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LINEトークリスト広告とは?基本概要を解説

LINEトークリスト広告とは
LINEトークリスト広告は、LINEアプリのトーク一覧画面に表示される広告フォーマットです。2019年のサービス開始以降、多くの企業がマーケティング施策として活用しています。
普段LINEを使用するユーザーの目に自然と入る位置に広告が表示されるため、高い注目度が特徴です。広告はトークルーム一覧の中に、通常のトークルームと同じようなデザインで表示されます。
※2023年9月よりトークリスト広告の表示サイズが拡大されました。
LINE広告の種類とトークリスト広告の位置づけ
LINE広告には複数の種類が存在します。以下の表で主要な広告フォーマットを比較してみましょう。
広告の種類 | 表示場所 | 特徴 |
---|---|---|
トークリスト広告 | トーク一覧画面 | 自然な形での広告配信が可能 |
タイムライン広告 | LINEタイムライン | ソーシャルメディア的な活用が可能 |
NEWS広告 | LINEニュース面 | 情報収集中のユーザーへアプローチ |
トークリスト広告の特徴と他広告との違い
トークリスト広告は、LINEの全広告フォーマットの中で最も高いクリック率を誇ります。これは、ユーザーが最も頻繁に目にするトーク一覧画面に広告が表示されるためです。
また、広告フォーマットがトークルームと同様のデザインのため、ユーザーに違和感を与えにくいという特徴があります。さらに、画像やテキストを組み合わせた柔軟な表現が可能です。
どんな業種・ビジネスに向いているのか?
トークリスト広告は、以下のようなビジネスで特に効果を発揮します。
- ECサイト(商品の即時購入を促したい場合)
- 飲食店(来店予約の獲得)
- 不動産(物件inquiry獲得)
- 人材サービス(求職者からの応募獲得)
- 金融サービス(資料請求やカード発行申込)
特に即時性の高い商品やサービス、その場での行動を促したい場合に効果的です。
スマートフォンでの利用が主となるLINEの特性を活かし、モバイルフレンドリーなランディングページと組み合わせることで、高いコンバージョン率を期待できます。
LINEトークリスト広告に掲載するメリット・デメリット
LINEトークリスト広告には、独自の強みと課題があります。
効果的な活用のためには、それぞれを正しく理解することが大切です。
LINEトーク広告のメリット
圧倒的な視認性!LINEのトークリストに自然に表示
LINEトークリスト広告は、ユーザーが日常的に利用するトークリスト画面に表示されます。
1日のLINEアプリ起動回数が平均20回以上のため、広告接触機会が非常に多く、ブランド認知やサービス認知の向上に効果的です。
また、LINEトークリスト内に自然な形で広告が表示されるため、ユーザーにストレスを与えにくいという特徴があります。
潜在層にもリーチしやすい
月間アクティブユーザー数が9,400万人を超えるLINEでは、年齢・性別を問わず幅広いユーザー層へのアプローチが可能です。
特に以下のようなターゲティングが効果的です。
ターゲット層 | 特徴 | 訴求ポイント |
---|---|---|
若年層(10-20代) | LINE利用頻度が高い | トレンド・ファッション関連 |
主婦層 | 日中の利用が多い | 日用品・食品関連 |
ビジネスパーソン | 通勤時間帯の利用が多い | キャリア・金融関連 |
タップ率(CTR)が高い
一般的なディスプレイ広告と比較して、平均CTRが2~3倍高いことが特徴です。
理由として、トークリスト内という自然な文脈で広告が表示されることが要因です。
LINEトーク広告のデメリット
ユーザーの違和感を生まない広告運用が必要
トークリスト上に表示される広告のため、過度な表現やユーザーの興味関心と大きくかけ離れた内容は、逆効果となる可能性があります。
以下のような点に注意が必要です。
- 過度なアピールを避ける
- ユーザーの利用シーンに合わせた訴求設計
- 適切な配信頻度の設定
LINEトークリスト広告の効果を最大化するターゲティング戦略
LINEトークリスト広告では、適切なターゲティング設定が広告効果を大きく左右します。ここでは効果的なターゲティング戦略について詳しく解説していきます。
基本的なターゲティング項目
項目 | 設定できる内容 | おすすめの使い方 |
---|---|---|
年齢 | 15歳以上・5歳刻み | 商材に応じて±5歳程度の幅を持たせる |
性別 | 全て・男性・女性 | 商材のメインターゲットに絞る |
地域 | 都道府県・市区町村 | 実店舗がある場合は来店圏内に設定 |
デモグラフィック属性によるターゲティング
LINEユーザーの行動データを基にした、より精緻なターゲティングが可能です。例えば、職業や年収、趣味嗜好などの属性情報を組み合わせることで、より適切なユーザーへの配信が実現できます。
職業・年収による絞り込み
会社員、公務員、自営業などの職業区分や、年収帯による絞り込みが可能です。特にBtoBサービスを展開する場合は、ビジネスパーソンに的確にリーチできます。
興味関心カテゴリー
