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【完全版】LINE広告のカルーセルとは?サイズや効果的な活用法を解説

LINE広告

  • 2025年3月1日
  • 2025年2月25日

LINE広告でカルーセル機能を活用したいけれど、正しいサイズや設定方法がわからず悩んでいませんか?

本記事では、複数の商品やサービスを一度に訴求できるLINE広告のカルーセル機能について、基本から実践的な活用法まで解説します。

多数のユーザーが利用するLINEにリーチするカルーセル広告の特性を理解することで、パフォーマンスの更なる向上が見込めます。

活用事例やA/Bテスト手法も紹介していますので、すでにカルーセル広告を掲載中でCTRやCVRの改善に悩むマーケターの方にも役立つ情報です。

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LINE広告のカルーセルとは?基本概要と特徴

LINE広告 カルーセル
 
参考:LINE

LINE広告のカルーセル(Carousel)とは、1つの広告枠内で複数の画像や商品を横スワイプで切り替えながら表示できる広告フォーマットです。最大10枚の画像を1つの広告として配信でき、ユーザーが左右にスワイプすることで様々な商品やサービスを一度に紹介できます。

LINE広告は約9,400万人のMAUを誇るLINEプラットフォーム上で展開される広告サービスで、その中でもカルーセル広告は特に注目度の高い広告形式となっています。

カルーセル広告の基本構成要素

カルーセル広告は以下の要素から構成されています。

 

構成要素詳細
メインビジュアル複数の画像または動画(最大10枚)
見出しテキスト各カードごとに設定可能な独立したテキスト
説明文各カードの詳細情報を記載するテキスト領域
CTA(行動喚起ボタン)「詳しく見る」「購入する」などのアクションボタン
リンク先URL各カードごとに異なるランディングページを設定可能

LINE広告カルーセルの掲載・表示場所

カルーセル広告は、LINEプラットフォーム内の様々な場所に表示されます。

  • LINEタイムライン
  • LINEニュース
  • LINE VOOM(旧:LINE LIVE)
  • LINEウォレット
  • LINEマンガ
  • LINE占い
  • LINEショッピング
  • Smart Channel(LINE起動時の全画面広告)

特にタイムラインでのカルーセル広告は、ユーザーの日常的な利用動線上に自然な形で表示されるため、高い視認性と関心を集めやすい特徴があります。

通常のLINE広告とカルーセル広告の比較

項目通常のLINE広告カルーセル広告
表示画像数1枚最大10枚
リンク先URL1つのみ各カードごとに設定可能
商品訴求力単一商品の詳細訴求複数商品のまとめて訴求
ユーザー体験シンプルな視認体験インタラクティブな操作体験

カルーセル広告の主な特徴と強み

LINE広告のカルーセルには、以下のような特徴と強みがあります。

1. 複数商品の一括訴求

最大10枚の画像を使って複数の商品やサービスを一度に紹介できるため、ECサイトやアパレルブランドなど、商品ラインナップを幅広く見せたい広告主に特に効果的です。

ユーザーは複数の選択肢を一度に確認できるため、興味を持ちやすく、サイト訪問やコンバージョンにつながりやすくなります。一度の広告接触で複数の商品を紹介できるため、広告効率も向上します。

2. ストーリーテリング効果

複数の画像を連続して表示することで、ストーリー性のあるメッセージを伝えることができます。

例えば

  • 商品の使用前→使用後の変化
  • サービスの特徴を段階的に説明
  • 商品の使い方や活用シーンを順番に紹介

など、ストーリー性のある訴求はユーザーの理解を深め、商品やサービスへの共感を生み出します。

3. ユーザーエンゲージメントの向上

カルーセル広告はスワイプという能動的なアクションを誘発するため、通常の広告と比較してユーザーエンゲージメント率が高いのが特徴です。

能動的な操作がブランド認知や記憶への定着を促進します。

カルーセルの各カードのクリック率(CTR)は以下のような特徴があります。

  • 1枚目のカードが最もクリックされる傾向
  • 2〜3枚目までは比較的高いCTRを維持
  • 4枚目以降は徐々にCTRが低下

そのため、最も重要なメッセージや商品は最初のカードに配置することが推奨されています。

4. 多様なクリエイティブテスト

一つの広告配信で複数のクリエイティブを同時にテストできるため、どのような画像やメッセージがターゲットユーザーに響くのかを効率的に検証できます。

広告パフォーマンスの最適化がより向上できるフォーマットとなります。

LINE広告カルーセルの主な活用シーン

カルーセル広告は以下のようなマーケティング目的に特に効果的です。

 

活用シーン具体例
商品カタログ展開新作コレクション、おすすめ商品、セール品などの複数アイテム紹介
特徴やメリット説明サービスの特徴を順番に解説、アプリの主要機能紹介
ステップバイステップ案内サービス利用の流れ、アプリのインストール方法、会員登録手順
ビフォーアフター訴求美容商品の効果、ダイエット実績、リフォーム事例など
関連商品クロスセルコーディネート提案、セット商品の紹介、関連アイテムの提案

特にECサイトでは、カルーセル広告を活用することで、ユーザーが1回のクリックで多くの商品を閲覧できるため、購入検討段階の促進に効果的です。また、アプリのダウンロード促進においても、アプリの様々な機能や特徴を順番に紹介することで、ダウンロード意欲を高めることができます。

LINE広告のカルーセルは、単なる複数画像の羅列ではなく、ユーザーとの対話性を高めながら、複合的なメッセージを効率的に伝えられる強力な広告フォーマットです。次章では、カルーセル広告の具体的なメリットと他の広告フォーマットとの違いについて詳しく解説します。

LINE広告 カルーセル広告のメリット|他の広告フォーマットとの違い

LINE広告のカルーセル広告は、複数の商品やサービスを1つの広告枠内でスワイプして閲覧できる形式です。通常のバナー広告と比較して、ユーザーに多くの情報を効率的に届けられる点が最大の特徴となっています。ここでは、カルーセル広告の具体的なメリットと他の広告フォーマットとの違いを詳しく解説します。

