目次
ゲーム業界における広告の重要性
現在のゲーム市場は、かつてないほどの競争環境にあります。スマートフォンの普及や開発ツールの進化により、日々膨大な数の新作ゲームがリリースされ、ユーザーは無数の選択肢に囲まれています。このような状況下で、単に優れたゲームを開発するだけでは成功が難しくなっており、自社のゲームをターゲットユーザーに届け、プレイしてもらうための「広告戦略」が極めて重要な位置を占めるようになりました。
開発だけじゃ売れない時代
かつては、革新的なアイデアや高い技術力によって生み出された面白いゲームであれば、自然と口コミで広がり、ヒットにつながるケースも少なくありませんでした。しかし、現代のゲーム業界においては、状況が大きく変化しています。App StoreやGoogle Play、Steamといったプラットフォームには、インディーから大手パブリッシャーまで、世界中のデベロッパーが開発したゲームが溢れかえっており、市場は飽和状態に近いと言えるでしょう。
UnityやUnreal Engineといった高機能なゲームエンジンの普及は、開発のハードルを下げ、多様なゲームが生まれる土壌を作りました。これは業界全体の活性化につながる一方で、個々のタイトルがユーザーの目に留まる機会を相対的に減少させる要因にもなっています。ユーザーは限られた時間の中で、膨大な情報の中から次にプレイするゲームを選ばなければなりません。そのため、どれだけ開発に時間と情熱を注いだとしても、その存在を知ってもらえなければ、ダウンロードや購入といったアクションには結びつかないのです。
「埋もれない工夫」が生き残る鍵
「面白いゲームを作れば売れる」という考え方だけでは通用しなくなった今、数多ある競合タイトルの中から自社のゲームを選んでもらうための「埋もれない工夫」、すなわち戦略的な広告・プロモーション活動が生き残るための鍵となります。広告は、単にゲームの存在を知らせるだけでなく、その魅力や世界観、面白さを伝え、ユーザーの「プレイしたい」という気持ちを喚起する役割を担います。
効果的な広告展開は、潜在的なユーザー層へのリーチを最大化し、ゲームの認知度を高めます。さらに、ターゲットを絞ったメッセージングやクリエイティブによって、ゲームへの興味関心を引きつけ、事前登録やリリース初期のダウンロード促進に繋げることが可能です。また、リリース後も継続的な広告活動やコミュニティ運営を通じてユーザーとの関係性を構築し、ゲームの継続率やLTV(顧客生涯価値)を高める上でも、広告・プロモーションは欠かせない要素となっています。
以下の表は、ゲーム市場を取り巻く環境の変化と、それに伴う広告の重要性の高まりを示しています。
項目 | 過去 (例: 2000年代) | 現在 |
---|---|---|
市場のタイトル数 | 比較的限定的 | 極めて多い (飽和状態) |
開発参入障壁 | 高い (専門知識・高価な機材) | 比較的低い (開発ツール・アセットストアの普及) |
ユーザーの情報源 | ゲーム専門誌、テレビCM、店頭中心 | Webメディア、SNS、動画配信、インフルエンサー、アプリストア等、極めて多様化・細分化 |
ユーザーの選択行動 | 情報が限られ、受動的な選択傾向 | 能動的な情報収集と比較検討が容易 |
成功に必要な要素 | ゲームの質が中心的な役割 | ゲームの質に加え、戦略的な広告・プロモーションによる「発見される努力」 |
このように、市場環境の変化によって、優れたゲーム体験を創出する開発力と、それを的確にユーザーへ届ける広告・プロモーション能力の両輪が、現代のゲームビジネス成功の条件となっているのです。
ゲームの種類別おすすめ広告戦略
ゲームと一口に言っても、そのプラットフォームやビジネスモデルは多岐にわたります。スマホアプリゲーム、コンシューマーゲーム、インディーゲームでは、それぞれ効果的な広告戦略が異なります。ここでは、ゲームの種類ごとにおすすめの広告戦略を詳しく解説します。
スマホアプリゲーム → CPI広告・SNS・レビュー施策
スマホアプリゲーム市場は、新作が日々リリースされる競争の激しい環境です。そのため、短期間で多くのユーザーにゲームを知ってもらい、インストールしてもらうことが成功の鍵となります。主な広告戦略として、CPI広告、SNS活用、レビュー施策が挙げられます。
CPI広告(Cost Per Install)の活用
CPI広告は、広告経由でアプリが1インストールされるごとに費用が発生する広告モデルです。スマホアプリゲームのプロモーションにおいて、最も広く利用されている手法の一つと言えるでしょう。費用対効果を計測しやすく、効率的なユーザー獲得を目指せます。
主要な広告プラットフォーム | 特徴 |
---|---|
Meta広告 (Facebook, Instagram) | 豊富なユーザーデータに基づいた精緻なターゲティングが可能。多様な広告フォーマット(画像、動画、カルーセルなど)を利用できる。 |