ユーザーの行動履歴から推定された興味関心カテゴリーを選択できます。美容、グルメ、旅行など、100以上のカテゴリーから選択が可能です。
カスタムオーディエンスの活用
自社サイトへの訪問者データやLINE公式アカウントの友だちリストを活用したターゲティングも効果的です。既存顧客やサイト訪問者に似た特徴を持つユーザー(類似オーディエンス)への配信で、高い成果が期待できます。
リターゲティング施策
ECサイトの場合、商品閲覧者や買い物かご放棄者に対して再度アプローチすることで、購入率の向上が見込めます。
時間帯・曜日設定の最適化
ユーザーの活動時間帯に合わせた配信設定も重要です。例えば、
- 通勤・通学時間帯(朝7-9時、夜18-20時)
- お昼休み(12-13時)
- 夜間リラックスタイム(21-23時)
などの時間帯は、LINEの利用率が高くなります。
ターゲティングの組み合わせ戦略
複数のターゲティング条件を組み合わせることで、より精度の高いユーザーへのリーチが可能になります。
ただし、条件を絞りすぎると配信量が少なくなる可能性があるため、バランスを取ることが大切です。
商材タイプ | 推奨ターゲティング組み合わせ |
---|---|
美容系サービス | 女性×25-34歳×美容興味×世帯年収600万円以上 |
ビジネスツール | 男女×30-49歳×会社員×IT興味 |
飲食店 | 男女×実店舗から3km圏内×グルメ興味 |
LINEトークリスト広告の配信方法と設定手順
LINEトークリスト広告の配信は、4つのステップで簡単に始められます。
初めて広告配信を行う方でも迷わないよう、手順を詳しく解説します。
【ステップ①】LINE広告アカウントの開設
LINE広告を出稿するには、まずLINE広告アカウントが必要です。
LINE公式サイトから広告主登録を行い、審査を通過すると配信が可能になります。
登録項目 | 必要な情報 |
---|---|
会社情報 | 会社名、所在地、電話番号 |
広告主情報 | 担当者名、メールアドレス |
請求情報 | クレジットカード情報または請求書払いの設定 |
【ステップ②】広告キャンペーンの作成
広告キャンペーンでは、予算や配信期間、広告の目的を設定します。目的には「認知」「訪問」「コンバージョン」から選択できます。
キャンペーン作成時に必要な設定項目は以下の通りです。
設定項目 | 内容 |
---|---|
1日の予算 | 最低予算は100円から |
配信期間 | 開始日時と終了日時 |
配信スケジュール | 時間帯や曜日の指定 |
【ステップ③】ターゲティング設定(年齢・性別・興味関心など)
ターゲティングは広告効果を左右する重要な要素です。
効果的なターゲティングには、デモグラフィック属性と興味関心の組み合わせが効果的です。
ターゲティング項目 | 設定例 |
---|---|
基本属性 | 年齢、性別、地域 |
興味関心 | ファッション、グルメ、美容など |
行動データ | アプリ利用履歴、購買傾向 |
【ステップ④】広告クリエイティブの入稿・審査
トークリスト広告のクリエイティブには、画像とテキストの両方が必要です。入稿規定に沿って作成し、審査を通します。
画像サイズやテキスト文字数は以下の通りです。
要素 | 規定 |
---|---|
画像サイズ | 1200×628ピクセル |
広告タイトル | 最大40文字 |
説明文 | 最大90文字 |
審査は通常1~2営業日程度で完了し、承認後すぐに配信が開始されます。
審査に通過しやすい広告を作成するためには、LINEの広告規定をしっかり確認しておくことが大切です。
LINEトークリスト広告の活用事例
LINE広告の中でも特に注目を集めるトークリスト広告。実際にどのような企業が成果を上げているのでしょうか。
業界別の具体的な活用事例を見ていきましょう。
BTOC業界(ECサイトなど)
弊社例ですと、アパレルECサイトで、20代女性向けの新作アイテムの告知でトークリスト広告を活用し、通常のLINE広告と比較して約1.5倍の購入率を伸ばしている事例があります。特に新商品の入荷情報やセール告知といったタイムリーな情報発信との相性が良く、即時的な購買行動につながりやすい特徴があります。
その他の業種でもLINEトークリスト広告の実績は多く出ている状況です。
業種 | 施策内容 | 成果 |
---|---|---|
コスメ系 | 季節限定コスメの先行予約 | CVR3.2%増加 |
食品系 | 初回割引クーポン配信 | 新規会員登録2.8倍 |
スクール系 | 無料体験レッスン訴求 | 申込率35%向上 |
BTOB業界
法人向けサービスでも、トークリスト広告は効果を発揮しています。
特に注目すべき点として、以下のような業界での成功事例が挙げられます。
- 製造系:既存ターゲット層へ直接的なアプローチ
- SaaS系:無料トライアルの訴求による新規顧客開拓
- 士業系:税務・法務関連の情報提供による見込み客の獲得
ターゲット層の行動特性や時期に合わせた配信設定と、即時性を活かした訴求を設計することでより効果が期待できます。
LINEトークリスト広告のクリエイティブサイズ
LINEトークリスト広告には、画像サイズや文字数に厳密な規定があります。
これらの基準を満たさないと審査で却下される可能性が高くなります。
