります。特に、サイトジェネラルタグのような重要なタグは、正確なデータ収集のために正しく設定される必要があります。
更新後の動作確認
タグを追加または更新した後は、必ずウェブサイトでの動作確認を行うことが重要です。特に、大きな変更を行った場合、予期しないエラーや問題が発生することがあります。定期的な動作確認により、ウェブサイトの信頼性を保つことができます。
まとめ
Yahoo広告のサイトジェネラルタグを理解し、Googleタグマネージャーを用いた正確な設定手順と注意点を把握することが重要です。
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この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。