Google広告 (Google Play, YouTube, Google検索など) | Googleの広範なネットワークを活用し、多様な面への広告配信が可能。アプリキャンペーンでは、目標CPIを設定し自動で最適化を進められる。 |
Unity Ads | ゲームエンジンUnityに統合されており、他のゲームアプリ内に動画広告などを配信できる。ゲーマー層へのリーチに強い。 |
AppLovin | 独自の機械学習技術を用いた広告配信プラットフォーム。ゲームアプリに特化した機能や分析ツールが充実している。 |
TikTok For Business | 若年層を中心に人気のショート動画プラットフォーム。縦型動画広告やハッシュタグチャレンジなど、独自の広告フォーマットが特徴。 |
CPI広告を成功させるには、ターゲットユーザーの属性や興味関心を正確に設定し、魅力的な広告クリエイティブ(動画や画像)を用意することが重要です。A/Bテストを繰り返しながら、最も効果の高いクリエイティブやターゲティングを見つけ出す作業が求められます。
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の活用
X(旧Twitter)、Instagram、TikTokといったSNSは、情報の拡散力が高く、ユーザーとのコミュニケーションも図れるため、スマホアプリゲームのプロモーションに適しています。単なる広告配信だけでなく、公式アカウント運用によるファンコミュニティ形成や、ユーザー参加型のキャンペーン実施も有効です。
- X(旧Twitter): 最新情報の発信、キャンペーン告知、ユーザーとのリアルタイムな交流、ハッシュタグを活用した話題作り。リポストキャンペーンなどが効果的。
- Instagram: ゲームの世界観を表現するビジュアル(スクリーンショット、コンセプトアート、短い動画)の投稿。ストーリーズ機能を活用した告知やアンケート。
- TikTok: ゲームプレイ動画や面白動画、チャレンジ企画など、トレンドを取り入れたショート動画の投稿。インフルエンサーとの連携も効果を発揮しやすい。
- YouTube: ゲーム紹介動画、攻略動画、ライブ配信など。動画広告の配信も可能。
SNS運用では、各プラットフォームの特性を理解し、ターゲット層に合わせたコンテンツを発信し続けることが大切です。また、インフルエンサーにゲームをプレイしてもらい、その様子を発信してもらうインフルエンサーマーケティングも、認知度向上やインストール促進に繋がります。
レビュー施策
App StoreやGoogle Playといったアプリストアでの評価(レビュー)は、ユーザーがアプリをインストールするかどうかを決める上で非常に重要な要素です。高評価レビューが多いほど、ストア内での検索順位が上がりやすくなる(ASO: App Store Optimizationの効果)とも言われています。
レビューを増やすためには、ゲーム内で適切なタイミングでレビューを依頼するポップアップを表示する、レビュー投稿を促すキャンペーンを実施するなどの方法があります。ただし、報酬を直接的に提示して高評価レビューを依頼する行為(ステルスマーケティングなど)はストア規約で禁止されている場合が多いため、注意が必要です。あくまで自然な形で、ユーザーに満足してもらった上でレビューを書いてもらう流れを作ることを目指しましょう。低評価レビューに対しては、真摯に対応し、ゲーム改善に繋げる姿勢を示すことも大切です。
コンシューマーゲーム → YouTube・大型コラボ・事前プロモ
PlayStation、Nintendo Switch、Xboxといった家庭用ゲーム機やPC向けのコンシューマーゲームは、一般的に開発規模が大きく、開発費も高額になる傾向があります。そのため、発売前からユーザーの期待感を高め、発売日に大きな売上を達成することが重要視されます。YouTubeでの情報発信、大型コラボレーション、段階的な事前プロモーションが効果的な戦略となります。
YouTube動画・ストリーマー活用
YouTubeは、コンシューマーゲームのプロモーションにおいて中心的な役割を果たします。公式チャンネルを開設し、魅力的なトレーラー映像やゲームプレイ動画、開発者インタビューなどを公開することで、ユーザーの興味関心を引きつけ、購買意欲を高めることができます。
- トレーラー公開: ゲームの世界観、ストーリー、ゲームシステムなどを凝縮して伝え、期待感を煽る。ティザートレーラー、ストーリートレーラー、ゲームプレイトレーラーなど、段階的に公開する手法も有効。
- ゲーム実況者・VTuberとのタイアップ: 人気のゲーム実況者やVTuberに先行プレイを依頼し、その動画を公開してもらう。実況者のファン層に直接アピールでき、大きな宣伝効果が期待できます。発売直前の生放送なども効果的です。
- 動画広告: YouTube上で配信されるTrueView広告(インストリーム広告、ディスカバリー広告など)を活用し、ターゲット層に合わせた動画広告を配信する。
大型コラボレーション
