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MEO対策のメリットとデメリットについて-デメリットの対策方法
MEO対策
- 2022年5月26日
- 2022年5月26日
WEB施策では、大きく分けて「SEO対策」「MEO対策」に分けられます。SEO対策とMEO対策の違いについては、下記にリンクを貼っているので、確認ください。
MEO対策をおこなう上で、MEO対策の「メリット」「デメリット」を理解しておくと社内でMEOにどのくらいリソースを割くべきかなどスケジュールが立てやすくなります。また、デメリットの対処方法についてもご紹介しております。
MEO対策とは?
まず、初めに「MEO対策」についてです。
MEO(Map Engine Optimization)といい、Googleマップなどの検索枠で上位掲載させるための施策です。
MEO(Map Engine Optimization)を日本語訳にすると「マップエンジン最適化」という意味です。
Googleで「地域+サービス」で検索すると地図付きの画像が検索画面に出てくることがありませんか?
その地図付きの表示枠がMEO対策の枠となります。
MEO対策のデメリット
ではMEO対策には、どんなデメリットがあるのでしょうか。
デメリットは全体で5つあります。
- 実店舗がないと登録ができない。
- 上位掲載の数が決められている。
- 即効性がない。
- 口コミで悪いイメージが投稿される可能性がある。
実店舗がないと登録ができない。
MEO対策は、Googleビジネスプロフィールの登録が必要です。登録の際に住所の確認がありますので、住所がないと審査落ちが起きます。また、MEO対策の特徴的に実店舗でサービスや商品を提供しているアカウントが最も成果につながりやすいです。実店舗がない場合、「地域+サービス」などで検索し地図付きの表示ができたとしても直接来店することがなければGoogleの評価が上がりづらい傾向があります。
上位掲載の数が決められている。
MEO対策では、上位掲載の数が3位までと決まっています。地域性にもよりますが、競合が多い地域では上位掲載になかなか上がらないケースもあります。上位掲載に表示できないと「さらに表示」をクリックしないと表示がされないので、アクセス数もガット下がってしまします。逆に言うと上位3位に掲載されないとMEO対策としては成果が上がっていないという状況になります。
今では少しずつMEO対策が知られてきていて、SEO対策だけではなくMEO対策にも力を入れている企業が増えてきています。
即効性がない。
こちらに関しては、MEOだけではなくSEOにも関係してくることですが、即効性がないことです。理由はGoogleの検索ロボットが更新し評価をしてくれるのが約1~3カ月かかるということからです。そのため対策をしてすぐ上位掲載できるのは現実的に難しいです。
口コミで悪いイメージが投稿される可能性がある。
MEOのコンテンツ内でユーザーが口コミを投稿でき、企業から返信もできるということが特徴の一つです。Googleから評価が高いのが「口コミの内容」なので、数が多いほど良いのですが多いだけではいけません。しかしそれが逆に企業のマイナスイメージに繋がることがあります。口コミでは良い内容と悪い内容があります。その悪い内容が企業のイメージダウンにつながる可能性があります。
【MEO対策】知っておくべき口コミの重要性|Googleビジネスプロフィール
デメリットの対処法
【対処法】実店舗がないと登録ができない。
実は実店舗がない場合もMEO対策を企業のイメージアップをすることができます。例えば、企業の名前を検索した際にMEOの表示枠が大きく表示されます。その際に会社の情報や写真などコンテンツが充実することで会社の信用やホームページへのアクセスを獲得することができます。
【対処法】上位掲載の数が決められている。
現在MEO対策に力を入れている企業が増えてきていますが、まだ地域によっては競合が少ないエリアもあります。ですので、今すぐ始めても上位掲載を目指せることができます!また、目標キーワードを(例)「地域+サービス」→「サービス+地域」など競合が少ないところを狙うことで上位掲載ができるケースがあります。
【対処法】即効性がない。
即効性はないですが、毎日もしくは定期的に更新し続けることです。
【対処法】口コミで悪いイメージが投稿される可能性がある。
口コミがある以上、悪い口コミは発生してしまします。悪い口コミが発生した場合、店舗やブランドイメージに悪影響を及ぼす危険性があります。悪い口コミを無視したり逆に反論したりすると炎上してします。その炎上を防ぐために悪い口コミに関しては真摯な対応が一番好印象を与えます。口コミの内容は、企業に興味を持ったユーザーが見ているのでユーザーに好印象を与える返信を心がけましょう。
【MEO対策】知っておくべき口コミの重要性|Googleビジネスプロフィール
MEO対策のメリット
上記ではMEO対策のデメリットをご紹介しましたが、デメリット以上にMEO対策ではメリットがたくさんあります。
- 掲載費がかからない。
- 認知性が高い。
- SEOよりも上位掲載されやすい。
- 口コミからの集客ができる。
- 直で成果につながりやすい。
掲載費がかからない。
MEO対策の良い点として、掲載費がかからないことです。
MEO対策はGoogleのツール内(Googleビジネスプロフィール)でアカウント構築をしていきます。
Google広告と違って、だれでもコンテンツを作成しますのでここが一番のメリットです。
認知性が高い。
MEOの掲載場所は、SEOの上位掲載1位よりも上に掲載されるので、ユーザーの目に留まりやすい。また、スマートフォンでMEOの枠を見るとほぼ画面いっぱいに表示されるので、見たくなくても見えちゃうくらい目立ちます。
SEOよりも上位掲載されやすい。
上記「認知性が高い。」のところでも紹介しましたが、MEOの掲載場所はSEOよりも上に掲載されるので認知されやすい。また、SEO対策はMEO対策よりも時間がかかり労力もかかります。しかし、MEO対策では更新に時間がかからずリソース的にも優しいのでSEO対策よりもMEO対策を強化する企業も増えてきてます。
口コミからの集客ができる。
MEOのコンテンツ内には口コミを投稿することができ、企業はその口コミに返信することができます。良い口コミも多いあり、星を5段階でつけることができます。特に飲食店だと「口コミ」を見て判断するユーザーもかなり多いです。逆に口コミで良いコメントがあると集客拡大ができます。
直で成果につながりやすい。
MEOのコンテンツ(Googleビジネスプロフィール)では、電話タップ機能や予約フォームなどユーザーが直でなんだかのアクションを起こせる誘導線があります。なので、MEO対策を強化し上位掲載になるとそこから見たユーザーがすぐ来店、予約などできるので成果につながりやすいです。
まとめ
今回は「MEO対策のメリット・デメリットについて」ご紹介いたしました。
デメリットは、「実店舗がないと登録ができない。」「上位掲載の数が決められている。」「即効性がない。」「口コミで悪いイメージが投稿される可能性がある。」の5つです。
メリットは、「掲載費がかからない。」「認知性が高い。」「SEOよりも上位掲載されやすい。」「口コミからの集客ができる。」「直で成果につながりやすい。」の5つです。
MEO対策を始める前にMEO対策のメリットとデメリットを理解したうえで、MEO対策を強化するべきか判断してからすると良いです。
この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。