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Facebook・Instagram広告のフリークエンシー確認・設定方法!目安や下げる方法も解説

facebook広告

Instagram広告

  • 2023年2月6日
  • 2023年2月6日

FacebookやInstagram広告を運用していると気になってくるのが「フリークエンシーの回数」です。

特にリマーケティングなどのカスタムオーディエンスのリストで配信している場合には、このフリークエンシーが高くなりがちです。

ですが、実際にFacebook広告、Instagram広告ではフリークエンシーキャップの設定ができるのかどうか、またどこで設定すれば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はFacebook、Instagram広告を配信する際にフリークエンシーキャップを設定してユニークユーザーに配信される広告の回数を制限したいと考えている方へ、設定・確認方法やフリークエンシーの目安、下げる方法などについて解説していきたいと思います。

フリークエンシーの最適化によって成果が大きく変わってきますのでぜひチェックしてみて下さい。

Facebook・Instagram広告のフリークエンシーとは何か

まずはFacebook・Instagram広告のフリークエンシーについて説明していきたいと思います。

フリークエンシーとは直訳すると「頻度」という意味を持ちます。

広告でいうフリークエンシーとは、WEB広告にユーザーがどれくらいの頻度接触をしたかを示す指標となります。

例えばユーザー1人あたりに3回広告が表示された場合には、フリークエンシーは「3」となります。

フリークエンシーとリーチの違い

フリークエンシーとリーチは少し間違えやすい指標となりますので、ここで各指標の違いについて簡単に説明したいと思います。

フリークエンシーは前述した通り1ユーザーあたりに広告が表示された頻度を示します。

一方でリーチは、広告が表示された人数を指します。

例えば、広告が表示された人数が10人だった場合は、リーチ数が10となります。

このようにフリークエンシーとリーチは「頻度」「人数」の違いがあると理解しておくと良いでしょう。

フリークエンシー数値が高すぎると何が起こる?

ではフリークエンシーの数値が高すぎるとどんな事が起こるのか、気になる方もいるかと思います。

フリークエンシーの数値が高くなると、下記のような課題が発生してきます。

  • ブランドイメージが悪くなる
  • 広告を非表示またはブロックされ品質が下がる
  • 悪い口コミやコメントなどを書かれる

などネガティブな課題が多く発生してしまいます。

ですので、Facebook、Instagram広告では、フリークエンシーの数値もチェックしながら高くなりすぎないようコントロールしていく必要が出てくるのです。

Facebook・Instagram広告のフリークエンシーキャップとは何か

フリークエンシーとセットで覚えておきたい設定が「フリークエンシーキャップ」です。

フリークエンシーキャップとは、同じユーザーに広告が表示される回数を制限する機能です。

例えば「ユーザー1人あたりに3回までしか広告を表示させたくない」という場合にはフリークエンシーキャップを設定して、1人あたりの広告露出を制限させる事ができます。

Facebook、Instagram広告ではフリークエンシーが高まるケースも多々あり、このフリークエンシーキャップをうまく設定する事で同じユーザーにずっと広告が流れるということを回避する事ができるようになります。

Facebook・Instagram広告のフリークエンシーの目安はどれくらい?

広告が表示され過ぎてしまうとユーザーにとってはマイナスのイメージにつながり、商品の購買・サービスの契約に結びつかなくなってしまう可能性も高くなります。

ですが一体どれくらいのフリークエンシーの数値最適なのか、目安がよくわからない位という方も多いのではないでしょうか。

Facebook広告、Instagram広告でのフリークエンシーの目安は「広告セット単位で2〜5回が平均」とされています。

ですがこれはあくまで一般的なフリークエンシーの数値であり、配信しているターゲット設定や予算にもよります。

広告の品質などもチェックし、総合的にフリークエンシーの状況を確認しておく必要があります。

Facebook・Instagram広告のフリークエンシーキャップの設定方法

ここからはFacebook広告、Instagram広告で「フリークエンシーキャップの設定方法」について詳しく説明していきたいと思います。

実はFacebook、Instagram広告でフリークエンシーキャップの設定をできるのは「リーチ」の広告目的のみとなっています。

そのためトラフィックや売上(コンバージョン)目的ではフリークエンシーキャップの設定は出来ませんのでご注意ください。

「リーチ」広告目的のフリークエンシーキャップ設定手順

リーチを目的とした広告配信の際にフリークエンシーキャップを設定する方法を説明します。

  • 広告マネージャー管理画面を開きます
  • 広告セットを選択し開きます
  • 「最適化と配信」内の「広告配信への最適化」をクリックします
  • プルダウンリストから「リーチ」または「デイリーユニークリーチ」を選択します
  • 「その他のオプション」をクリックします
  • 「フリークエンシーキャップ」でフリークエンシーキャップを設定します