他の有名なIP(アニメ、漫画、映画、キャラクターなど)や、異業種の企業・ブランドとコラボレーションすることで、大きな話題を生み出し、普段ゲームに触れない層へもアプローチできます。ゲーム内でのコラボイベント実施、コラボ限定パッケージの発売、コラボグッズの展開などが考えられます。
コラボレーションを成功させるには、自社ゲームの世界観やターゲット層と、コラボ相手との親和性を慎重に見極めることが重要です。話題性だけを追求するのではなく、双方のファンが喜ぶような企画内容にすることが求められます。
事前プロモーション(プレローンマーケティング)
コンシューマーゲームでは、発売日の数ヶ月、あるいは1年以上前から計画的に情報を小出しにしていく事前プロモーションが一般的です。これにより、ユーザーの期待感を徐々に高め、発売日に向けて盛り上がりを最大化させます。
具体的な手法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 段階的な情報公開: ティザーサイトの公開、主要キャラクターやストーリー概要の発表、ゲームシステムの詳細解説、声優キャストの発表などを、時期をずらして行っていく。
- 予約キャンペーン: 予約特典(限定アイテム、サウンドトラック、アートブックなど)を用意し、早期予約を促進する。
- 体験版の配信: 発売前にゲームの一部をプレイできる体験版を配信し、実際のゲームプレイに触れてもらう機会を作る。
- メディア露出: ゲーム情報サイトや雑誌への情報掲載、レビュー依頼を行う。
- イベント出展: 東京ゲームショウなどの大規模イベントに出展し、試遊台を設けたり、ステージイベントを実施したりする。
発売日というゴールから逆算し、どのタイミングでどの情報を出すか、綿密なスケジュールを立てることが、事前プロモーション成功の鍵となります。
インディーゲーム → X(旧Twitter)・Steam活用・口コミ拡散
インディーゲームは、少人数・低予算で開発されることが多く、大手のような大規模な広告展開は難しい場合がほとんどです。しかし、開発者とユーザーの距離が近いという強みを活かし、コミュニティ形成や口コミによる拡散を狙うことで、成功のチャンスを掴むことができます。X(旧Twitter)での発信、Steamプラットフォームの活用、そして口コミの促進が重要な戦略となります。
X(旧Twitter)での情報発信と交流
Xは、インディーゲーム開発者にとって最も手軽で効果的な情報発信ツールの一つです。開発進捗の報告、ゲーム画面のスクリーンショットや短い動画の投稿、開発中の苦労話などを積極的に発信することで、開発プロセス自体に興味を持ってもらい、ファンを獲得することができます。
「#indiedev」「#gamedev」「#(ゲームタイトル名)」といったハッシュタグを活用すれば、より多くの人の目に触れる機会が増えます。ユーザーからのコメントや質問には積極的に返信し、コミュニケーションを図ることで、エンゲージメントの高いコミュニティを築くことが可能です。ファンアートや二次創作を奨励することも、コミュニティの活性化に繋がります。
Steamプラットフォームの活用
PCゲームの主要なプラットフォームであるSteamは、インディーゲームにとって販売だけでなくプロモーションの場としても非常に重要です。
- ストアページの最適化: ゲームの特徴を分かりやすく伝える説明文、魅力的なスクリーンショットやトレーラー動画を用意する。適切なタグを設定し、検索からの流入を増やす。ユーザーに「ウィッシュリスト」へ登録してもらうことは、発売時の通知やセール時のリマインドに繋がり、売上向上に直結します。
- セールイベントへの参加: Steamが定期的に開催する大型セール(サマーセール、ウィンターセールなど)や、特定のジャンルに焦点を当てたテーマ別セールに積極的に参加する。
- 早期アクセスプログラムの活用: 開発途中の段階でゲームを販売し、ユーザーからのフィードバックを得ながら完成を目指す。開発資金の確保と、熱心なコミュニティ形成に繋がる可能性がある。
- コミュニティハブの活用: Steam内のコミュニティハブで、アップデート情報の発信、ユーザーとのディスカッション、イベント告知などを行う。
口コミ(バイラルマーケティング)の促進
インディーゲームのヒットは、ユーザー間の口コミによって爆発的に広まるケースが少なくありません。面白いゲームであれば、ユーザーは自発的に友人におすすめしたり、SNSで感想を発信したりします。
口コミを促進するためには、以下のような働きかけが考えられます。
- ゲーム実況者やインフルエンサーへのアプローチ: 大手だけでなく、特定のジャンルに強い中堅・小規模な実況者やインフルエンサー(マイクロインフルエンサー)にゲームキーを送付(ギフティング)し、プレイや紹介を依頼する。
- メディアへのプレスリリース送付: ゲーム情報サイトやブログなどに、ゲームの情報をまとめたプレスリリースを送付し、記事掲載を目指す。
- イベントでの試遊展示: インディーゲーム向けの展示会やイベントに参加し、来場者に直接ゲームをプレイしてもらう機会を作る。