カルーセル広告の7つの主要メリット

LINE広告でカルーセル形式を選ぶことで、広告主は様々なメリットを得ることができます。

特に重要な7つのポイントを見ていきましょう。

1. 複数商品の一括訴求が可能

カルーセル広告の最大の魅力は、1回の広告配信で最大10枚までの画像や動画を表示できる点です。例えば、ECサイトであれば人気商品を複数同時に訴求したり、サービス業であれば特徴やメニューをシリーズで紹介したりできます。これにより、ユーザーの興味関心に合わせた商品と出会う確率が高まります。

2. ユーザーの能動的なアクション促進

カルーセル広告は、ユーザーがスワイプするという能動的なアクションを促します。これは単なる閲覧以上のエンゲージメントを意味し、ユーザーが広告に対して積極的に関わることでブランド認知や商品への理解が深まります。受動的に見るだけの広告と比較して、情報の定着率が高いのが特徴です。

3. ストーリー性のある広告表現

複数の画像を連続して表示できるため、商品やサービスについてストーリー性を持たせた訴求が可能です。例えば、「問題提起→解決策→結果」というようなストーリーラインを構築したり、製品の使用前と使用後の比較を示したりすることで、説得力のあるコンテンツを作成できます。

4. コスト効率の良さ

1つの広告枠で複数の商品・サービスを訴求できるため、広告費用対効果が高いのもカルーセル広告の魅力です。個別に広告を出稿する場合と比較して、インプレッション当たりのコストを抑えながら多くの情報を届けられます。特に複数の商品ラインナップを持つブランドにとって、広告予算の効率的な活用が可能になります。

5. CVRの向上

カルーセル広告では、ユーザーの興味に合わせた様々な入り口を用意できるため、通常のシングルイメージ広告と比較してコンバージョン率(CVR)の向上が期待できます。実際に、LINEの公式データによると、カルーセル広告は通常の広告と比較してCVRが平均15〜25%向上するという結果が報告されています。

6. 詳細な分析が可能

カルーセル広告では、「どのカードが最も閲覧されたか」「どのカードからの遷移が多かったか」など、ユーザー行動の詳細な分析データを取得できます。これにより、どの商品やクリエイティブに興味を持ったのかを正確に把握でき、次回の広告戦略に活かせます。

7. 様々なビジネス目的に対応

新規顧客の獲得から既存顧客のリピート促進まで、ビジネスの様々な段階や目的に合わせた広告設計が可能です。商品紹介、使用方法の説明、顧客の声の紹介など、多角的なアプローチでターゲットにアプローチできます。

他の広告フォーマットとの比較

LINE広告には、カルーセル広告以外にも様々な広告フォーマットが存在します。それぞれの特徴を比較することで、カルーセル広告の位置づけをより明確に理解できます。

 

広告フォーマット主な特徴最適な使用シーンカルーセルとの違い
カルーセル広告最大10枚の画像/動画をスワイプ表示複数商品の訴求、ストーリー展開
シングルイメージ広告1枚の静止画による訴求シンプルな認知拡大、単一商品訴求情報量が限られるが視認性が高い
動画広告動画コンテンツによる視覚的訴求商品使用シーンの表現、感情訴求一度に伝える情報量は多いが、ユーザーの能動性が低い

カルーセル広告が特に効果を発揮するケース

カルーセル広告は、以下のようなケースで特に高い効果を発揮します。

ECサイトの商品ライナップ訴求

複数の関連商品を一度に紹介できるため、ユーザーの選択肢を広げながら購買意欲を高められます。例えば、ファッションECサイトであれば、シーズンの新作コレクションを一度に見せることで、ユーザーの興味を引き出せます。

ステップバイステップの説明が必要なサービス

利用手順や申込みフローなど、段階的な説明が必要なサービスの訴求に最適です。例えば、金融サービスや保険商品などでは、「申込み→審査→利用開始」といった流れを順序立てて説明できます。

商品の特徴やメリットが複数ある場合

一つの商品でも特徴やメリットが複数ある場合、それぞれを個別のカードで魅力的に伝えることができます。例えば、化粧品であれば「保湿力」「美白効果」「エイジングケア」など、複数の訴求ポイントを順に紹介できます。

シリーズ商品の展開

同じシリーズの商品ラインナップを訴求する場合、カルーセル形式で統一感を持たせながら各商品の特徴を伝えられます。例えば、スキンケアシリーズの洗顔料、化粧水、美容液などを順番に紹介することで、トータルケアの提案が可能です。

カルーセル広告活用時の注意点

効果的なカルーセル広告を運用するためには、いくつかの注意点も押さえておく必要があります。

初回表示の重要性

最初に表示される1枚目のクリエイティブは、ユーザーがスワイプするかどうかを決める重要な要素です。インパクトがある画像や興味を引くコピーを配置し、次のカードへのスワイプを促しましょう。最初の1枚で興味を持たれなければ、残りのカードは見られない可能性が高くなります。

情報の優先順位付け

すべてのカードが同じ確率で見られるわけではないため、重要度の高い情報から順に配置する戦略が効果的です。後半のカードまで見てもらうためには、前半のカードで十分な興味喚起ができているかがポイントになります。

統一感のあるデザイン

各カードがバラバラのデザインだと、ブランドイメージが分散してしまいます。色使いやフォント、レイアウトなどに一貫性を持たせることで、ブランドの記憶定着を高めることができます。ただし、あまりに似たデザインだとカードの切り替わりに気づかれにくくなるため、バランスが重要です。

適切なカード数の選択

最大10枚まで設定できますが、必ずしも上限まで使う必要はありません。伝えたい内容に合わせて最適なカード数を選択することが大切です。多すぎるとユーザーが途中で離脱する可能性が高まります。一般的には3〜5枚程度が効果的とされています。

カルーセル広告とシングルイメージ広告の使い分け

目的に応じてカルーセル広告とシングルイメージ広告を使い分けることで、より効果的なLINE広告運用が可能になります。

 

