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Yahoo!広告のインテントマッチ(旧部分一致)とは?活用テクニックについて
Yahoo!広告
- 2025年3月9日
- 2025年3月9日

インテントマッチ(旧部分一致)とは
Yahoo!広告のインテントマッチは、ユーザーの検索意図を汲み取り、より関連性の高い広告を表示させるマッチタイプです。以前は「部分一致」と呼ばれていましたが、2022年9月に名称が変更されました。部分一致時代は、キーワードに含まれる単語が検索語句に含まれていれば広告が配信されていました。しかし、インテントマッチでは、キーワードと検索語句の語順や一致する単語の数だけでなく、ユーザーの検索キーワードによって広告表示が変わります。
インテントマッチの仕組み
インテントマッチでは、Yahoo! JAPAN独自の自然言語処理技術を活用し、ユーザーの検索意図を分析します。キーワードと検索語句の表面的な一致だけでなく、検索が行われた時間帯、場所、デバイス、過去の検索履歴なども加味することで、より精度の高いマッチングを実現しています。
例えば、「東京 ランチ」というキーワードで広告を出稿している場合、部分一致では「東京のランチ おすすめ」といった検索語句に広告が表示されます。インテントマッチでは、さらに「今日のランチ 東京」や「美味しいランチ 東京駅周辺」といった、キーワードとは語順が異なる、あるいはキーワードに含まれていない単語を含む検索語句にも広告が表示される可能性があります。これは、ユーザーが「東京でランチを食べたい」という意図を持っていると判断された場合に、より関連性の高い広告を表示させるためです。
マッチタイプ | キーワード | 一致する検索語句の例 |
---|---|---|
部分一致(旧) | 東京 ランチ | 東京 ランチ、東京のランチ、美味しいランチ 東京 |
インテントマッチ | 東京 ランチ | 東京 ランチ、東京のランチ、美味しいランチ 東京、今日のランチ 東京、美味しいランチ 東京駅周辺、ランチ 東京で おすすめ |
このように、インテントマッチは、従来の部分一致よりも広範囲な検索語句に広告を表示できるため、より多くの潜在顧客にアプローチできる可能性があります。また、ユーザーの検索意図を正確に捉えることで、広告の関連性を高め、クリック率やコンバージョン率の向上も期待できます。
インテントマッチのメリットとデメリット
Yahoo!広告のインテントマッチは、旧部分一致と比較して多くのメリットを提供しますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。適切に活用するためには、メリットとデメリットを正しく理解することが重要です。
メリット
メリット | 詳細 |
---|---|
幅広いリーチ | 部分一致よりも広い範囲のキーワードにマッチするため、より多くのユーザーに広告を表示する機会が増えます。潜在顧客へのリーチ拡大に繋がります。 |
検索意図への対応 | ユーザーの検索意図を汲み取り、関連性の高い広告を表示できます。例えば、「東京 ランチ」で検索したユーザーに「新宿 イタリアン」の広告を表示するといった、ユーザーの潜在的なニーズに合わせた広告配信が可能です。 |
コンバージョンの向上 | 検索意図に合致した広告が表示されるため、クリック率やコンバージョン率の向上が期待できます。結果として、広告費用対効果の改善に繋がります。 |
効率的な運用 | 部分一致のように、厳密なキーワード設定を行う必要がないため、キーワード管理の手間を削減できます。特に、多数のキーワードを扱う大規模なキャンペーンにおいては、運用効率の向上が大きなメリットとなります。 |
デメリット
デメリット | 詳細 |
---|---|
意図しないマッチング | 幅広いキーワードにマッチするため、意図しない検索クエリに広告が表示される可能性があります。例えば、「格安 旅行」で検索したユーザーに「高級 ホテル」の広告が表示されるなど、ユーザーのニーズと乖離した広告が表示される可能性があります。これを防ぐためには、除外キーワードを適切に設定することが重要です。 |
費用対効果の低下 | 意図しないマッチングが増えると、クリック率やコンバージョン率が低下し、費用対効果が悪化する可能性があります。適切なキーワード設定と除外キーワードの設定、そして広告文の最適化によって、費用対効果の低下を防ぐ必要があります。 |
パフォーマンスのモニタリング | インテントマッチは、部分一致よりも複雑なマッチングロジックを持つため、パフォーマンスの分析と改善に時間を要する可能性があります。Yahoo!広告の管理画面で検索クエリレポートなどを活用し、定期的なモニタリングと改善が必要です。 |
インテントマッチの活用テクニック
インテントマッチを最大限に活用し、Yahoo!広告の効果を高めるためには、キーワード設定と広告文の最適化が重要です。それぞれのポイントを詳しく解説します。
効果的なキーワード設定
インテントマッチでは、ユーザーの検索意図を的確に捉えたキーワード設定が不可欠です。キーワード選定と除外キーワード設定の両面からアプローチすることで、広告効果を最大化できます。
キーワード選定のポイント
キーワード選定においては、ユーザーの検索意図を深く理解することが重要です。単に商品やサービス名だけでなく、関連するニーズや課題、検索される状況などを考えましょう。例えば、「ダイエット」だけでなく、「ダイエット 方法」「ダイエット 食事」「ダイエット 運動」など、具体的な検索クエリを想定することで、より精度の高いキーワード設定が可能です。