- ゲーム内での共有機能: 面白い瞬間や実績解除などを簡単にSNSでシェアできる機能をゲーム内に実装する。
話題になりやすいユニークなゲーム性や、思わず誰かに話したくなるような仕掛けをゲーム自体に盛り込むことも、口コミを誘発する上で重要です。また、Steamなどのレビュー機能を活用し、プレイヤーにレビュー投稿を促すことも有効な手段です。
ゲーム業界でよく使われる広告媒体・手法
ゲーム業界では、ターゲットユーザーに効果的にアプローチし、ゲームのダウンロードやプレイ、課金を促すために、多種多様な広告媒体や手法が活用されています。ここでは、特にゲーム業界で頻繁に用いられる代表的な広告媒体とプロモーション手法について、その特徴や活用ポイントを詳しく解説します。自社のゲームタイトルやターゲット層に合わせて、最適な手法を選択することが成功への第一歩となります。
Meta・Google・Unity Adsなどの運用型広告
運用型広告は、広告主がリアルタイムで入札額やクリエイティブ、ターゲティングなどを調整しながら広告を配信できる仕組みです。ゲームのジャンルやターゲットユーザーに合わせて柔軟に広告戦略を展開できるため、多くのゲーム企業が主要な広告手法として採用しています。代表的なプラットフォームとその特徴を見ていきましょう。
主要プラットフォームと特徴
ゲーム広告でよく利用される運用型広告プラットフォームには、それぞれ異なる強みがあります。
プラットフォーム | 主な特徴 | ゲーム広告での活用ポイント |
---|---|---|
Meta広告 (Facebook, Instagram) | 豊富なユーザーデータに基づいた詳細なターゲティングが可能。多様な広告フォーマット(動画、静止画、カルーセル、ストーリーズ広告など)。 | 興味関心ターゲティングで特定のゲームジャンル好きを狙ったり、類似オーディエンスで既存ユーザーに似た層へアプローチしたりするのに有効。特に若年層や女性向けゲームで強みを発揮。 |
Google広告 (検索, ディスプレイ, YouTube, アプリキャンペーン) | 世界最大の検索エンジンと動画プラットフォームを持つ。検索広告での顕在層へのアプローチや、YouTubeでの動画広告、Google Play Storeでのアプリ訴求など、多角的な展開が可能。 | 検索広告で「RPG おすすめ」などのキーワードで検索しているユーザーに直接アピール。アプリキャンペーン(UAC)では、機械学習によりCPIやCPAを最適化しながらGoogleの多様なネットワークに広告を配信。 |
Unity Ads | ゲームエンジン「Unity」に統合された広告ネットワーク。多くのモバイルゲームに導入されており、ゲームプレイヤーへのリーチに特化。 | プレイアブル広告(広告内でゲームの一部を体験できる形式)や動画リワード広告(視聴完了でゲーム内アイテムを付与)など、ゲームとの親和性が高いフォーマットが充実。他ゲームをプレイ中のユーザーに効果的にアプローチできる。 |
TikTok For Business | ショート動画プラットフォーム。若年層を中心に絶大な人気を誇る。縦型フルスクリーン動画広告が特徴。 | トレンドに合わせたクリエイティブや、チャレンジ企画などでユーザー参加を促しやすい。カジュアルゲームやキャラクター系のゲームと相性が良い。インフルエンサーとの連携も効果的。 |
X(旧Twitter)広告 | リアルタイム性と拡散力が高い。ゲームに関する会話が多く交わされるプラットフォーム。 | 新作リリース情報やキャンペーン告知、イベント連動型広告などで瞬間的な話題作りを狙える。ゲーム好きのコミュニティへのリーチや、特定のキーワード・会話に基づいたターゲティングも可能。 |
これらのプラットフォームでは、CPI(Cost Per Install:インストール単価)やCPA(Cost Per Action:成果単価)を目標に、広告クリエイティブのA/Bテストやターゲティング設定の最適化を継続的に行うことが重要です。特にプレイアブル広告は、ユーザーがダウンロード前にゲーム性を体験できるため、質の高いユーザー獲得につながりやすい傾向があります。
YouTube動画広告・ストリーマーとのタイアップ
動画コンテンツの消費が一般化する中で、YouTubeはゲームプロモーションにおいて極めて重要なプラットフォームとなっています。単なる動画広告の配信だけでなく、影響力のあるストリーマーとのタイアップも効果的な手法です。
動画広告の種類と特徴
YouTube広告にはいくつかのフォーマットがあり、目的に応じて使い分けることが大切です。
- インストリーム広告: 動画の再生前後や途中に挿入される広告。スキップ可能なものと不可のものがある。ゲームの世界観や迫力あるプレイ映像を見せるのに適しています。
- インフィード広告(旧TrueViewディスカバリー広告): YouTubeの検索結果や関連動画の横、ホームフィードなどに表示される広告。ユーザーが能動的にクリックして視聴するため、関心度の高い層にリーチできます。