上記の手順でフリークエンシーキャップを設定し効果検証を行うと良いでしょう。

Facebook・Instagram広告のフリークエンシーの確認方法

続いては広告配信後のフリークエンシーの確認方法について開設します。

各広告のフリークエンシーの確認方法は以下の通りです。

  • 広告マネージャーを開きます
  • 「列」ボタンをクリックし「列をカスタマイズ」をクリックします
  • パフォーマンスの中の「フリークエンシー」にチェックをつけて保存します
  • 各広告のフリークエンシーが確認できるようになります

フリークエンシーのデータは広告の成果を改善する上で重要な指標の1つとなりますので、管理画面の列に追加して、いつでもチェックできるようにしておくのがおすすめです。

Facebook・Instagram広告のフリークエンシーを下げる方法

ここまでフリークエンシーについて説明してきました。

Facebook広告、Instagram広告では、特定の広告の目的のみしか現状フリークエンシーキャップを設定する事ができません。

ここで課題となってくるのが「フリークエンシーを下げる方法はないのか」という点です。

フリークエンシーキャップが設定できない以上、うまくフリークエンシーの数値を最適な状態に保ち続けていく必要があります。

そこでここでは「フリークエンシーを下げる方法」について簡単に解説していきたいと思います。

広告のクリエイティブを差し替える

フリークエンシーを下げる方法、まずは「広告のクリエイティブを差し替える」という点です。

同じ素材の広告クリエイティブが同じユーザーに何度も表示されると、ポジティブな印象からシツコい広告というネガティブな印象へ変わってしまいます。

そこで広告クリエイティブを変更する事で同じユーザーへの配信でもネガティブな印象になりにくく、より最適に広告を配信する事ができます。

フリークエンシーを意識した際の追加する広告クリエイティブは似通った素材やテキストのみの変更ではなく、印象が変わるようなイメージや訴求のクリエイティブを用意する事でパフォーマンスを向上させていきましょう。

ターゲット設定を拡大する

フリークエンシーを下げる方法、続いては「ターゲット設定を拡大する」という点です。

ターゲットの範囲が狭すぎる場合、当然ですが1人あたりに表示される広告の回数は高まる傾向があります。

その際にはターゲットの範囲を広げて拡大する事で、リーチの数が増えフリークエンシーが緩和、下げる事ができます。

ですのでフリークエンシーを下げたい場合にはターゲットの見直しを行いましょう。

配置を全配置にする

フリークエンシーを下げる方法、続いては「配置を全配置にする」という点です。

Facebook、あるいはInstagramだけに設定にして配信を行なっている場合には、プラットフォーム・配置枠を全配置にして配信枠を最大化させましょう。

配信される枠が増えれば特定のプラットフォームしか利用していないユーザーにも広告が表示されるようになるため、フリークエンシーを下げる事ができます。

Advantage+をオンにする

フリークエンシーを下げる方法、続いては「Advantage+をオンにする」という点です。

Advantage+とは、詳細ターゲットで設定したターゲット以外に、Metaが自動でパフォーマンスが見込めるユーザーを探し出し拡張して新しいユーザーに広告が配信されるという機能です。

Advantage+をオンにする事で新しいユーザーへ広告が表示されるようになりますのでフリークエンシーを下げる事ができます。

Facebook、Instagram広告のフリークエンシーについてのまとめ

今回は「Facebook、Instagram広告のフリークエンシー」について説明しました。

フリークエンシーは広告改善に必要な指標の一つです。

フリークエンシーを分析・改善することで、広告のパフォーマンスがさらに最適化できますので「今までフリークエンシーを意識していなかった」という方はぜひこの機会にフリークエンシーをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

西山 秀彦

西山 秀彦

Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。