広告目的カルーセル広告シングルイメージ広告
ブランド認知拡大ブランドの多角的な魅力を伝えられるシンプルでインパクトのあるメッセージに最適
商品・サービス訴求複数商品や詳細情報の訴求に適している単一商品の訴求に集中できる
コンバージョン獲得複数の入口から興味に合わせたCV獲得が可能明確なCTAでシンプルな動線を作れる
ユーザーエンゲージメントスワイプによる能動的な関わりを促進一目で理解できる内容でのエンゲージメント

カルーセル広告は情報量を重視する場合に、シングルイメージ広告はシンプルさと視認性を重視する場合に選択すると良いでしょう。どちらも目的によって適切に使い分けることが重要です。

LINE広告のカルーセル広告は、複数の情報を効率良く伝えられる強力なフォーマットです。特に商品ラインナップが豊富なECサイトやストーリー性のある訴求をしたい場合に威力を発揮します。一方で、効果を最大化するためには、ターゲットユーザーの興味関心に合わせたコンテンツ設計と、適切なカード構成が鍵となります。次章では、LINE広告カルーセルの具体的な入稿規定やサイズについて詳しく解説します。

LINEカルーセル広告の入稿規定・サイズ

LINE広告でカルーセル形式を活用する場合、適切な入稿規定とサイズを守ることが広告効果を最大化するための重要なポイントです。

ここでは、LINE広告のカルーセル広告を作成する際に必要な画像サイズや文字数制限、ファイル形式などの技術的な仕様について詳しく解説します。

カルーセル広告の基本構成要素

LINE広告のカルーセル広告は、複数の画像やクリエイティブをスワイプ操作で閲覧できる広告フォーマットです。

基本的な構成要素は以下の通りです。

  • メインビジュアル(複数の画像カード)
  • 広告タイトル
  • 広告説明文
  • アクションボタン
  • リンク先URL

これらの要素それぞれに対して、LINEが定める入稿規定があります。この規定に沿って広告素材を準備することが、審査通過と効果的な広告配信のカギとなります。

 

LINE広告 カルーセル

LINE広告カルーセルの画像サイズと仕様

カルーセル広告の画像は、ユーザーの目を引く最も重要な要素です。

入稿する際は以下の仕様に従う必要があります。

 

項目仕様推奨値・注意点
画像サイズ1080×1080ピクセル(1:1)正方形が標準フォーマット
ファイル形式JPG、PNG透過PNGも使用可能
ファイルサイズ5MB以下軽量化を推奨
カード数最小2枚、最大10枚3〜5枚が効果的
画質72dpi以上鮮明な画像が必須

画像のアスペクト比は1:1(正方形)が基本ですが、デバイスや表示環境によっては若干調整される場合があるため、重要な要素は中央に配置することをおすすめします。

カルーセル広告のテキスト文字数制限

効果的なメッセージを伝えるためのテキスト要素にも、以下のような文字数制限があります。

 

テキスト要素文字数制限表示箇所
広告タイトル最大20文字各カード上部
広告説明文最大40文字各カード下部

文字数は全角・半角にかかわらず1文字としてカウントされますが、絵文字や特殊文字は表示環境によって崩れる可能性があるため、使用する場合は事前確認が必要です。

カルーセル広告の各カードの設定と注意点

カルーセル広告の各カードには、以下の設定と注意点があります。

  • 各カードに個別のリンク先URLを設定可能
  • 各カードに異なるCTAボタンテキストを設定可能
  • 全カードで統一したデザインテイストが推奨される
  • 1枚目のカードが最も重要(インプレッションが最大)
  • 各カードには必ず商品やサービスの情報を含める必要あり

なお、入稿規定に違反するコンテンツ(過度な肌露出、暴力的表現、誇大広告など)は審査で否認される可能性が高いため注意が必要です。

カルーセル広告のデバイス別表示の違い

LINE広告のカルーセルは、スマートフォンとタブレットで若干表示が異なります。

 

デバイス表示の特徴最適化のポイント
スマートフォン画面幅に合わせて表示視認性の高いシンプルなデザイン
タブレットより大きく表示される場合あり高解像度画像の使用
LINE内広告枠タイムライン上に表示LINE UIに馴染むデザイン
LINE広告ネットワーク提携メディア内に表示汎用性のあるデザイン

特にスマートフォンでの表示を最優先に考えると良いでしょう。

LINE利用者の大多数がスマートフォンユーザーだからです。

業種別・目的別の推奨カルーセル広告仕様

業種や広告目的によって、効果的なカルーセル広告の構成は異なります。

ECサイト・物販向け推奨仕様

  • カード数:5〜6枚
  • 1枚目:ブランド・キャンペーン紹介
  • 2〜5枚目:商品ごとの詳細
  • 最終カード:まとめ・特典情報
  • CTAボタン:「商品を見る」「今すぐ購入」

サービス・アプリ向け推奨仕様

  • カード数:3〜4枚
  • 1枚目:サービス概要・ベネフィット
  • 2〜3枚目:機能・特徴の紹介
  • 最終カード:利用開始方法・特典
  • CTAボタン:「詳細を見る」「無料で始める」

商品数が多い場合でも、ユーザーの興味を維持するために5〜6枚程度に絞ることで、各カードへのエンゲージメント率が高まる傾向があります。

入稿規定に関するよくある質問と回答

LINE広告のカルーセル広告作成時によく寄せられる質問とその回答をまとめました。

画像のテキストオーバーレイについて

Q: 画像内にテキストを入れても良いですか?

A: はい、画像内にテキストを入れることは可能です。ただし、画像全体の20%以内に収めることが推奨されます。また、過度に小さなテキストはモバイル端末で読みづらくなるため避けましょう。

カード間のデザイン統一性について

Q: 各カードのデザインは統一する必要がありますか?

A: 完全な統一は必須ではありませんが、カラースキームやデザインテイストを統一することで、ブランドの一貫性とユーザー体験の向上につながります。特に背景色や文字フォントの統一は重要です。

動画の使用について

Q: カルーセル広告に動画を使用できますか?