また、Googleキーワードプランナーなどのツールを活用し、検索ボリュームや競合状況を分析することも重要です。検索ボリュームの多いキーワードは競争率も高いため、自社の予算や目標に合わせて適切なキーワードを選択しましょう。ニッチなキーワードを狙うことで、競争を避けつつ、特定のニーズを持つユーザーに効果的にアプローチできる場合もあります。
視点 | 具体的な内容 |
---|---|
ユーザーの検索意図 | ニーズ、課題、検索状況などを想定 |
キーワードツール活用 | Yahoo!検索キーワードツール、Googleキーワードプランナー等で検索ボリューム、競合状況を分析 |
ニッチキーワードの検討 | 競争の少ない特定ニーズへのアプローチ |
除外キーワードの設定
除外キーワードを設定することで、関連性の低い検索クエリに対して広告が表示されるのを防ぎ、無駄なクリックや費用を削減できます。例えば、「ダイエット」をキーワードに設定している場合、「ダイエット アプリ 無料」のような、無料アプリを探しているユーザーには広告を表示したくないとします。このような場合は、「無料」を除外キーワードとして設定することで、よりターゲットを絞り込んだ広告配信が可能です。 除外キーワードを適切に設定することで、広告費用対効果の向上に繋がります。
広告文の最適化
キーワード設定と同様に、広告文の最適化もインテントマッチの効果を高める上で重要です。キーワードとの関連性を高め、ユーザーの目を引く訴求力の高い広告文を作成しましょう。
広告文とキーワードの一致
広告文には、設定したキーワードと関連性の高い語句を含めることで、ユーザーの検索意図との一致度を高めることができます。例えば、「ダイエット 食事」というキーワードを設定している場合、広告文にも「ダイエットに効果的な食事方法」といったフレーズを含めることで、ユーザーの関心を引きやすくなります。キーワードと広告文の内容が一致することで、クリック率の向上や品質スコアの改善が見込めます。
訴求力の高い広告文の作成
ユーザーの目を引き、クリックを促す訴求力の高い広告文を作成することも重要です。具体的なメリットや数字、限定性を示す表現などを活用することで、広告の効果を高めることができます。例えば、「3ヶ月で-5kgを実現」「初回限定割引キャンペーン実施中」といったフレーズは、ユーザーの行動を喚起する効果があります。また、広告表示オプションを活用し、電話番号や所在地などの情報を追加表示することで、ユーザーにとって利便性の高い広告にすることも効果的です。 ユーザーの心に響く訴求軸を見つけ、行動を促す言葉を選ぶことで、コンバージョン率の向上に繋がります。
Yahoo!広告のインテントマッチに関するよくある質問
ここでは、Yahoo!広告のインテントマッチに関するよくある質問をまとめました。疑問を解消して、インテントマッチを効果的に活用しましょう。
インテントマッチはどんな広告に向いている?
インテントマッチは、ユーザーの検索意図を汲み取って広告を表示するため、幅広い広告に適しています。特に、コンバージョンに繋がりやすい、購買意欲の高いユーザーにアプローチしたい場合に効果的です。
- ECサイトの商品販売
- サービスの申し込み
- 資料請求
- イベントへの参加募集
一方で、ブランド認知向上を目的とした広告や、幅広いキーワードで多くのユーザーにアプローチしたい場合は、他のマッチタイプの方が適している場合があります。
インテントマッチとフレーズマッチはどう使い分ける?
インテントマッチとフレーズマッチはどちらも、キーワードと検索クエリが類似している場合に広告を表示するマッチタイプですが、その範囲が異なります。フレーズマッチは、設定したキーワードが検索クエリに含まれていれば広告が表示されますが、語順が異なっていたり、間に他の単語が入っていたりする場合は表示されません。一方、インテントマッチは、検索クエリの意図とキーワードの意図が一致していれば、語順や単語の有無に関わらず広告が表示されます。インテントマッチの方がフレーズマッチよりも広い範囲の検索クエリにマッチします。そのため、より多くのユーザーにアプローチしたい場合はインテントマッチ、より精度の高いターゲティングを行いたい場合はフレーズマッチが適しています。
インテントマッチの費用は?
インテントマッチの費用は、他のマッチタイプと同様に、クリック課金制です。つまり、ユーザーが広告をクリックした際にのみ費用が発生します。クリック単価は、入札額や品質スコア、競合状況などによって変動します。インテントマッチは、検索意図に基づいて広告を表示するため、他のマッチタイプよりもコンバージョン率が高くなる傾向があります。そのため、クリック単価が高くなる場合もありますが、コンバージョン単価は低くなる可能性があります。費用対効果を最大化するためには、適切なキーワード設定と入札戦略が重要です。また、Yahoo!広告の管理画面で費用やコンバージョンの状況をこまめに確認し、必要に応じて調整を行うようにしましょう。
まとめ
この記事では、Yahoo!広告のインテントマッチについて解説しました。旧部分一致から名称変更されたインテントマッチは、ユーザーの検索意図を汲み取って広告を表示する仕組みです。 検索クエリと広告キーワードの完全一致が不要になったことで、より多くのユーザーに広告表示が可能となりました。
インテントマッチのメリットは、より多くの潜在顧客にリーチできる点、そしてフレーズマッチや完全一致に比べて広告運用にかかる工数を削減できる点です。一方で、意図しない検索クエリにも広告が表示される可能性があるため、除外キーワードの設定が重要になります。適切な除外キーワードを設定することで、広告費用を抑えつつ、コンバージョンにつながる良質なクリックを獲得できるでしょう。
今回の記事を参考にYahoo!広告のインテントマッチを活用して、コンバージョンを多く獲得してみてください!
この記事を書いた人

平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。