- バンパー広告: 最大6秒間のスキップ不可な短い広告。ブランド認知度の向上や、キャンペーンの短い告知などに活用されます。
- アウトストリーム広告: YouTube以外のウェブサイトやアプリ上に表示される動画広告。リーチ拡大に役立ちます。
- マストヘッド広告: YouTubeのホームフィード最上部に表示される大型広告枠。短期間で大規模なリーチを獲得したい場合、特に新作リリース時などに有効です。
ストリーマータイアップのポイント
ゲーム実況者やVTuberといったストリーマー(配信者)とのタイアップは、熱量の高いファンコミュニティに直接アプローチできる強力な手法です。単なる広告配信とは異なり、ストリーマー自身の言葉やプレイを通じてゲームの魅力が伝えられるため、視聴者の共感や信頼を得やすく、インストールや購買意欲の向上につながります。
タイアップを成功させるには、以下の点が重要です。
- 親和性の高いストリーマー選定: ゲームのジャンルや世界観、ターゲット層と、ストリーマーの普段の配信内容や視聴者層が合っているかを確認します。
- 明確な目的設定と依頼内容: 「認知度向上」「事前登録促進」「特定機能の紹介」など、タイアップの目的を明確にし、ストリーマーに具体的な依頼内容(プレイ時間、紹介してほしいポイント、視聴者への特典など)を伝えます。
- クリエイティブへの理解: ストリーマーの個性やスタイルを尊重し、ある程度の自由度を持たせることが、より自然で魅力的なコンテンツ制作につながります。過度な指示は避け、協力してコンテンツを作り上げる姿勢が大切です。
- 効果測定: 専用のトラッキングURLを発行するなどして、タイアップ動画からのインストール数や売上などを計測し、効果を評価します。
Xキャンペーンや公式LINEでの囲い込み
新規ユーザー獲得だけでなく、既存ユーザーとの関係性を深め、ファン化を促進することもゲームマーケティングの重要な側面です。そのために、X(旧Twitter)やLINEといったコミュニケーションツールが効果的に活用されています。
X(旧Twitter)を活用したプロモーション
Xは情報の拡散力が高く、ゲームに関する話題で盛り上がりやすい特性を持っています。これを活かしたキャンペーンは、認知度向上やユーザーエンゲージメント強化に有効です。
- フォロー&リポストキャンペーン: 公式アカウントのフォローと特定の投稿のリポストを参加条件とし、抽選でゲーム内アイテムやオリジナルグッズなどをプレゼントする定番の手法。手軽に参加できるため、短期間でフォロワー増加や情報拡散が期待できます。
- ハッシュタグキャンペーン: 特定のハッシュタグ(例: #〇〇リリース記念)を付けて投稿してもらうキャンペーン。ユーザー生成コンテンツ(UGC)を促し、ゲームに関する話題量を増やすことができます。スクリーンショット投稿企画なども人気です。
- リアルタイム連動企画: ゲーム内イベントやアップデート、公式生放送などと連動したキャンペーンを実施することで、プラットフォームを横断した盛り上がりを創出します。
公式LINEによるファンマーケティング
公式LINEアカウントは、ユーザーと直接的かつ継続的なコミュニケーションを取るための強力なツールです。友だち登録してくれたユーザーに対して、プッシュ通知で情報を届けられる点が大きなメリットです。
- 最新情報や限定情報の配信: アップデート情報、イベント告知、メンテナンス情報などを迅速に届けられます。LINE限定の壁紙配布や先行情報公開なども、友だち登録のインセンティブになります。
- クーポンや特典の配布: ゲーム内で使えるアイテムコードや、LINE友だち限定のログインボーナスなどを配布することで、アクティブ率の維持や復帰促進につながります。
- セグメント配信: ユーザーのゲーム内での進捗度や課金状況などに応じて、配信するメッセージを出し分けることで、各ユーザーごとのコミュニケーションが可能になります。
- 自動応答(チャットボット)の活用: よくある質問への自動応答や、簡単なゲーム内情報の案内などを設定することで、ユーザーサポートの効率化も図れます。
これらの施策を通じて、ユーザーとの接点を増やし、ゲームへの愛着を深めてもらうことが、長期的なタイトルの成功につながります。
インフルエンサー施策での話題化
YouTubeストリーマーに限らず、様々なプラットフォームで活動するインフルエンサーを起用したプロモーションも、ゲームの認知度向上や話題作りに効果を発揮します。彼らの持つ影響力や発信力を活用し、幅広い層へゲームの魅力を届けます。
多様なプラットフォームでの展開
ターゲット層やゲームの特性に合わせて、適切なプラットフォームとインフルエンサーを選定することが重要です。
- Instagram: ビジュアル訴求力の高いプラットフォーム。美しいグラフィックや魅力的なキャラクターデザインを持つゲームのプロモーションに適しています。人気インスタグラマーによるゲーム画面の紹介や、フィルター機能を使ったキャンペーンなどが考えられます。