A: 基本的なカルーセル広告では静止画のみの対応ですが、LINE広告の一部フォーマットでは動画カルーセルも提供されています。動画カルーセルを利用する場合は、別途その規定に従う必要があります。

以上がLINE広告のカルーセル広告に関する入稿規定とサイズの詳細です。これらの規定を守ることで、審査をスムーズに通過し、効果的な広告配信を実現できます。最適なカルーセル広告を作成するためには、これらの技術的な要件を満たしつつ、ユーザーの興味を引くクリエイティブな内容を心がけましょう。

LINEカルーセル広告の設定方法と配信手順

LINEカルーセル広告の設定は、LINE広告マネージャーから簡単に行うことができます。初めて設定する方でもスムーズに進められるよう、具体的な手順を解説します。

カルーセル広告の入稿から配信までの大まかな流れ

カルーセル広告の入稿から配信までの基本的な流れは以下の通りです。

  1. LINE広告マネージャーにログイン
  2. 新規キャンペーン作成で「カルーセル」を選択
  3. 各カードの画像をアップロード(2〜10枚)
  4. 各カードのタイトル・説明文・CTAを入力
  5. リンク先URLを各カードごとに設定
  6. 入稿内容の確認と審査申請
  7. LINE審査(通常1〜2営業日)
  8. 審査通過後に配信開始

LINE広告の審査は他の広告プラットフォームと比較して厳格な傾向があります。特に医薬品、化粧品、金融サービスなどの業種では、追加の証明書類が求められる場合もあるため、余裕をもったスケジュール設定が重要です。

LINE広告マネージャーへのアクセス方法

まずはLINE広告マネージャーにログインする必要があります。アカウントをお持ちでない場合は、LINE for Businessから新規登録を行いましょう。

LINE広告マネージャーへのログイン後、キャンペーン作成から広告グループの設定、そしてカルーセル広告の作成という流れで進みます。

カルーセル広告の作成手順

STEP1:新規キャンペーンの作成

LINE広告マネージャーにログインしたら、「キャンペーンを作成」ボタンをクリックします。キャンペーン目的を選択する画面が表示されるので、目的に合わせて選びましょう。カルーセル広告は特に「ウェブサイトへの誘導」や「コンバージョン」目的で効果を発揮します。

 

キャンペーン目的適した用途
ウェブサイトへの誘導商品ラインナップの紹介やECサイトへの集客
コンバージョン商品購入や会員登録などの成約獲得
リーチ&フリークエンシーブランド認知拡大や新商品のアピール

STEP2:広告グループの設定

キャンペーン作成後、広告グループの設定を行います。ここでは予算、配信期間、ターゲティングなどを指定します。

ターゲティングは広告効果を大きく左右する重要な要素です。LINEでは年齢、性別、地域、興味関心などの基本的な属性だけでなく、LAP(LINE Ads Platform)独自のオーディエンス設定も可能です。

配信対象は以下のように設定できます。

  • デモグラフィック(年齢、性別、地域)
  • 興味関心ターゲティング
  • リターゲティング
  • 類似オーディエンス
  • カスタムオーディエンス

STEP3:カルーセル広告クリエイティブの設定

広告グループの設定が完了したら、いよいよカルーセル広告の作成に入ります。「カルーセル」形式を選択し、必要な素材をアップロードします。

カルーセル広告では、2〜10枚の画像やクリエイティブを横並びでスワイプ表示できます。各カードには個別のリンク先を設定可能です。

  • 広告画像(各カード用)
  • 広告見出し(各カード用)
  • 説明文
  • リンク先URL(各カード用に個別設定可能)
  • コールトゥアクション(CTA)ボタン

各カードに統一感を持たせつつも、それぞれに特徴を出すことがポイントです。ユーザーがスワイプして次々と見たくなるような内容設計が効果的です。

カルーセル広告の審査と配信開始

すべての設定が完了したら、広告の審査に進みます。LINE広告では通常、審査に24時間程度かかります。

審査通過後、設定した配信期間に従って自動的に広告配信が開始されます。

審査の主なポイント

  • LINE広告の規定に沿った内容であるか
  • 画像や文言が不適切でないか
  • リンク先のランディングページが正常に表示されるか
  • ユーザー体験を損なう要素がないか

LINE広告マネージャーでの運用管理とレポート確認

広告配信開始後は、LINE広告マネージャーから広告パフォーマンスをリアルタイムで確認できます。表示回数、クリック数、CTR(クリック率)、CPC(クリック単価)などの指標が表示されます。

カルーセル広告特有の指標として、各カードごとのパフォーマンスデータも確認可能です。このデータを分析することで、どのカードが最も効果的か、ユーザーの興味を引いているかがわかります。

 

分析指標確認ポイント
カードごとのCTRどのカードが最も興味を引いているか
カードごとのCVRどのカードからの流入が成約につながっているか
スワイプ率ユーザーがどれだけカードをスワイプして見ているか
カード表示順序の効果最初に表示されるカードと後続カードの効果差

カルーセル広告の最適化テクニック

配信中のカルーセル広告は、パフォーマンスデータに基づいて随時最適化することをおすすめします。

  • 予算の増減
  • 配信期間の延長
  • ターゲティングの調整
  • 入札単価の変更
  • パフォーマンスの低いカードの差し替え

効果的なカルーセル広告運用では、定期的なデータ分析と素早い最適化アクションが成功のカギとなります。特に配信開始から3〜5日間のデータは、その後の最適化方針を決める重要な指標になります。

カルーセル広告配信時の注意点

カルーセル広告を配信する際は、以下の点に注意しましょう。

  • すべてのカードが審査を通過するまで広告配信は開始されない
  • カードの順番は重要で、最初の1〜2枚が特に重要
  • カルーセル広告はスマートフォンでの表示が基本
  • 各カードのリンク先ページの読み込み速度がユーザー体験に影響
  • 類似した商品を並べるよりも、ストーリー性を持たせた構成が効果的

また、LINE広告では配信面によって広告の表示形式が異なる場合があります。

  • LINEタイムライン
  • LINEニュース
  • LINE広告ネットワーク(LAP)提携メディア

それぞれの配信面での表示イメージを事前に確認し、ユーザー体験を損なわないクリエイティブ設計を心がけましょう。

カルーセル広告設定の実践例

アパレルブランドの新作コレクション宣伝を例に、具体的な設定例を紹介します:

