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Pinterest(ピンタレスト)広告のターゲティング手法・種類を徹底解説

Pinterest広告

  • 2023年5月13日
  • 2023年5月13日

Pinterest(ピンタレスト)広告は、2022年6月から日本国内で広告掲載ができるようになった比較的新しい媒体です。

現在広告を掲載する参入企業が増えてきていますが、一方で「ターゲティング方法がよくわからない」という疑問をお持ちの企業の方も多いのではないでしょうか。

実はPinterest広告には、効果的なさまざまなターゲティング手法・種類があります。

Pinterest広告のターゲティングを理解することで、自社の商品やサービスを販売できる媒体として検討度も高まるかと思いますので、ぜひ今回の記事をチェックしてみてください。

弊社はPinterest(ピンタレスト)広告の運用代行サポートも行なっていますので、類似実績などのご提案も可能です。

Pinterest(ピンタレスト)広告の概要について

Pinterestは、2009年にアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコで開始されたサービスです。

Pinterestは、画像や動画を共有するソーシャルメディアプラットフォームであり、ユーザーが興味のあるものをピン(保存)し、ボード(テーマごとにまとめたアルバムのような)もの)に整理できるように設計されています。

また、商用利用にも適しており、企業がPinterestを活用して製品を紹介したりと、ブランドを宣伝することもできます。Pinterestは、レシピ、ファッション、家庭装飾、旅行、DIYプロジェクトなど、幅広く興味のある分野に対応しています。

Pinterest広告は、そんなPinterest内に広告(ピン)を掲載でき、Pinterestユーザーに広告を通じて宣伝ができるようになっています。

2022年6月から開始されたこともあり、まだまだ広告媒体として日々アップデートを繰り返している状況ですが、利用ユーザーと相性の良い業種や商品、サービスは既に大きな成果が出ています。

 

Pinterest(ピンタレスト)広告とは?配信枠やターゲティング方法を徹底解説!

Pinterest(ピンタレスト)広告のターゲティング方法・種類

さてここからは本題ですが「Pinterest(ピンタレスト)広告のターゲティング方法・種類」について解説していきたいと思います。

Pinterest(ピンタレスト)広告にはさまざまなターゲティング方法・種類があります。

ターゲティングの種類を大きく分けると下記のターゲティングが可能です。

 

  1. オーディエンスリストターゲティング
  2. 類似拡張ターゲティング
  3. インタレストターゲティング
  4. キーワードターゲティング
  5. デモグラフィックターゲティング
  6. プレースメントターゲティング

現在日本国内で主要な媒体であるGoogle、Yahoo、Meta、LINE広告などでできるターゲティング方法が、Pinterest広告でも使用可能です。

一つ一つターゲティング方法について解説していきたいと思います。

オーディエンスターゲティング

オーディエンスターゲティングは「オーディエンスリストを指定して、そのユーザーリストに広告配信ができるターゲティング方法」です。

例えば下記のようなオーディエンスリストを作成し、リスト内のユーザーへ広告でアプローチが可能です。

  • 一度サイトにアクセスしたが離脱しているユーザー
  • カートに商品を入れた後放棄しているユーザー
  • フォームまで到達したが完了していないユーザー
  • 特定のアクションを起こしたユーザー
  • TOPページにアクセスしたユーザー
  • 顧客データと一致するユーザー

などサイト内で何かしらのアクションや行動を起こしたユーザーのクッキー情報を取得してターゲティングすることが可能です。

いわゆるリマーケティング広告などがオーディエンスターゲティングに該当します。

オーディエンスターゲティングは一度ユーザーがサイトにアクセスしていることもあり、ピンタレスト広告を配信すること最終成果につながる可能性の高い効果的なターゲティング方法です。

類似拡張ターゲティング

続いては類似拡張ターゲティングです。類似拡張ターゲティングは「オーディエンスリストと類似した属性や興味関心を持つユーザーへ広告掲載できるターゲティング方法」です。

類似拡張ターゲティングは、いわゆる類似オーディエンスと呼ばれているもので、Meta広告などでは主要なターゲティングとして活用されています。

Pinterest広告でも類似拡張ターゲティングが可能で、顧客リストと類似したユーザーをターゲティングすることが効果的です。

ピンタレストはピンの保存や検索キーワード、閲覧したピンなどの履歴などを照合して類似ユーザーを発掘していくため、類似ターゲティングの精度も高いです。

インタレストターゲティング(興味関心ターゲティング)

続いてはインタレストターゲティングです。インタレストターゲティングは「Pinterest(ピンタレスト)広告内で用意されている興味関心トピックを指定し、関連するユーザーへ広告掲載ができるターゲティング方法」です。