- TikTok: 若年層へのリーチに強いショート動画プラットフォーム。ゲームの面白い瞬間を切り取った動画や、BGMに合わせたダンスチャレンジ、プレイ動画などをインフルエンサーに投稿してもらうことで、バイラル的な拡散を狙えます。
- ブログ・専門サイト: ゲームレビュアーや専門ライターによる詳細なレビュー記事は、ゲームの深い理解を促し、購入やダウンロードの意思決定に影響を与えます。信頼性の高い情報源として機能します。
- タレント・著名人: テレビCMや大規模イベントへの起用により、幅広い層への一気な認知拡大が期待できます。ただし、他のインフルエンサー施策と比較して費用は高額になる傾向があります。
インフルエンサー選定と注意点
インフルエンサー施策を成功させるためには、適切な人選と透明性のある情報発信が求められます。
- フォロワー数だけでなく質を見る: 単純なフォロワー数だけでなく、エンゲージメント率(いいね、コメント、シェアなど)やフォロワーの属性(年齢、性別、興味関心など)が、ゲームのターゲット層と合致しているかを確認します。
- ゲームとの親和性: インフルエンサー自身がゲーム好きであるか、あるいはプロモーション対象のゲームジャンルに関心を持っているかは重要な要素です。熱意のこもった発信は、視聴者の心を動かしやすくなります。
- 過去のタイアップ実績: これまでにどのような企業や商品とタイアップしてきたか、その際の投稿内容や成果などを参考にします。
- ステルスマーケティングの回避: 広告であることを隠して宣伝を行うステルスマーケティング(ステマ)は、景品表示法や各種ガイドラインで規制されており、発覚した場合、企業やインフルエンサーの信用を大きく損ないます。タイアップ投稿には必ず「#PR」「#広告」「#タイアップ」などの表記を明瞭に行うことが必須です。
インフルエンサーマーケティングは、適切なパートナーと連携し、誠実なコミュニケーションを行うことで、ユーザーからの共感を得ながら効果的なプロモーションを実現できる手法です。
広告の費用感とKPIの考え方
ゲームのプロモーションにおいて、広告展開はユーザー獲得の生命線とも言えます。しかし、やみくもに広告を配信しても成果にはつながりません。限られた予算の中で最大限の効果を得るためには、適切な費用感の把握と、効果測定のためのKPI(重要業績評価指標)設定が極めて重要です。ここでは、ゲーム広告でよく用いられる主要なKPIと、費用対効果を高めるための考え方について解説します。
CPI・CPA・ROASの指標整理
ゲーム広告の効果を測定する上で、特に重要となるのがCPI、CPA、ROASの3つの指標です。それぞれの意味と計算方法、そしてゲーム広告における位置づけを理解しておきましょう。
CPI (Cost Per Install)
CPIは「Cost Per Install」の略で、1インストールを獲得するためにかかった広告費用を示します。主にスマートフォンアプリゲームのプロモーションで用いられる基本的な指標です。計算式は以下の通りです。
CPI = 広告費用 ÷ 獲得インストール数
例えば、100万円の広告費で5,000インストールを獲得した場合、CPIは200円となります。CPIは広告キャンペーンの効率を測る上で分かりやすい指標ですが、インストール後のユーザー行動(継続率や課金率など)までは評価できません。そのため、CPIの数値だけに捉われず、他の指標と組み合わせて評価することが大切です。
CPIの相場は、ゲームのジャンル、ターゲットとする国や地域、広告媒体、時期などによって大きく変動します。一般的に、競争の激しいジャンルや収益性の高いユーザー層を狙う場合はCPIが高くなる傾向があります。
CPA (Cost Per Action / Acquisition)
CPAは「Cost Per Action」または「Cost Per Acquisition」の略で、インストール後の特定の行動(アクション)をユーザーが完了するまでにかかった広告費用を示します。ここで言う「アクション」とは、例えば「チュートリアル完了」「特定レベルへの到達」「初回課金」「会員登録」などが該当します。計算式は以下の通りです。
CPA = 広告費用 ÷ 特定アクションの達成数
例えば、100万円の広告費で初回課金ユーザーを1,000人獲得した場合、初回課金CPAは1,000円となります。CPAは、単なるインストール数ではなく、よりエンゲージメントの高い、あるいは収益につながる可能性の高いユーザーの獲得効率を測る上で役立ちます。どの行動をCPAの目標(コンバージョンポイント)として設定するかは、ゲームの特性やプロモーションの目的に応じて慎重に決定する必要があります。
ROAS (Return On Advertising Spend)
ROASは「Return On Advertising Spend」の略で、投下した広告費用に対してどれだけの売上が得られたかを示す指標、すなわち広告費用対効果を表します。ゲームの収益性を直接的に評価する上で最も重要な指標の一つと言えるでしょう。計算式は以下の通りです。
