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キーワードのサスペンド状態とは?サスペンドキーワードを選ばない対処法を解説

リスティング広告

  • 2022年2月21日
  • 2022年5月21日

リスティング広告を運用していくなかで「サスペンド」という言葉を耳にしたことがある方もいるかと思います。

サスペンドってどんな状態?と疑問に感じた人も多いのではないでしょうか。

今回はキーワードのサスペンドについて説明したいと思います。

またサスペンド状態にあるキーワードを選定しない対処法についても説明していますのでご覧ください。

キーワードのサスペンドとはどんな状態?

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それではまずはじめに「キーワードのサスペンド状態」について説明していきたいと思います。

サスペンドとは一時停止を意味する言葉ではありますが、リスティング広告でいうキーワードのサスペンドとは「検索ボリュームが少ない」と赤文字でアラートになるキーワードの状態を指します。

つまりキーワードの検索ボリュームが少なすぎて表示できない状態を、キーワードのサスペンド状態といいます。

実際に「このキーワードは使えるな」と思って登録したところ、検索ボリュームが少ないというアラートが出て配信が全く出来なかったという経験は誰にでもあるかと思います。

キーワードがサスペンド状態となっている場合、そのキーワードではリスティング広告をほぼ表示することができません。

そのためもっとユーザーに検索されているようなキーワードを活用していく費用があります。

キーワードのサスペンド状態はどんなキーワード?

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ではキーワードがサスペンド状態となるキーワードはどんなキーワードなのでしょうか。

3単語以上のスモールキーワード

3単語以上のスモール呼ばれるキーワードは、検索ボリュームが非常に少なくサスペンド状態となっている場合が多いです。

ニッチな語句が含まれるキーワード

ニッチであまり使われない表現の語句が含まれるキーワードはサスペンド状態である場合が多いです。

造語など意図的に考えられたキーワード

造語などを使用したキーワードはよりニッチなキーワードとなり、検索ボリュームが落ちサスペンド状態である場合が多いです。

知名度の低い指名キーワード

知名度が低い指名キーワードは登録をしてもサスペンド状態である場合が多いです。

リスティングでキーワードのサスペンドを避ける対処法

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リスティング広告でサスペンド状態のキーワードの登録を避けるための対処法はいくつかあります。

サスペンド状態のキーワードを登録したくないと考えている人はチェックしてみてください。

キーワードプランナーを使用する

サスペンド状態であるキーワードを登録しないようにするためには「キーワードプランナー」を使用しましょう。

キーワードプランナーで登録したいキーワードの検索ボリュームを調査し、検索ボリュームが100以上のキーワードを登録するようにしましょう

100以下でもボリューム数が記載されているキーワードはサスペンド状態にならないキーワードが多いですが、ボリューム数が記載されていないキーワドはサスペンド状態になります。

ですので最低でも検索ボリューム数が記載されているキーワードを選んで登録するようにしましょう。

キーワードの検索数を増やす

サスペンド状態にあるキーワードを解放するために出来ること、それは検索数を増やすしかありません。

検索ボリュームを増やすことでサスペンド状態ではなくなり、リスティング広告の表示がされやすくなります。

ですが意図的に検索回数を増やしても意味がありませんので、検索させたいキーワードを多くのユーザーに認知させる施策を実施しましょう。

例えばディスプレイやYoutubeTVCMなどで印象に残るキーワードを意図的に認知させることで、興味を持ったユーザーは検索に移ります。

最初は検索ボリュームが少ないキーワードでも、認知施策を継続的に行うことによってサスペンド状態ではなく需要のあるキーワードとして認識されるようになります。

まとめ

今回はリスティング広告におけるキーワードのサスペンドについて説明してきました。

キーワードサスペンド状態になってます?と言われたときに「うっ!何サスペンド状態って?」とならないように言葉の意味を理解しておきましょう。

またサスペンド状態の対処法もおさえておくことで、登録する選定キーワードも変わってきます。

またあえて認知されていないキーワードを検索数を増やしていくことで安いクリック単価でコンバージョンのつながりやすいキーワードを生み出していくこともできるので、戦略的に考えていくことも重要です。

ぜひ今回のサスペンドを理解して、工夫していきましょう。

この記事を書いた人

西山 秀彦

西山 秀彦

Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。