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リスティング広告でよく使用する指標の計算式一覧!これで今日から計算式をマスター
リスティング広告
- 2022年2月23日
- 2022年5月21日
リスティング広告でシミュレーションを作ったり、データを計算して改善しようと思ったとき、計算式がわからないと苦労しますよね。
特にシミュレーションを作成する際には計算式を覚えていないと作る事ができません。
今回はリスティング広告でよく使用する指標の計算式を一覧でまとめてみました。
これさえみればリスティング広告の計算式はバッチリマスターできます。
これからシミュレーションを作成したり、分析を素早く頭でできるようにしたい方はぜひ計算式をチェックしてマスターしてみてくださいね。
それでは早速みていきましょう。
リスティング広告でよく使う指標の計算式一覧
まずはリスティング広告でよく使用される指標とその計算式を一覧で紹介します。
手っ取り早く計算式を確認したいという方はhすぐに確認ができるのでチェックしてみてください。
費用(COST)
クリック数×クリック単価
コンバージョン数×コンバージョン単価
表示回数(IMP)
クリック数÷クリック率
クリック数(Click)
費用÷クリック単価
表示回数×クリック率
クリック率(CTR)
クリック数÷表示回数×100
クリック単価(CPC)
費用÷クリック数
コンバージョン数(CV)
費用÷コンバージョン単価
クリック数÷コンバージョン率
コンバージョン率(CVR)
コンバージョン数÷クリック数×100
コンバージョン単価(CPA)
費用÷コンバージョン数
クリック単価÷コンバージョン率
費用対効果(ROAS)
売上÷広告費×100
投資対効果(ROI)
利益(売上ー原価ー広告費)÷広告費×100
リスティング広告でよく使用する各指標の定義と計算例
さてここからはリスティング広告でよく使用する各指標の定義と計算例について紹介したいと思います。
計算の例を確認する事でよりイメージしやすくなりますので、シミュレーションの作成や分析する際の確認としてチェックしてみると良いでしょう。
費用(COST)の定義と計算例
費用とはリスティング広告で使用した広告費用となります。広告費用は計算式がなくてもすぐに確認ができるので特に計算例がなくても問題はないかと思いますが、計算するパターンは2つほどあります。
計算例1 クリック数×クリック単価=費用 例えばクリック数が100回、1クリックの単価が50円だとすると広告費は100回×50円で5,000円となります。 計算例2 コンバージョン数×コンバージョン単価=費用 例えばコンバージョン数は30件、1コンバージョンの単価が10,000円だとすると広告費は30件×10,000円で300,000円となります。 |
表示回数(IMP)
表示回数はインプレッション数とも呼ばれ、広告が表示された回数です。1ユーザーに3回広告が表示された場合、表示回数は3となります。表示回数の計算式は以下の通りです。
計算例 クリック数÷クリック率=表示回数 例えばクリック数が50回、クリック率が1%だとすると、表示回数は50回÷1%で5,000回の表示回数となります。 |
クリック数(Click)
クリック数は広告がクリックされた回数です。例えば1ユーザに広告が5回クリックされたとするとクリック数は5回となります。クリック数の計算式は以下の通りです。計算するパターンは2つほどあります。
計算例1 費用÷クリック単価=クリック数 例えば広告費が10,000円、1クリックの単価が100円だとするとクリック数は10,000円÷100円で100回となります。 計算例2 表示回数÷クリック数=クリック数 例えば表示回数が1,000回、クリック率が2%だとするとクリック数は1,000回×2%で20クリックとなります。 |
クリック率(CTR)
クリック率はCTRとも呼ばれており、広告がクリックされる割合のことを指します。クリック率の計算式は以下の通りです。
計算例 クリック数÷表示回数×100=クリック率 例えばクリック数が100回、表示回数が1,000回の場合は、100回÷1,000回×100でクリック率は10%となります。 |
クリック単価(CPC)
クリック単価とは、1クリックにかかった費用のことを指します。クリック単価はCPCとも呼ばれます。計算例は以下の通りです。
計算例 広告費÷クリック数=クリック単価 例えば広告費が20,000円、クリック数が100回だとするとクリック単価は20,000円÷100回で200円となります。 |
コンバージョン数(CV)
コンバージョン数は、広告によって発生した成果の件数です。コンバージョンは購入件数、お問い合わせ件数など様々な成果の種類があります。コンバージョン数はCV数とも呼ばれます。計算式は以下の通りです。計算するパターンは2つほどあります。
計算例1 費用÷コンバージョン単価=コンバージョン数 例えば広告費が300,000円、1件獲得にかかったコンバージョン単価が10,000円だとすると、コンバージョン数は300,000円÷10,000円で30件となります。 計算例2 クリック数×コンバージョン率=コンバージョン数 例えばクリック数が300回、コンバージョン率が1%だとすると300回×1%でコンバージョン数は3件となります。 |
コンバージョン率(CVR)
コンバージョン率は、コンバージョンにつながった割合を指します。コンバージョン率はCVRとも呼ばれます。計算例は以下の通りです。
計算例 コンバージョン数÷クリック数×100=コンバージョン率 例えばコンバージョン数が100件、クリック数が5,000回だとすると100件÷5,000回×100でコンバージョン率は2%となります。 |
コンバージョン単価(CPA)
コンバージョン単価は、1件コンバージョンを獲得するためにかかった費用のことを指します。コンバージョン単価はCPAとも呼ばれます。計算例は以下の通りです。パターンは2つほどあります。
計算例1 費用÷コンバージョン数=コンバージョン単価 例えば広告費が10,000円、コンバージョン数が2件だとすると、10,000円÷2件でコンバージョン単価は5,000円となります。 計算例2 クリック単価÷コンバージョン率=コンバージョン単価 例えばクリック単価が300円、コンバージョン率が1%だとすると、300円÷1%でコンバージョン単価は30,000円となります。 |
費用対効果(ROAS)
費用対効果は、費用と収益に対しての効果を表す指標です。費用対効果はROASとも呼ばれます。計算例は以下の通りです。
計算例 売上÷広告費×100=費用対効果 例えば売上が100,000円、広告費が50,000円だとすると100,000円÷50,000円×100で、費用対効果は200%となります。 |
投資対効果(ROI)
投資対効果は、費用と利益に対しての効果を表す指標です。投資対効果はROIとも呼ばれます。計算例は以下の通りです。
計算例 利益(売上ー原価ー広告費)÷広告費×100=投資対効果 例えば売上が100,000円、原価が30,000円、広告費が30,000円だとすると、(100,000ー30,000円ー30,000円)÷30,000円×100で、投資対効果は133%となります。 |
まとめ
今回はリスティング広告でよく使用する指標の計算式について紹介しました。
計算式を覚えておくと、いざシミュレーションを作成するときや、瞬時に指標の数値を計算しなければいけないタイミングでパッと答えを出すことができます。
またリスティング広告の分析をする際にも計算式は何かと便利です。改善レベルも上がりますので、ぜひチェックしておきましょう。
この記事を書いた人
西山 秀彦
Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。