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リスティング広告のNGキーワードとは?PPCアフィリエイトのワード選定方法をご紹介。

リスティング広告

  • 2022年6月20日
  • 2024年3月17日

アフィリエイトサイトでよく見かける「NGキーワード」

通常のリスティング広告を運用している方は、NGキーワードという言葉はあまり聞いたことがないという方もいるかと思いますが、PPCアフィリエイトを運用している方であれば一度は見たことがあるかと思います。

アフィリエイトでリスティング広告を配信する際には、この「NGキーワード」に注意しないと面倒な事になってしまいます。

NGキーワードは各広告主によってNGとするキーワードが多少異なってきます。

今回はアフィリエイト案件でリスティング広告を配信する際のNGキーワードについて詳しく解説していきたいと思います。

リスティング広告とは

これから始めてみようかなと考えている方で、そもそもリスティング広告って何?

という方もいるかもしれませんので、簡単にリスティング広告について説明します。

リスティング広告とは、GoogleやYahooの検索エンジン上でユーザーが何かを検索した際に検索結果の上部と下部に表示される広告の事を指します。

リスティング広告は別名、検索連動型広告・PPC(Pay Par Click)広告とも呼ばれています。

リスティング広告はクリック単価制で、表示されただけではお金がかかりません。検索ニーズに対応した的確な広告を配信することが出来るため費用対効果の高い広告です。

PPCアフィリエイトとは

アフィリエイト広告をやってみようと何か情報を調べた方は「PPCアフィリエイト」という言葉を目にしている方が多いかと思います。

PPCアフィリエイトとは、アフィリエイトの案件をリスティング広告で配信する方法です。

リスティング広告の費用がアフィリエイトにかかる費用よりも下回れば、利益が発生し数が増加した分だけ売上は大きくなります。

リスティング広告のNGキーワードとは?

リスティング広告 スペース

では「NGキーワード」とは一体どんなものなのでしょうか?

このNGキーワードはアフィリエイト案件をリスティング広告で配信する場合に大きく関わってきます。

つまりPPCアフィリエイトで注意すべき重要となるワードといえます。

NGワードとは、PPCアフィリエイトでリスティング広告を配信する際に「使用してはいけない禁止ワード」です。

例えばすでに名前が認知されている大手のサイトであれば、サイト名や商品名、サービス名で検索して購入・契約する人も多いでしょう。

この場合、サイト名などでリスティング広告を配信されてしまうと「広告を出さなくても獲得が見込めるユーザー」に対して無駄な成果報酬費用を支払う事になります。

ですので「サイト名や商品名のキーワードではリスティング広告を配信しないでください」という禁止事項をあらかじめ設けるのです。

この禁止としているワードの事を「NGキーワード」と言います。

NGワードとして禁止されているキーワードには様々な種類があります。

リスティング広告のNGワードの具体的な例

リスティング広告 ngキーワード

PPCアフィリエイト運用のリスティング広告でNGワードとして禁止されるキーワードはいくつかありますので、事前にチェックして注意する必要があります。

NGキーワードとして禁止されるワードの例をいくつか紹介していきましょう。

指定されているNGキーワード

・会社や商品名、商標登録名

・公式サイトを誤解させるワード

・著作権を侵害するワード

・最上級表現のキーワード

ひとつひとつ見ていきたいと思います。

会社名や商品名、サービス名、商標登録名

NGとして禁止されているワード、まずは「会社名や商品名、サービス名、商標登録名」です。

会社名や商品名、サービス名を検索するユーザーはすでにその会社のビジネスを認知しており、購入・契約に意欲的な能動ユーザーです。

その為、アフィリエイトで商品名やサービス名のリスティング広告を配信されてしまうと、コストをかけなくても獲得ができる可能性が高いユーザーに対しての成果報酬を支払う事になり、費用対効果がよくありません。

