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リスティング広告はスモールスタート(少額)でも成果が出る?1〜5万の成功事例紹介
リスティング広告
- 2023年1月16日
- 2023年1月16日
WEB集客を始める際には、SEO対策やSNSの施策、広告施策など様々な方法があります。
ですがSEOやSNSの施策はリソースや継続力が必要となり、また適切な方法で量を継続しなければ時間がかかってしまう場合が多いです。
そこで考えられる方法として広告による販促が考えらます。中でもリスティング広告は、短期的に費用対効果を確認できるため、初期投資での検証に効果的と言えます。
ですが、広告を配信する際に問題となってくるのが予算です。広告はいわば投資、先に費用を支払い、対価が得られるかどうかの駆け引きです。
そのため広告で集客を始めるにしても少額から成果が出るかどうか確認したい、と考えている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事ではリスティング広告に焦点を絞り「スモールスタート(少額)」で成果が出るのかどうかについて、事例も合わせて解説していきたいと思います。
目次
リスティング広告のスモールスタート(少額)ってどれくらいの予算?
そもそもリスティング広告を始める際に「スモールスタート(少額)ってどれくらいの予算なの?」と気になる方もいるかと思います。
リスティング広告のスモールスタートは業種によっても考え方は異なりますが、10万円以下の広告費はスモールスタートと考えるべきであるとしています。
GoogleやYahooの媒体側でも有効的なデータの蓄積・分析・改善を進めていくためには、10万円以上の広告費が推奨とされています。
ですのでリスティング広告を配信する際にはまず、毎月どれくらいの予算で継続して配信ができるかを確認していただき、スモールスタートの範囲内の金額であれば、成果を短期的に出せる可能性のレベルが少し上がると考えておくと良いでしょう。
スモールスタートは事前に広告の成果地点を見直そう
そもそもリスティング広告をスモールスタートで始める際に考えられている「成果地点」を見直す必要がある場合もあります。
例えば、1万円の広告費で100万の売上を上げたいという成果地点があったとします。
この場合費用対効果(ROAS)は、10,000%と驚異的な数値です。
このような成果地点を目標としている場合にはまず難しいでしょう。
例えは大袈裟かもしれませんが、実際によくあるケースです。もし成果地点を高く置きすぎている場合には、広告を始める前に見直しをしましょう。
成果地点を決めていない広告は少額に関わらずNG
リスティング広告のサポートをさせていただく際によくあるケースとして「成果地点が決まっていない、分からない」という事がよくあります。
広告を配信する際には少額などの予算に関わらず、しっかりと目標値を決めておく必要があります。
ですが広告に対する目標値ってどうやって決めれば良いか分からないという方もいるかと思います。
その場合には、まずは損失が出ない最低ラインを成果地点と置くのが良いでしょう。
それでは「利益が出ないならリソースが取られるだけで意味がない」と考える方もたくさんいます。
ですが意味がないという事はありません。例えば通販であれば新規顧客のリードが獲得できるためリピート施策が出来ますし、再度ECで購入してくれる可能性もあります。
TOBやサービスを販売している場合でも導入事例が増え、新規販売力が上がったり、アップセルができる可能性だってあります。
スモールスタートで開始する場合には、欲を出しすぎる目標ではなく予算に見合った目標である事が重要です。
リスティング広告はスモールスタート(少額)でも成果が上がるのか
では少額の予算、スモールスタート(でリスティング広告を開始した場合、成果が上がるのでしょうか。気になるところですよね。
結論からいうと「あらゆる条件によって成果が上がるかどうかが変わってくる」と考えています。
あらゆる条件とは、例にあげると下記のような項目が影響してきます。
一つ一つ見ていきたいと思います。
業種の影響
リスティング広告を少額で成果がでるか、それは「広告を配信する業種」によって大きく変わってきます。
例えば競合他社が参入しすぎている業種や競合他社間の対立が強い業種などは、スモールスタートで成果が出ない場合があります。
また広告リテラシーが高い業種、広告代理店の導入が進んでいる業種なども無駄コストをしっかりとおさえているため効果が出ない可能性もあります。
ですので広告を配信する業種によって大きく変わるという点があります。業種の見極めはなかなか難しいかと思いますので、当社(お問い合わせフォーム)よりご相談下さい。
クリック単価による影響
リスティング広告を少額で成果がでるか、続いては「クリック単価による影響」が考えられます。
リスティング広告は業界によってクリック単価の相場が変わってきます。
例えばアパレルやインテリアなどの業界であれば、1クリック10〜30円で配信できます。
逆にシステム販売や求人、探偵事務所、買取などの業界は、1クリックで5,000円以上かかる場合も多々あります。
もちろん手動でクリック単価を制限することもできますが、制限する事で広告が全く表示されないという違う問題が出てきます。
そのためクリック単価が高い業界ではスモールスタートで成果を出すレベルがかなり難しくなると考えた方が良いでしょう。
時期やタイミングによる影響
リスティング広告を少額で成果がでるか、続いては「時期やタイミングによる影響」が考えられます。
例えば、閑散期で検索ボリュームが少ない=新規検討ユーザーが少ない時期やタイミングで広告を配信する場合には成果が出ない可能性があります。