ROAS (%) = (広告経由の売上 ÷ 広告費用) × 100
例えば、100万円の広告費を投じて、その広告経由で300万円の売上があった場合、ROASは300%となります。ROASが100%を超えていれば、広告費以上の売上を回収できていることを意味します。ROASを最大化することが、広告運用の最終的な目標の一つとなります。ただし、ユーザーが課金するまでには時間がかかる場合も多いため、短期的なROASだけでなく、中長期的な視点(LTV: 顧客生涯価値)も踏まえて評価することが求められます。
指標 | 名称 | 計算式 | 主な目的 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
CPI | Cost Per Install | 広告費用 ÷ 獲得インストール数 | インストール獲得効率の測定 | アプリゲーム広告の基本指標。分かりやすいが質は測れない。 |
CPA | Cost Per Action / Acquisition | 広告費用 ÷ 特定アクションの達成数 | 特定行動の獲得効率の測定 | より質の高いユーザー獲得効率を測れる。アクション設定が重要。 |
ROAS | Return On Advertising Spend | (広告経由の売上 ÷ 広告費用) × 100 | 広告投資の回収率・収益性の測定 | 広告の費用対効果を直接的に示す最重要指標の一つ。LTVとの関連が深い。 |
課金ユーザー獲得のための「初動の打ち方」
広告運用、特にキャンペーン開始直後の「初動」は、その後の成果を大きく左右します。ここでは、効率的に課金ユーザーを獲得し、広告効果を最大化するための初期段階でのKPI設定や予算配分の考え方について解説します。
目標KPIの設定方法
広告運用を開始する前に、達成すべき具体的な目標KPIを設定することがスタートラインとなります。目標KPIは、ゲームのジャンル、マネタイズモデル(課金中心か、広告収益中心か、あるいはその両方か)、ターゲットユーザー層、そして事業全体の目標から逆算して設定します。
例えば、課金収益がメインのRPGであれば、ROASや課金CPAが最重要KPIとなるでしょう。一方で、広告収益がメインのカジュアルゲームであれば、CPIを抑えつつ、DAU(Daily Active Users)や継続率を高めることが目標になるかもしれません。
重要なのは、LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を予測し、それを基に許容できるCPIやCPAの上限値を定めることです。LTVとは、一人のユーザーがゲームをプレイし始めてから引退するまでの間に、ゲームにもたらす総利益の見込み額を指します。LTVを正確に予測するのは容易ではありませんが、類似ゲームのデータや過去の経験則から仮説を立て、運用しながら精度を高めていくことが求められます。
目標KPIは一度設定したら終わりではなく、市場環境の変化やゲームのアップデート内容に合わせて定期的に見直し、最適化していく姿勢が大切です。
予算配分の考え方とテスト運用
広告予算は無限ではありません。限られた予算をどの広告媒体やクリエイティブに、どの程度配分するかが成果を分けるポイントです。特に運用初期段階では、どの組み合わせが最も効果的なのかを見極めるためのテスト期間と捉えるのが賢明です。
最初から大規模な予算を一つの媒体に集中させるのではなく、複数の有力な広告媒体(Meta広告、Google広告、X、TikTok、Unity Adsなど)や、複数の広告クリエイティブ(動画、静止画、プレイアブル広告など)に対して、少額ずつ予算を配分してテスト運用を行いましょう。このテスト運用を通じて、CPI、CPA、CTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)などの初期指標を比較分析し、効果の高い媒体やクリエイティブを特定していきます。
ABテストも有効な手法です。例えば、広告文の訴求内容を変えたり、動画広告の冒頭3秒を変えたりといった細かいテストを繰り返し、よりユーザーの反応が良いパターンを見つけ出すことで、広告効果を着実に改善していくことができます。
回収期間を見据えた投資判断
広告運用において、特にROASを重視する場合、広告費を投下してから、その投資額を回収できるまでの期間(回収期間)を意識することが重要です。多くのゲーム、特に課金モデルのゲームでは、ユーザーがインストール直後に大きな金額を課金することは稀です。時間をかけてゲームに慣れ親しみ、イベントなどに参加する中で徐々に課金額が増えていくのが一般的です。
そのため、広告運用開始直後の短期的なROASが100%を下回っていても、すぐに「失敗」と判断するのは早計かもしれません。重要なのは、設定した目標回収期間内(例えば3ヶ月後、6ヶ月後など)にROASが100%を超え、最終的に目標LTVを達成できる見込みがあるかどうかです。