これは商品名やサービス名の検索数が多ければ多いほど、成果報酬額の金額が大きくなります。

その為、すでにある程度の認知がされている会社の多くは、商品名やサービス名でのキーワードを禁止、NGキーワードとしています。

また商標登録されているキーワードもNGです。商標権侵害で場合によっては大きなトラブルになる可能性もありますので注意しましょう。

公式サイトを誤解させるワード

NGとして禁止されているワード、続いては「公式サイトを誤解させるワード」です。

広告文章の中に「公式サイト」「公式通販」など、あたかも公式のサイトと誤解させるような表現は基本的に禁止、NGキーワードとされています。

アフィリエイトサイトは公式ではなく提携サイトとなる為、ブリッジページで公式サイトを謳う事自体NGです。

「公式」訴求は確かにクリック率やコンバージョン率が高まる傾向もありますが、成果報酬が無効となりますので使用しないように注意をしましょう。

著作権を侵害するキーワード

NGとして禁止されているワード、続いては「著作権を侵害するキーワード」です。

著作権のあるキーワードは基本的にリスティング広告ではNGキーワードとなります。

著作権がある人物名や著作物などのキーワードを使用した場合、著作権の権利を有する権利者から指摘やクレームが発生し、裁判などの大きなトラブルになる可能性もあります。

仮に審査が通過して成果報酬が有効となった場合にも、リスクが非常に高いので使用しないように注意しましょう。

最上級表現のキーワード

NGとして禁止されているワード、続いては「最上級表現のキーワード」です。

最上級の表現とは例えば、「日本一」や「シェアNO1」「国内1位」「最高値」「世界トップ」などのNo1を示すようなキーワードです。

最上級表現は客観的な裏付けができない場合、全て禁止ワードとされています。これは景品表示法の不当表示で規制されている項目に値します。

もし最上級表現をしたい場合には調査期間での信頼できるデータが必要になりますのであらかじめ注意しておきましょう。

NGワードを使用したらどうなるの?

PPCアフィリエイトで禁止とされているNGキーワードは多数ありますが、もし仮にNGキーワードを使用してしまった場合はどうなるのでしょう。

成果報酬が無効になる

リスティング広告でNGキーワードを使用した場合「リスティング広告経由での成果報酬額が無効」になります。

無効になった場合は大きな損失になることが考えられますので、大きな広告費をかけていればいるほど影響は大きくなります。

広告主から提携が解除される

もしNGワードでリスティング広告を配信していることがバレてしまった場合は「広告主から提携が解除されブラックリスト入り」することになります。

ブラックリスト入りするとASP側からも監視され、他の提携先企業の掲載解除になる場合もあり、最悪退会ということもありますのでご注意ください。

リスティング広告でNGワードを避けたKW選定方法とは!

リスティング広告 資格

リスティング広告でNGキーワードを避けた場合のキーワード選定方法について、いくつか紹介していきたいと思います。

どのようなキーワードが獲得しやすいのかをチェックして、PPCアフィリエイトをうまく運用していきましょう。

NGワードをうまく言い換える

キーワードの選定方法、まずは「NGキーワードをうまく言い換える」という点です。

例えば商品名を直接登録して配信することが難しい場合、商品名のジャンルのキーワードにうまく言い換えて獲得を狙うと良いでしょう。

「フィットネス24」のようなサービス名であれば、「フィットネス 24時間」などの一般キーワードに言い換えをうまく行いキーワードを登録すると良いでしょう。

あまり狙いすぎてしまうとNGキーワードとして登録されている認識となる場合があるので、うまく言い換えをしたキーワード登録が重要となります。

悩みを解決するキーワードを入れる

キーワードの選定方法、続いては「悩みを解決するキーワードを入れる」という点です。

特にコンプレックス商材は、悩みが深くどうにかしてその悩みを解決したいというユーザーが多く検索します。

まずはアフィリエイト案件のLPやサイト等をしっかりと読み込み、その商品やサービスが悩みを抱えているユーザーに対して、どのようにアプローチして解決ができるのか、より興味関心が湧くような訴求をしていくと良いです。

登録するキーワードに関しても悩み系のキーワードや解決策を求めているようなキーワードを選定することで、より真剣に商品やサービスを探しているユーザーのクリックを増やすことが可能になり、獲得数の増加が見込めます。

購入や問い合わせに近いワードを入れる

キーワードの選定方法、続いては「購入や問い合わせに近いワードを入れる」という点です。

キーワードを選定する際にはより購入や問い合わせにつながりやすいキーワードを選定するようにしましょう。

例えば「ダイエット 方法」「痩せる食べ物」などの情報検索と呼ばれる、情報収集の為のキーワードはまだ購入決意ができていない、少しファネルの中間フェーズにいるような興味はあるけど具体的に決まっていないユーザーとなります。

