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エンタメ業界でWeb広告を出すなら?~初心者ガイド~

WEBマーケティング

  • 2025年4月9日
  • 2025年4月9日

Web(インターネット)から情報を取得することが当たり前になっている中で、エンタメ業界においてもWeb広告の活用は必要不可欠となってきました。

エンタメ向け広告ってどんなものがあるのか、エンタメの広告運用のポイントはどこなのか、エンタメのWeb広告のメリット・デメリットなど、このようなお悩みについて解説し、広告運用者に向けて、エンタメ業界における効果的な広告運用についてのポイントを解説しています。

エンタメとは

エンタメとは、エンターテイメントの略称で、ゲームや音楽、アミューズメント、書籍などあらゆる娯楽コンテンツを通じてユーザーを楽しませるサービスのことです。

目と耳で映像や音を楽しむもののほか、身体を動かして楽しむものなど、エンターテインメントには多種多様な形態があります。

エンタメ業界で活用できる4つのWeb広告

ここでは、エンタメ業界で活用できる比較的相性の良い4つのWeb広告の種類を解説します。

 1. リスティング広告
 2. ディスプレイ広告
 3. SNS広告
 4. 動画広告

リスティング広告

リスティング広告とは検索サイトで「検索した人」に表示される広告のことを指します。

そのため、キーワードに対して興味・関心が高い人へのアプローチが可能です。エンタメ関連に興味ある人に向けて直接ターゲティングができるため、エンタメ業界でも使う価値の高いWeb広告です。

例えば、映画鑑賞をしようと思って上映作品を検索している方に、映画館の広告を出せば映画館は集客しやすくなります。

自ら積極的に検索をしている顧客にアプローチができるため、成果に繋がりやすいと言えるでしょう。しかし、その分競合との競争が厳しく、費用がかさんでしまうケースもあります。

あくまでも「検索結果」に反映される広告であるがゆえ、顕在化しているニーズへのアクションになることを覚えておきましょう。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告はコンテンツ連動型広告とも呼ばれ、Webサイトやアプリの広告枠に画像や動画、テキストが表示される広告でエンタメとの相性も抜群です。

エンタメに興味関心の高い層にリーチするコンテンツに広告を配信すれば、反応してもらえる可能性が高くなります。

例えば、ゲームのコンテンツで、最新作のゲームの告知をおこなえば、もともとゲームに興味関心が高い人が集まっているため、集客効果は必然的に高まります。

また、リスティング広告と比べると、より潜在的な層へのアプローチが可能です。

そのため、直接的な成果には繋がりにくい傾向はありますが、幅広い顧客への認知拡大を推進していけます。

SNS広告

SNS広告は、Instagram・Facebook・X(旧Twitter)といったSNSプラットフォームに配信されている広告です。

SNS広告の大きな特徴は、アカウントのプロフィール情報や日々の行動データを活用した広告配信が可能なことです。

例えば、エンタメ系の趣味があったり、日々エンタメ系の情報を取得していたりと、SNSの中で収集されたデータを元に、精度の高い広告配信ができます。

各SNSのタイムラインやフィードに自然な形で配信されるため、広告感が出にくいことも特徴の一つです。

ついつい拡散したくなるような、キャッチーな広告配信ができれば、企業の想定以上の反響を呼ぶことがあるのも、SNS広告の特徴と言えます。

動画広告

動画広告とは、動画を利用した広告のことを指します。

エンタメ系の商品やサービスの場合、動画広告によって「音」や「映像」でダイレクトにその魅力を訴求することで、新規ユーザーの獲得につながることがあります。

テキストやバナーでの広告を配信するよりも、世界観やメッセージ・ストーリー性を表現できるため、広告を見た方の印象に残りやすいことも特徴の一つになります。

動画を制作するための費用は懸念事項になりますが、動画広告は様々なメディアやプラットフォームで配信できるため、一度制作すれば幅広く活用できることも魅力的です。

エンタメ業界におけるWeb広告のメリット

ここでは、エンタメ業界におけるWeb広告のメリットを解説します。

 1. 細かなターゲティングができる
 2. 広告費を抑えて運用ができる
 3. 分析に活用できるデータを集めやすい

 細かなターゲティングができる

広告を見てもらいたいセグメントへの細かいターゲティングができるのは、Web広告の大きなメリットです。興味関心が高い人へアプローチをすることで、反応も大きくなり、結果的に成果へと繋がることも多くなります。