Pinterest広告では現在、約6,000以上の興味関心トピックが用意されており、かなり細かく詳細に設定することができます。

そのため、インタレストターゲティングの精度も高く効果が出やすい方法となります。

新規ユーザーの獲得にはインタレストターゲティングは併用していくと効果的です。またトピックごとの配信データをレポートで確認することができます。

キーワードターゲティング

続いてはキーワードターゲティングです。キーワードターゲティングとは「Pinterest広告内の検索窓でユーザーが検索するキーワードに関連して広告掲載ができるターゲティング方法」です。

GoogleやYahooでいうリスティング広告がPinterest広告でも使用ができます。これはMetaにはない機能であり、効果的な手法です。

キーワードの登録にはマッチタイプ(完全・フレーズ・部分一致)があり、除外キーワードの設定も可能です。

キーワードのデータも1キーワードごとにレポートで確認することはできるため、運用を継続していくことで成果が出ているキーワードの発見や絞り込みができ費用対効果を向上させていくことが可能です。

 

Pinterest広告のキーワードターゲティングを解説!マッチタイプや除外KWあり

 

デモグラフィック(属性)ターゲティング

続いてはデモグラフィック(属性)ターゲティングです。デモグラフィックターゲティングは「年齢・性別・地域・言語・デバイスなどのユーザー属性を指定して広告掲載ができるターゲティング方法」です。

Pinterest広告のユーザーの約60%は女性ユーザーであり、ミレニアム世代・Z世代(20~40代)の世代が多く利用しています。

そのためターゲットとするユーザーが当てはまらない場合はセグメントをかけて絞り込むなどのデモグラフィックの対策が必要となります。

デモグラフィックターゲティングは販売する商品やサービスが特定のユーザーに限られている場合に効果的です。

プレースメントターゲティング

続いてはプレースメントターゲティングです。プレースメントターゲティングは「Pinterest(ピンタレスト)の広告枠を指定して広告掲載ができるターゲティング方法」です。

Pinterest広告には配信枠が大きく分けて3つあります。

  1. ホームフィード
  2. 検索結果
  3. 関連ピン

ホームフィード枠

ホームフィードはピンタレストのホーム画面で表示されるピンの中に広告枠があり、掲載される仕組みです。

検索結果枠

検索結果は、ユーザーが検索窓から特定のキーワードで検索を行った検索結果のピンの中で広告枠があり掲載がされます。

関連ピン

関連ピンとは、ユーザーが何かのピンをクリックした場合に、そのピンと関連するピンが表示され、その中に広告枠があり掲載されます。

上記のようにPinterest広告には3つの広告枠があり、各配置枠を指定して広告配信することが可能です。

Pinterest広告のターゲティングについての注意点

Pinterest広告でターゲティング設定をする際には、いくつか注意すべきポイントがあります。

下記では注意すべきポイントを解説していきたいと思います。

Pinterest広告はターゲティングを絞り込みすぎない

Pinterest広告で注意したい点として「ターゲティングを絞り込みすぎない」という点です。

Pinterestユーザーは日本国内でいうと約870〜900万人ほどとなります。現在Instagramのユーザーが3,300万人ほどとなりますので、約1/4のユーザーとなります。

Pinterest広告でターゲティングを絞り込みすぎてしまうと、配信ボリュームがあまり出ずに効果測定が難しくなる点や、成果が出ないケースもあります。

そのためPinterest広告では、最初はターゲティングの幅を広げた状態から徐々に絞り込んでいく方法をとるのが効果的です。

Pinterest広告配信前に広告ポリシーを確認する

Pinterest広告で注意したい点として「広告ポリシーを事前に確認する」という点です。

Pinterest広告では、他の媒体と同様、広告掲載が難しい業種や商品、サービス、訴求があります。

特にリンク先のLPで審査落ちするケースも多くテキストなどの文言などには注意が必要です。

広告を設定してもポリシー違反で配信ができなければ意味がありませんので、事前に注意しましょう。

Pinterest広告のターゲティング方法についてのまとめ

今回は「Pinterest広告のターゲティング方法」について解説しました。

Pinterest広告にはさまざまなターゲティング方法があり、詳細に指定して配信を行うことができますので効果的です。

また最低出稿金額なども設けられておらず、いくらからでも広告をスタートして効果検証できます。

GoogleやYahoo、Metaで効果が出る良い部分をカネ揃えている点もあり、現在多くの企業で成果がすでに出ていますので、今後さらに期待ができる媒体となること間違いなしです。

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FORCLE編集部

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