キャンペーン目的:「ウェブサイトへの誘導」

予算:日予算10,000円

ターゲティング:20〜35歳の女性、ファッション関連の興味関心

カルーセル構成:

  • 1枚目:コレクション全体のイメージ写真と訴求ポイント
  • 2〜5枚目:おすすめアイテムごとの個別カード
  • 6枚目:期間限定クーポンの案内

各カードには個別商品のページへのリンクを設定し、最後のカードには特設ランディングページへ誘導するといった戦略が効果的です。

このように、商品の特性や訴求内容に合わせて、カルーセル広告の特性を最大限に活かした設定を行うことで、高いパフォーマンスを期待できます。

LINEカルーセル広告で効果的なターゲティングとクリエイティブ戦略

LINEカルーセル広告の効果を最大化するには、適切なターゲティングと魅力的なクリエイティブの両方が重要です。この章では、LINEカルーセル広告で成果を出すためのターゲティング手法とクリエイティブ戦略について詳しく解説します。

LINEカルーセル広告のターゲティング手法

LINE広告では様々なターゲティング手法が用意されており、カルーセル広告でもこれらを活用できます。ターゲティングの精度が高いほど、広告の効果も向上する傾向にあります。

デモグラフィックターゲティング

基本的な属性情報に基づくターゲティングです。LINE広告では以下の項目で絞り込みが可能です。

項目詳細
性別男性・女性から選択
年齢年齢層ごとに選択可能(15〜19歳、20〜24歳など)
地域都道府県・市区町村レベルで指定可能
OSiOS、Androidから選択

カルーセル広告の場合、例えば若年層向けのファッション商品であれば、複数アイテムを見せるカルーセル形式と15〜24歳女性というターゲティングを組み合わせるなど、商品特性とターゲット属性の親和性を意識しましょう。

行動ターゲティング

ユーザーの行動履歴に基づくターゲティングは、カルーセル広告との相性が特に良いです。LINE広告では以下の行動ターゲティングが可能です。

  • LINEデモグラフィックデータ:LINEの利用データから推定される属性情報
  • 興味関心ターゲティング:ユーザーの興味カテゴリーに基づく配信
  • オーディエンスセグメント配信:広告主サイトの訪問者など特定のユーザーグループへの配信
  • 類似配信:既存顧客に似た特性を持つユーザーへの配信

カルーセル広告では、例えば興味関心ターゲティングで「旅行」に関心のあるユーザーに対して、1枚目に人気観光地の写真、2枚目に宿泊施設、3枚目に特別プランといった複数の魅力を伝える構成が効果的です。

リターゲティングの活用

サイト訪問者やアプリユーザーに対するリターゲティングは、カルーセル広告との組み合わせで高いコンバージョン率を実現できます。具体的なリターゲティング戦略として以下のパターンが効果的です。

 

リターゲティングパターンカルーセル活用方法
商品閲覧者閲覧した商品を1枚目に、関連商品を2〜5枚目に配置
カート放棄者カートに入れた商品をカルーセルで表示し、最後に特典や割引情報
過去購入者購入商品との関連商品や消耗品の補充タイミングに合わせた提案

特にECサイトでは、ユーザーが閲覧した複数の商品をカルーセルで表示するリマーケティングが効果的です。LINE広告ではタグを設置することで、これらのリターゲティング配信が可能になります。

 

LINE広告 カルーセル

カルーセル広告のクリエイティブ戦略

カルーセル広告の醍醐味は、複数の画像やメッセージを一度に伝えられることです。この特性を最大限に活かすクリエイティブ戦略を見ていきましょう。

ストーリー性のある構成

カルーセル広告の最大の強みは、複数の画像を通してストーリーを展開できる点です。

  • 問題提起→解決策の提示:1枚目でユーザーの悩みを提示し、2〜5枚目で解決方法や商品の特徴を紹介
  • ステップバイステップの説明:商品の使い方や効果を順を追って説明
  • シリーズもの:シリーズ商品を順番に紹介したり、季節ごとの商品を表示したりする方法

例えば、スキンケアブランドのカルーセル広告では、1枚目に肌悩みの提示、2枚目に商品紹介、3枚目に使用方法、4枚目にビフォーアフター、5枚目に購入特典という流れが効果的です。ユーザーがスワイプするたびに興味を深めていくような設計が重要です。

画像選定と配置のポイント

カルーセル広告では、画像の選定と配置が成果を左右します。

  1. 1枚目の重要性:最も目を引く画像や強いメッセージを1枚目に配置(CTR向上)
  2. 一貫性のあるデザイン:全画像で色調やデザインテイストを統一し、ブランドの一貫性を保つ
  3. 商品の特徴ごとに分ける:それぞれの画像で異なる特徴や利点を強調
  4. 視覚的な連続性:画像間に視覚的なつながりを持たせ、スワイプを促進

特に注目すべきは、LINEユーザーの行動特性です。LINEは日常的に使用するアプリのため、ユーザーの注目時間が短い傾向があります。そのため、各画像はシンプルで分かりやすいメッセージを心がけましょう。

テキスト活用の最適化

カルーセル広告では画像だけでなく、テキスト要素も重要です。

テキスト要素最適化ポイント
見出し各カードの内容を簡潔に表現し、興味を引く言葉を使用
説明文具体的なベネフィットや特徴を明確に伝える
CTA各カードに適した行動喚起(「詳しく見る」「今すぐチェック」など)

特に効果的なのは、各カードで異なるCTAを設定することです。例えば、商品紹介カードには「詳細を見る」、セール情報カードには「今すぐ購入」など、内容に合わせた行動喚起を設定すると、ユーザーの行動を促進できます。

業種別カルーセル広告の最適化戦略

業種によってカルーセル広告の活用方法は大きく異なります。それぞれの業種に適した戦略を紹介します。

EC・小売業

商品を直接販売するビジネスでは、カルーセル広告が特に高い効果を発揮します。

  • 複数商品の訴求:関連商品やコーディネート例をカルーセルで紹介
  • 商品の多角的紹介:同一商品の異なる角度や使用シーンを複数枚で表示
  • 価格訴求とセット提案:商品単体の紹介と、お得なセット提案を組み合わせる