特にSNS広告は、利用者のパーソナルデータとセグメントに合わせて広告配信をおこなうため、より精度の高いターゲティングが可能になります。

広告費を抑えて運用ができる

広告費用をコントロールできることもWeb広告のメリットの一つです。

広告といえば、ある程度まとまった金額の予算が必要だと思っている人も多いでしょう。

しかし、Web広告は、少額からでも広告配信が可能です。設定された金額の範囲内で広告が配信されるため、広告費管理が容易になります。

分析に活用できるデータを集めやすい

分析に活用できるデータを集めやすいこともWeb広告の良さの一つです。

「どんな人」が反応してくれているのか、「どんな層」へのアプローチが効果的なのかといった情報データが、ほぼリアルタイムで取得できます。このデータを分析し、活用すれば、広告効果をどんどん高めていくことが可能です。

広告運用の戦略を立て、広告配信の実施をして、分析データを活用した改善をするといったPDCAのサイクルを素早く回していくことができます。

エンタメ業界におけるWeb広告のデメリット

エンタメ業界におけるWeb広告のデメリットを解説します。

 1. 運用に伴う知識が必要
 2. 競合が強いと広告単価が上昇
 3. 成果に結びつけるためには多角的な分析が必要 

 運用に伴う知識が必要

効果的な広告運用をするためには、Web広告に対する理解を深めることとWebマーケティングの知識が重要です。

購買プロセスのどの段階の顧客を狙っていくのか、どのようなアプローチを展開していくのかなど、Web広告やWebマーケティングの複合的な知識があってこそ具体的な戦略を立てることができます。

知識が少なく、不明点も多いままに運用を進めてしまうと、想定したような広告効果が得られない可能性が大きくなります。Web広告の運用を担当することになった場合は、広告運用を実践しながらも、Web広告やWebマーケティングへの理解を深めていきましょう。

競合が強いと広告単価が上昇

Web広告の大きなデメリットの一つが、競合による広告単価の上昇です。

広告費をコントロールできるというメリットはありますが、競合が強い場合は広告単価が上がってしまい、想定していた量の広告配信ができないこともあります。エンタメ業界は様々な作品やサービスがあり、それぞれが広告を配信しているため、広告単価が上昇しやすい傾向にあります。

限られた予算で広告効果を高めていくためには、戦略的な広告運用が重要です。

成果に結びつけるためには分析が必要不可欠

Web広告の広告効果をさらに高めるためには、収集しているデータの分析が必要不可欠です。一度広告を配信すれば、ターゲットとしたセグメントからの反応や具体的なコンバージョン率など、様々なデータの入手できます。

こういった貴重な市場のデータを活用することで、広告運用が改善され、より的確に広告を配信できるようになります。

広告の精度が上がれば上がるほど最終的な成果にもつながりやすくなるため、広告配信をしたあとの分析の重要性を理解しておきましょう。

エンタメ業界の広告運用において押さえるべきポイント

エンタメ業界の広告運用において押さえるべきポイントを解説します。

エンタメ業界への関心が高い人を集められるようなセグメンテーションをおこなう

エンタメ業界に限らず広告運用において、興味関心が高いセグメントをターゲットにすることが一つ鉄則です。

顕在的なニーズに応えることで、比較的簡単に広告効果を高められるため、セグメントを切り分ける段階で、エンタメ作品やサービスに関心が高い方を集められるようにしましょう。

適切なセグメントの「ファン層」に向けた広告配信をする

エンタメ業界の広告運用においては「ファン層」を意識することも重要です。

ファン層とは、ジャンルや作品・出演者・制作している監督などで切り分けられたセグメントです。

特にエンタメ業界では、作品や出演者・キャラクターに対する根強いファンが数多く存在しているため、そのようなセグメントに向けての広告配信の効果は高くなっています。

エンタメ業界の広告運用をする際は、ファン層への意識をしっかりと持っておくことも重要です。

オススメWeb広告媒体3選

エンタメ業界においてオススメのWeb広告媒体を紹介します。

Google広告

Google広告のおすすめポイントとしては、世界的に有名な検索エンジンであることに加え日本人の約70%の人が使用している点です。

使用している人が多いということは、それだけ興味・関心が高い人へアプローチできる機会が増えることになります。

メタ広告

メタ広告のおすすめポイントとしては、エンタメ業界との親和性が高い点です。

エンタメ業界とメタ広告は、どちらもクリエイティブが求められるため親和性が高いといえます。

またInstagramは日本のユーザーが6000万人以上とも言われており、その中でプロフィール情報などから関連性の高い人へ広告を発信することが可能です。

X広告

X広告のおすすめポイントとしては、トレンドになりやすいという点です。

他のSNSに比べて拡散力が高いためトレンドになりやすく、またエンタメのアカウントも多くあるため関連性の高い人へ広告を発信することが可能です。

まとめ

エンタメ業界においても、最適化されたターゲティングは重要です。

興味関心が高い方に広告を届けられれば、それだけ反応してもらえる確率も高くなります。逆に興味がない方へいくらアプローチをしても期待しているような効果が得られることは少ないでしょう。

この記事を書いた人

FC編集部

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