特にスモールスタートは限られた予算の中で成果を出さないといけないため、無駄なクリックは命取りです。
時期やタイミングも考えた上で広告配信を検討しましょう。
商品力やサービス力による影響
リスティング広告を少額で成果がでるか、続いては「商品力やサービス力による影響」が考えられます。
この点は少額に関わらず重要なポイントです。
商品やサービス自体が他社に負けているもの、差をつけられるポイントがないものはいくら広告を出しても売れません。
自社の商品やサービスがどれくらいの力があるのかは競合調査をする必要があります。
また商品やサービスに魅力があっても見せ方(サイトのデザインやユーザビリティなど)が悪くても、売れにくくなります。
もしサイトやLPに力を入れられていない場合には、広告のコンバージョン率が落ち、コストがかかる運用になりますので、改善を進めましょう。
スモールスタートのメリット
ここからはリスティング広告をスモールスタートする場合のメリットについて説明します。
少額運用のメリットは下記のような点があげられます。
リスクを最小限に抑えられる
スモールスタートの一番のメリットは「リスクを最小限に抑えられる」という点です。
10万円と100万円で広告をスタートするとでは、失敗した際に10倍のリスクの差があります。
広告はどれだけ精度を高めても100%の確実性はありません。それは同じ条件下の中で同じように闘う競合他社がいることもそうですし、検索ユーザーや社会の状況変化などにも影響されるものだからです。
その点スモールスタートは利幅が少ない分、損失も少ないというメリットがあります。
広告の感触をつかめる
続いてのメリットとして「広告の感触をつかめる」という点です。
これは成果に関わらず「広告を配信するとこんな感じなのか」という感触、経験がつかめるというメリットです。
スモールスタートで感触をつかみ、本格的に始めていくためにどんな準備が必要なのかなどを得る事ができます。
感触をつかむことは重要なことですので、次のステップを考える上でメリットとなる事でしょう。
スモールスタートのデメリット
ここからはリスティング広告をスモールスタートする場合のデメリットについて説明します。
少額運用のデメリットは下記のような点があげられます。
リターンが少ない
スモールスタートのデメリット、まずは「リターンが少ない」という点です。
少額の広告費から得られる利益、リターンは多額の広告費に比べると当然ですが少ないです。
スモールスタートでたくさんの利益が生まれるという考えは現実的ではありませんので、リターンが少ないものと考えておきましょう。
十分なデータが得られない可能性がある
続いてのデメリットは「十分なデータが得られない可能性がある」という点です。
リスティング広告はデータが蓄積されればされるほど、その効果を大きく伸ばす事が出来ます。
ですが少額の場合は得られるデータ量が少ない為、どの部分が課題だったのか判断できない可能性が高いです。
十分なデータが得られないと改善の根拠が出せないため無駄コストになってしまうこともありますので注意が必要です。
リスティング広告をスモールスタートで成功させた事例
ではここからは「リスティング広告をスモールスタートで成功させた事例」について紹介します。
当社FORCLEは少額運用も得意としており成果が出ているケースも多数ございます。
通販サイトの少額運用による成功事例
まずは通販サイトの少額運用による成功事例です。
通販サイトの場合はクリック単価が低い傾向があるため、少額でも比較的成果が出やすいです。
クリック単価が低く検索ボリュームもある通販サイトでは、マッチタイプを拡張性のある部分一致で設定しながら配信する広めの広告配信が少額でも成果が出ているケースが多いです。
また無駄な検索語句は各指標(クリック数やクリック単価)を降順にさせて優先順位の高いワードを徹底的に除外登録していきます。
また商品については新規顧客が一番購入している商品を入り口に絞り込みテスト・検証を行います。
少額運用は目標もそうですが広告設計も何でもかんでも売りたいという設定はNGです。
確実に獲得が見込めるもので、確実な売上をまずは出せるか検証するということをブラさないようにしましょう。
TOBサイトの少額運用による成功事例
続いてはTOBサイトの少額運用による成功事例です。
TOBサイトでも少額から成功している事例は複数あります。
TOB、サービス系のサイトは、まずは訴求力のあるLPを用意しましょう。
LPの訴求力の違いによって広告費をいくらかけても売れないということにもなりかねません。
まずはペルソナ、導線を整理した力のあるLPで広告を配信できるような状態である必要があります。
リスティング広告に関してはマイクロコンバージョン(間接的なコンバージョン)を機械学習に追加して、学習スピードを上げる必要があります。
TOB、問い合わせサイトは、クリック単価が高めの業界も多数あるため少額では学習スピードが上がりません。
その場合の補完としてマイクロコンバージョンを使用します。
またマイクロコンバージョンについても実CVと同じ価値ではNGです。コンバージョンの価値を社内のCRM情報に基づいて変更して設定する事がポイントです。
リスティング広告のスモールスタートについてのまとめ
今回は「リスティング広告のスモールスタート」についてメリットやデメリット、事例などを解説しました。
スモールスタートはあくまで成果の感触を掴むためであり、少額で多額の利益を追うという事は難しいです。
費用対効果が合うのであれば、広告費を増やして利益を伸ばすことを検討しましょう。
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この記事を書いた人
西山 秀彦
Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。