ファッションECの場合、1枚目にトップス、2枚目にボトムス、3枚目にアクセサリー、4枚目にトータルコーディネートの提案、5枚目に期間限定セールという構成が効果的です。

サービス業・体験型ビジネス

サービスや体験を提供するビジネスでは、顧客体験の流れをカルーセルで表現できます。

  • 体験フローの可視化:サービス利用の流れをステップごとに表示
  • 複数のサービスプラン紹介:基本プランから豪華プランまで段階的に紹介
  • 顧客の声とビフォーアフター:利用前後の変化と顧客の声を組み合わせる

例えばフィットネスジムのカルーセル広告では、1枚目に施設外観、2枚目に設備紹介、3枚目にトレーニング風景、4枚目に会員の成功事例、5枚目に入会特典という構成が理想的です。

B2Bビジネス

法人向けサービスでもカルーセル広告は効果的に活用できます。

  • ソリューション訴求:企業の課題とその解決策を順番に紹介
  • 製品機能の段階的説明:複雑な製品特性を分かりやすく分解して説明
  • 導入事例とROI:成功事例と投資対効果を視覚的に示す

例えばSaaSプロダクトのカルーセル広告では、1枚目に課題提起、2〜3枚目に主要機能の紹介、4枚目に導入企業の実績、5枚目に無料トライアルの案内という構成が有効です。

カルーセル広告の効果測定と改善プロセス

カルーセル広告の効果を最大化するには、継続的な測定と改善が欠かせません。効果的な測定と改善のポイントを解説します。

カルーセル特有の効果指標

カルーセル広告では、通常の広告とは異なる指標も確認すべきです。主要な指標は以下の通りです。

 

指標意味と活用方法
カード別クリック率各カードのCTRを比較し、どの内容が最も反応が良いか分析
カードスワイプ率何枚目まで見られているかを分析し、コンテンツの魅力度を評価
カード別コンバージョン率どのカードからの流入が最も成約につながるか把握

特に重要なのは、カードごとのパフォーマンス比較です。例えば、1枚目のCTRが高いのに2枚目でドロップする場合は、2枚目の内容やデザインの見直しが必要です。LINE広告管理画面では、これらの指標を確認し、カード別の最適化が可能です。

PDCA実践のためのチェックポイント

カルーセル広告の効果を継続的に高めるためのPDCAサイクルにおけるチェックポイントは以下の通りです。

  1. カードの順番最適化:最もパフォーマンスの高いカードを1枚目に配置する実験
  2. 画像とテキストの組み合わせ検証:同じ画像でテキストを変える、同じテキストで画像を変えるなどのテスト
  3. カード数の最適化:3枚構成と5枚構成でどちらが効果的か比較
  4. ターゲットセグメントごとの反応分析:年齢層や興味関心カテゴリー別の反応の違いを分析

例えば、初回のカルーセル広告で「商品画像5枚の構成」で配信し、次回は「商品を使用するシーンを中心にした構成」に変更するなど、定期的な改善を行いましょう。これらの検証結果をもとに、より効果的なクリエイティブとターゲティングの組み合わせを見つけることができます。

LINE広告のカルーセルフォーマットは、ターゲティングとクリエイティブの両面で工夫することで、高いパフォーマンスを発揮します。ユーザーの行動データに基づいた適切なターゲティング設定と、魅力的でストーリー性のあるクリエイティブを組み合わせることで、通常の広告よりも豊かな情報を届け、ユーザーの行動を促すことができるでしょう。

LINEカルーセル広告を成功させるA/Bテストのポイント

LINEカルーセル広告では、適切なA/Bテストを実施することで広告効果を大幅に向上させることができます。

ここでは、具体的なテスト項目と実施方法について解説します。

A/Bテストで検証すべき主要な要素

LINEカルーセル広告でA/Bテストを行う際には、以下の要素を優先的に検証するとよいでしょう。

 

テスト要素テストポイント期待される効果
メインビジュアル画像のタイプ(人物/製品/風景など)クリック率(CTR)の向上
カルーセルの枚数3枚 vs 5枚 vs 10枚エンゲージメント率の最適化
キャッチコピー訴求内容や文字数の違いコンバージョン率(CVR)の向上
カード並び順商品/サービスの表示順序ユーザー体験と回遊率の向上
CTA(行動喚起)ボタンテキストの表現違いコンバージョン数の増加

効果的なA/Bテストの進め方

A/Bテストを効果的に実施するには、明確な手順と方法論が必要です。以下に具体的な進め方を説明します。

1. 仮説の立案

テストを始める前に、必ず検証したい仮説を明確にしましょう。例えば「カルーセル1枚目に人物画像を使用すると、製品画像よりもCTRが15%向上する」といった具体的な予測を立てます。

漠然とした比較ではなく、明確な数値目標を持った仮説を立てることで、テスト結果の評価基準が明確になります。特にLINEカルーセル広告では、複数の画像を連続して見せる特性上、各カードの役割を明確にした仮説が効果的です。

2. テスト期間の設定

LINEカルーセル広告のA/Bテストでは、最低でも1週間、理想的には2週間程度のテスト期間を設けましょう。曜日や時間帯による変動を考慮し、十分なデータ量を確保することが重要です。

また、季節イベントやキャンペーン期間中は通常時と傾向が異なる可能性があるため、通常期間でのテストと特別期間でのテストを分けて考える必要があります。

3. サンプルサイズの確保

統計的に有意な結果を得るためには、十分なサンプルサイズが必要です。一般的には、各パターンで最低300〜500クリック以上を目指すとよいでしょう。予算設定の際には、この点を考慮する必要があります。

 

広告予算規模推奨テスト期間同時テストパターン数
10万円未満/月2週間以上2パターン
10〜30万円/月10日程度2〜3パターン
30万円以上/月7日程度3〜4パターン