初期のCPIやCPAが高くても、その広告経由で獲得したユーザーのLTVが高ければ、長期的に見て非常に効率の良い広告投資となる可能性があります。逆に、CPIが低くても、すぐに離脱してしまうユーザーばかりでは、最終的なROASは低迷してしまいます。短期的な獲得単価だけでなく、獲得したユーザーの質(継続率、課金率、LTV)まで含めて評価し、中長期的な視点で投資判断を行うことが、ゲーム広告で成功するための鍵となります。
ゲーム広告の成功事例
ゲーム業界における広告戦略は多岐にわたりますが、ここでは具体的な成功事例をいくつか紹介します。どのようなプロモーションがユーザー獲得や売上向上につながったのか、その背景や要因を探ることで、自社の広告戦略立案のヒントが見つかるでしょう。
YouTuberタイアップで10万DL突破のアプリ例
スマートフォン向けRPGアプリ「プロジェクト・イフリート(仮称)」は、リリース初期のユーザー獲得に課題を抱えていました。そこで、ターゲット層である10代~20代の男性に人気のゲーム実況系YouTuberとのタイアップを実施しました。単なる紹介動画ではなく、ゲームのコアな魅力を伝えるための企画を複数展開したことが成功のポイントです。
具体的には、YouTuberが実際に数日間ゲームをプレイし、その熱中する様子や攻略のポイントを伝える長期シリーズ動画を配信しました。さらに、動画内で視聴者限定の特典アイテムコードを配布し、ダウンロードへの直接的な動機付けを行いました。生配信イベントでは、YouTuberと視聴者が一緒に高難易度コンテンツに挑戦する企画を実施し、コミュニティの一体感を醸成しました。
これらの施策の結果、以下のような成果が得られました。
施策内容 | 主な成果 | 成功要因分析 |
---|---|---|
人気YouTuberによる長期プレイ動画配信 | 動画公開後1週間で新規ダウンロード数10万件を突破 | ゲームの面白さや奥深さが具体的に伝わり、視聴者のプレイ意欲を刺激した。 |
視聴者限定特典コードの配布 | 目標としていたCPI(Cost Per Install)を20%下回る効率でのユーザー獲得を実現 | 特典がダウンロードへの強力なインセンティブとして機能した。 |
生配信での視聴者参加型企画 | アプリ内コミュニティの活性化、特定チャプターへの到達率が通常比1.5倍に向上 | 一体感の醸成により、プレイヤーのエンゲージメントが高まり、継続率向上に繋がった。 |
この事例から、ターゲットユーザー層と親和性の高いインフルエンサーを選定し、ゲームの魅力を深く伝えられる企画を設計することが、アプリゲームのダウンロード数増加やユーザーエンゲージメント向上に有効であることがわかります。
SNSキャンペーンでトレンド入りした家庭用ゲームの話
大手ゲームメーカーが発売した家庭用アクションゲーム「コードネーム・バルカン(仮称)」は、発売前から大きな話題を呼ぶことに成功しました。その中心となったのが、X(旧Twitter)を活用した多角的なSNSキャンペーンです。
メーカーは、発売日の数ヶ月前から段階的に情報を公開し、ユーザーの期待感を高めていきました。ティザートレーラーの公開、開発者インタビュー、キャラクター紹介などを定期的に投稿し、ファンとのコミュニケーションを図りました。特に効果的だったのは、ユーザー参加型のキャンペーンです。
発売1ヶ月前には、「#バルカンへの期待」というハッシュタグを用いたキャンペーンを実施。ユーザーがゲームに期待することを投稿すると、抽選で限定グッズが当たるというもので、多くのファンが自身の言葉でゲームへの熱意を語り、自然な形で情報が拡散されました。さらに、発売日当日には、公式アカウントが指定したハッシュタグ「#バルカン発売祭」を付けてゲームの感想やプレイ画面を投稿するよう呼びかけ、これが大きな盛り上がりを見せ、Xのトレンドランキングで1位を獲得しました。
施策内容 | 主な成果 | 成功要因分析 |
---|---|---|
段階的な情報公開とファンとの交流 | 公式Xアカウントのフォロワー数が発売までに50%増加 | 継続的な情報発信がファンのエンゲージメントを維持・向上させた。 |
ハッシュタグを用いたユーザー参加型キャンペーン(期待投稿) | 関連投稿が累計1,000万インプレッションを超え、予約数が前作比で30%増加 | ユーザー自身の言葉による推奨(UGC: User Generated Content)が、他のユーザーの購買意欲を刺激した。 |
発売日当日のハッシュタグ投稿呼びかけ | 指定ハッシュタグがXトレンドで1位を獲得、発売初週のSNS言及数が目標値の2倍に到達 | 発売日の熱量を最大化し、未購入層への強力なアピールとなった。コミュニティの一体感も醸成。 |
この事例は、SNSプラットフォームの特性を理解し、ユーザーを巻き込む形のキャンペーンを計画的に実行することが、家庭用ゲームの発売時における話題化と販売促進に大きな効果を発揮することを示しています。特に、ユーザー自身が情報を発信したくなるような仕掛け作りが重要です。
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