購入に近いキーワードとは「ダイエットサプリ 無添加」「酵素ドリンク 比較」など、ダイエットの中でもサプリなのかドリンクなのか既に決まっており、その中でどの商品を買うか比較検討している状態のユーザーが検索すると考えられるキーワードです。

検索が意図している条件が具体的であればあるほど獲得できる可能性は上昇します。

PPCアフィリエイトで注意すべきポイント

リスティング広告 トレンド

ここからはPPCアフィリエイトを始める際に注意したいポイントについて説明していきたいと思います。

現在リスティング広告でアフィリエイト案件の運用をしている方は下記の項目に注意して運用していきましょう。

常に最新の情報を記載する

PPCアフィリエイトで注意すべきポイント、まずは「常に最新の情報を記載する」という点です。

アフィリエイト案件でリスティング広告を配信している際には、キーワードに意識がいきがちですが、気づいたらもっと重要な最新情報を見逃していたということもあります。

提携していれば更新された情報はメールなどで届きますが通知設定をしていなかったり、メールの見逃して気づかないまま運用をしていたり、なんてこともありますので「最新情報を常に把握」することが重要です。

広告文などにも反映して獲得率を上げていきましょう。

リスティング広告の出稿が許可されているキーワードか確認する

続いては「リスティング広告の出稿が許可されているキーワードか確認する」という点です。

NGキーワードの内容は広告主によって内容が異なっていますので、内容をしっかりと確認し登録しているキーワードが成果の対象になるかどうかを事前にしっかりとチェックしておきましょう。

誇張するような表現を使用しない

続いては「誇張するような表現を使用しない」という点です。

例えば「ユーザー満足度No1」「あの芸能人〇〇さんも使用中」など実際の根拠がないものに関しては誇張しすぎなテキストに注意が必要です。

また誇張表現だけではなく、汚い言葉や精神的なダメージを与えるような文言もクレームになってしまう可能性もありますので、なるべく使用を控えるようにしましょう。

広告主のブランドにも関わってくる問題なので、トラブルにつながるケースもあります。

確実性のあるような表現を使用しない

続いては「確実性のあるような表現を使用しない」という点です。

例えば「確実に痩せる」や「100%効果があります」「日本で一番購入されています」などの表現は、信頼できる機関の根拠がない場合使用ができません。

なので商品やサービスのテキストを考える際には確実性のある表現は避けることがおすすめです。

こちらも消費者と会社間でのトラブルが発生するケースがあり、運用者にも影響がある場合がありますので注意したいところです。

商品やサービスと関係ない内容を含めない

続いては「商品やサービスと関係ない内容を含めない」という点です。

商品名やサービス名と全く無関係の内容は獲得にも繋がりにくく、クレームにもつながりやすいため使用を控えた方が良いでしょう。

基本的には、関係のない内容は記載しないとは思いますが、例えば関連性のないトレンド系のキャッチコピーなどを使用して意図的にクリック率を上げるなどはよくあることなので、注意しておくと良いかと思います。

薬機法やポリシーに注意する

続いて「薬機法やポリシーに注意する」という点です。

薬機法やポリシーに引っ掛かってしまうと審査落ちしてしまいます。

仮に広告が承認されたとしても、追審査で落とされてしまいます。

特に成果が出ていたタイミングで停止となり、その後成果が悪くなるというケースも多々ありますので、事前に薬機法やポリシーに気をつけながら配信を実施しましょう。

NGキーワードのまとめ

今回は「リスティング広告のNGキーワード」について説明しました。

NGキーワードには様々な種類があり、リスティング広告を配信する際には特に注意しておきたいポイントの一つです。

NGキーワードを意図的にうまく使用していても、発覚した場合のリスクやトラブルを考えるとNGキーワードは使用しないことが賢明な手段です。

これからPPCアフィリエイトを始めようと考えている方も、NGワードに注意して成果が出るような広告配信をぜひしてみて下さい。

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この記事を書いた人

西山 秀彦

西山 秀彦

Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。