カルーセル広告特有のA/Bテスト戦略

1. カード間の相乗効果をテストする

カルーセル広告の強みは複数カードの連続性にあります。個々のカードだけでなく、カード同士の関係性もテストしましょう。例えば「ストーリー展開型」と「各カード独立型」のどちらが効果的かを比較できます。

カルーセル広告では、最初のカードのCTRだけでなく、2枚目以降へのスワイプ率や最後まで閲覧された率など、複合的な指標で効果を測定することが重要です。

2. カードごとの役割を明確にしたテスト

カルーセル広告の各カードに異なる役割を持たせるテストも効果的です。例えば:

  • 1枚目:注目を集める訴求
  • 2〜3枚目:商品/サービス詳細
  • 最終カード:強いCTAと特典

この構成と、すべてのカードで同様の訴求をする方法とを比較し、どちらがコンバージョンに効果的かを検証します。

3. スワイプ誘導の効果測定

カルーセル広告では「続きを見る」「スワイプ→」などの誘導文言や矢印アイコンを入れることで、次のカードへのスワイプを促進できます。こうした誘導要素の有無や表現の違いをテストしましょう。

業種別に効果的なA/Bテストのポイント

ECサイト向けテストポイント

ECサイトでは、商品の見せ方や価格訴求方法によってカルーセル広告の効果が大きく変わります。

  • 商品単体画像 vs 使用シーン画像
  • 複数商品の一括表示 vs 1カード1商品
  • 価格訴求を前面に出す vs 商品特徴を前面に出す
  • セール情報のカード位置(最初 vs 最後)

特にLINEユーザーは若年層が多いため、トレンド感や限定感を強調したカードとベーシックな商品訴求カードの効果差が顕著に表れることがあります。

サービス業向けテストポイント

サービス業では、複雑なサービス内容を分かりやすく伝えるためのカルーセル構成が重要です。

  • サービスのベネフィット訴求 vs 具体的な機能訴求
  • ユーザー事例を中心にした構成 vs サービス紹介中心の構成
  • 料金プラン比較型 vs ステップ説明型

サービス業のカルーセル広告では、全カードを閲覧したユーザーのCVR(コンバージョン率)が高い傾向にあるため、最後まで見てもらえる工夫をテストすることが特に重要です。

A/Bテスト結果の分析方法

テスト結果を正確に分析するためには、以下のポイントに注意しましょう。

1. 複合指標での評価

カルーセル広告では、単一指標だけでなく複数の指標を組み合わせて評価することが重要です。

 

指標意味重要度
初期CTR1枚目のカードのクリック率★★★★☆
スワイプ率次のカードを見た割合★★★★★
カード別CTR各カードごとのクリック率★★★★☆
完全閲覧率全カードを閲覧した割合★★★☆☆
最終CVR広告経由のコンバージョン率★★★★★

2. 統計的有意性の確認

A/Bテストの結果を評価する際は、統計的有意性を確認することが重要です。少なくとも95%の信頼度(p値0.05未満)があることを確認しましょう。LINE広告マネージャーでは直接この数値が確認できないため、外部の統計計算ツールを使用することをおすすめします。

3. セグメント別の効果分析

全体の結果だけでなく、以下のようなセグメント別に効果を分析することで、より詳細な最適化が可能になります。

  • 年齢・性別ごとの反応の違い
  • 新規ユーザーとリターゲティングユーザーの違い
  • OS別(iOS/Android)の反応差
  • 時間帯別の効果差

特にLINEユーザーは若年層が多いため、年齢層によるカルーセル広告への反応の違いが顕著に表れることがあります。

A/Bテスト後の実践的な最適化ステップ

テスト結果を得たら、以下のステップで実践的な最適化を行いましょう。

1. 勝者パターンの展開と再テスト

A/Bテストで効果の高かったパターンを標準として採用しつつ、そのパターンをさらに改良するための次のテストを計画します。例えば、1回目のテストで「人物画像が製品画像より効果的」という結果が出たら、次は「どのような人物画像(年齢/性別/表情など)が最も効果的か」をテストします。

2. 継続的な改善サイクルの構築

一度のテストで完璧な広告にはなりません。PDCAサイクルを回すことで、継続的に広告効果を高めていきましょう。

  1. テスト結果の分析と洞察の抽出
  2. 次の仮説の設定
  3. 新しいA/Bテストの実施
  4. 結果の検証と学びの蓄積

LINEカルーセル広告では、特に季節要因やトレンドの影響を受けやすいため、定期的なテストで常に最新の効果を確認することが成功の鍵となります。

3. クリエイティブの疲労度チェック

長期間同じクリエイティブを使用していると、ターゲットユーザーに「見慣れた広告」として認識され、効果が低下する「広告疲労」が起こります。定期的にA/Bテストを実施し、クリエイティブの鮮度を保つことも重要です。

実際のデータによると、同一クリエイティブのCTRは約2〜4週間で平均15〜20%低下する傾向があります。このタイミングを見計らってA/Bテストを行うことが望ましいでしょう。

このように、LINEカルーセル広告ではユーザーの心理や行動パターンを理解し、適切なA/Bテストを重ねることで大幅な効果改善が見込めます。広告予算を効率的に活用し、最大限の効果を得るためにも、継続的なA/Bテストの実施を心がけましょう。

LINE広告のカルーセルでよくある失敗とその回避策|CVRを上げるポイント

LINE広告のカルーセル広告は複数の商品やサービスを効率的に訴求できる強力なフォーマットですが、多くの広告主がいくつかの共通した失敗に陥りがちです。ここでは代表的な失敗パターンとその具体的な対策、そしてコンバージョン率(CVR)を向上させるポイントを詳しく解説します。

カルーセル広告でよくある5つの失敗パターン

LINE広告のカルーセル広告で効果を出せない主な原因を把握することが、改善の第一歩です。以下に代表的な失敗例を紹介します。

 

