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Yahoo!広告の権限管理機能とは|閲覧・編集権限付与方法
Yahoo!広告
- 2022年9月24日
- 2022年9月24日
自社で広告を運用している場合、どのような権限を付与するとどんなことができるのか疑問になるというご相談が多いです。
そんな質問が多かったため、Yahoo!広告の権限管理機能について徹底解説いたします。
目次
【Yahoo!広告】権限管理機能とは
Yahoo!広告の権限管理機能とは、Yahoo!広告の広告アカウントにおける登録更新、参照、管理などの権限の権限管理するものです。
社内で権限管理する場合は、チームの中で権限の制限を調整することができます。
他社に権限管理する場合は、広告を代行してお願いする際に編集権限などの権限を付与することで使用します。
※Yahoo!広告を運用する際には、Yahoo!JAPANビジネスIDが必須です。
【Yahoo!広告】ユーザーに付与できる権限一覧
Yahoo!広告アカウントの権限の種類は主に3つあります。
- 管理権限
- 登録更新権限
- 参照権限
上記3つの権限ですが、権限の種類によってアカウントの操作の制限が違います。
間違った権限付与をしてしまい大きなトラブルが起きる前に以下の権限範囲を理解した上、権限付与者の適した権限を付与しましょう。
権限種類 | 管理者権限 | 登録更新権限 | 参照権限 |
ユーザーのアクセス権限の編集 | ○ | ✕ | ✕ |
お支払い情報の確認・編集 | ○ | ✕ | ✕ |
広告アカウント内での編集・削除 | ○ | ○ | ✕ |
広告アカウント内の参照(閲覧) | ○ | ○ | ○ |
管理者権限
管理者権限は、広告アカウントにおいてすべての管理を操作することができます。ユーザーの管理権限や編集権限などの権限付与を自由にできるのも管理者権限のユーザーのみ設定ができます。
例:社内の場合、経営者や役員、チームリーダーが管理者権限を持ちます。一般社員に権限付与をしてしまうと会社の支払い情報などが見られてしまうためセキュリティ面で慎重になるべきです。
登録更新権限
広告アカウントにおける編集、参照(閲覧)がおこなえる権限です。代理店に運用代行を依頼する場合は、こちらの登録更新権限を付与するのが一般的です。また、社内で運用担当者にもこちらの権限を付与すると良いでしょう。
参照権限
広告アカウントにおける参照(閲覧)のみがおこなえる権限です。広告のデータのみ閲覧ができるもので、そのあと編集や登録という部分には制限がかかっている権限です。データの分析担当者に付与する権限として使用しますが、あまり使用されない権限になります。
編集・閲覧権限の付与方法について
上記で権限付与の種類についてご紹介しましたが、実践的にどのように権限付与の設定をするのか以下でご紹介いたします。
※新しい広告管理ツールの追加方法となります。
1.Yahoo!広告管理ツールにログインします。
2.管理ツールの右上にあるスパナ型のアイコンをクリックします。
3.『設定』の『権限管理』をクリックします。
4.『アカウントに招待』をクリックします。
5.招待したいユーザーのYahoo!ビジネスIDを入力します。
6.権限の欄で、付与したい権限を選択し『招待メールを送信』をクリックします。
権限付与の解除・変更方法について
権限付与したユーザーの権限解除・変更の方法についてはご紹介いたします。
1.Yahoo!広告管理ツールにログインします。
2.管理ツールの右上にあるスパナ型のアイコンをクリックします。
3.『設定』の『権限管理』をクリックします。
4.接続済みユーザーから権限削除したい場合は、右側にある『権限削除』をクリックします。変更の場合は、鉛筆アイコンから権限の変更を選択します。
5.最終確認をし、適用をクリックします。
広告アカウントの権限付与で注意しておきたいポイント
広告アカウントの権限付与では、注意するポイントがあります。
追加ユーザーの精査
ユーザーに広告アカウントの権限付与をするということは、自社の重要情報や広告データの閲覧できるユーザーが増えることとなります。まずは、対象となるユーザーが権限を付与するべきユーザーなのかを厳しく精査する必要があります。
権限制限の精査
上記でご紹介しましたが、権限のレベルによってセキュリティ面でトラブルになる危険性があります。そのユーザーにどの権限を付与するべきなのか精査する必要があります。特に外部のユーザーに権限付与する場合は、注意しましょう。
まとめ
今回は「Yahoo!広告の権限管理機能について」ご紹介いたしました。権限の種類は「管理者権限」「登録更新権限」「参照権限」の3つがあります。その権限によって対象となるユーザーに与えるアカウントの権限レベルが違います。誤ってすべてのユーザーに対して管理者権限を付与してしまうと、セキュリティ面で大きなトラブルになる可能性があります。
権限を付与する前に今回の記事を参考にし理解したうえで、厳選な精査をおこないましょう。
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この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。