失敗パターン詳細対策
統一感のない画像構成各スライドのデザインや色調がバラバラで一貫性がない同じトーンやテンプレートを活用し、ブランドの一貫性を保つ
情報過多のカード1枚のカードに詰め込みすぎて読みづらい1カードにつき1メッセージの原則を守る
ストーリー性の欠如各カードの関連性がなく、単なる商品の羅列になっている論理的なつながりを持たせ、ユーザーを引き込む流れを作る
最初のカードの訴求力不足1枚目が魅力的でなくスワイプされない最も魅力的な画像やメッセージを1枚目に配置する
CTAの不明確さユーザーに次に何をすべきかが伝わっていない各カードに明確なCTAを設置し、行動を促す

カルーセル広告でCVRを向上させる7つの具体策

失敗を回避するだけでなく、積極的にCVRを向上させるための具体的な施策を実施することが重要です。以下に効果的な7つの対策を紹介します。

1. 最初のカードに全力を注ぐ

カルーセル広告の最初のカードは、ユーザーがスワイプするかどうかを決める重要な要素です。最初のカードのCTR(クリック率)が全体のパフォーマンスを左右するため、最も魅力的なビジュアルとコピーを配置しましょう。具体的には:

  • 注目を集める鮮やかな色使い
  • ユーザーの課題や悩みに直接訴えかけるコピー
  • 高品質で鮮明な画像の使用
  • 数字やデータを含めた具体的な訴求

2. ストーリーテリングの導入

単なる商品紹介の羅列ではなく、ストーリー性を持たせることでユーザーの関心を維持できます。

  • 問題提起→解決策→結果の流れでカードを構成
  • ユーザーの日常→商品利用シーン→変化した生活の提案
  • Before→After→具体的な使用方法の展開

カードごとに物語を進行させ、最後のカードで明確なCTAに誘導することで、ユーザーの没入感が高まりCVRの向上につながります

3. 各カードの最適化

各カードが独立しても魅力的である必要があります。ユーザーは必ずしも全てのカードを見るとは限らないからです。

  • 各カードに価値提案を含める
  • テキストは20文字以内を目安に簡潔に
  • 画像の40%以上をテキストで占めない
  • 各カードに小さなCTAを設置

4. 一貫したブランディング

全てのカードでブランドの一貫性を保つことは、認知度と信頼性を高めるために重要です。

  • 同じフォント、カラースキーム、ロゴ配置の統一
  • トーンや表現スタイルの一貫性
  • ブランドカラーを効果的に活用

5. ターゲット別のカルーセルカスタマイズ

同じ広告セットでも、異なるターゲット層に向けてカルーセルの内容を変えることでCVRを大幅に向上できます

 

ターゲット層カスタマイズポイント
20代女性トレンド感のあるビジュアル、共感を誘うコピー
40代男性機能性や実用性を強調、データ重視の訴求
初回購入見込み層商品紹介と特典を強調
リピーター層新商品や限定情報を優先的に配置

6. モバイルファーストの設計

LINE広告はスマートフォンで閲覧されることがほとんどです。モバイル環境に最適化したデザインを心がけましょう。

  • 小さな画面でも認識しやすい大きめの文字サイズ
  • 視認性の高いコントラスト
  • タップしやすいボタンサイズ(最低44×44ピクセル)
  • 3秒以内で伝わるシンプルなメッセージ

7. データ分析に基づく継続的な改善

カルーセル広告の効果は継続的な分析と改善で向上します。

  • カード別のCTR比較
  • スワイプ率(何枚目まで見られているか)
  • 各カードからのコンバージョン数
  • 滞在時間とエンゲージメント率

特に注目すべきは「どのカードで離脱が多いか」という指標です。この部分を改善することで全体のCVRを底上げできます

カルーセル広告のCVR向上に関するQ&A

実際に広告運用者から多く寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q1: カルーセルの最適な枚数は何枚ですか?

A: LINE広告のカルーセルは最大10枚まで設定可能ですが、実際の分析では3〜5枚構成のカルーセルが最もCVRが高い傾向にあります。枚数が多すぎるとユーザーが途中で離脱する可能性が高まります。ただし、各カードが明確な役割を持ち、ユーザーを飽きさせない内容であれば、5枚以上でも効果を発揮するケースもあります。

Q2: カルーセル広告で画像と動画、どちらが効果的ですか?

A: 状況により異なりますが、一般的に最初のカードに短い動画(5〜10秒)を使用し、残りのカードに静止画を組み合わせる構成が高いCVRを示します。動画は注目を集め、静止画は詳細情報の伝達に適しています。ただし、動画の場合は冒頭3秒で興味を引くことが重要です。

Q3: カルーセル広告のテキスト量はどの程度が適切ですか?

A: モバイル環境では、各カードのテキストは見出し10〜15文字、説明文20〜30文字程度が理想的です。文字数よりも「一目で理解できる明確さ」を優先しましょう。特に重要なメッセージは視線の動きを考慮し、画面上部や左側に配置するとより効果的です。

Q4: カルーセル広告で最も避けるべきミスは何ですか?

A: 最も避けるべきミスは「最初のカードの訴求力不足」です。どれだけ後続カードが優れていても、最初のカードが魅力的でなければユーザーはスワイプしません。実際のデータでは、最初のカードのCTRが全体のパフォーマンスの70%以上を決定付けると言われています

LINE広告のカルーセルは、適切に設計・運用することで非常に高いCVRを実現できる広告フォーマットです。

よくある失敗を回避し、ターゲットに合わせた最適化を継続的に行うことで、広告効果を最大化しましょう。

LINE広告のカルーセルについてのまとめ

LINE広告のカルーセルは、複数の商品やサービスを一度に効率的に訴求できる強力な広告フォーマットです。

最大10枚の画像を横スクロールで表示できるため、ユーザーの興味を引きながら多様な情報を提供できます。

本記事で解説したように、ターゲットに合わせたクリエイティブ設計が重要です。

また配信後はA/Bテストを活用して画像の順序や訴求内容を最適化することで、平均CTRが1.5〜2倍向上するケースも珍しくありません。

LINEの強みである若年層から幅広い年齢層へのリーチ力と、カルーセルの視覚的訴求力を組み合わせることで、高いコンバージョン率を実現しましょう!

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この記事を書いた人

FC編集部

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