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【家具/雑貨EC向け】おすすめのカートショップは?
EC業界
- 2025年11月8日
- 2025年10月25日

家具や雑貨を扱うECサイトの開設を検討しているものの、数あるカートショップの中からどれを選ぶべきか、お困りの方も多いのではないでしょうか。
家具ECの成功には、ブランドイメージを伝えるデザイン性や、大型商品に対応できる送料設定など特有の要件が求められるため、カートショップ選びは事業の成否を分ける重要なポイントです。
この記事では、家具ECのカート選びで失敗しないための5つの重要ポイントから、ShopifyやBASEといったおすすめのカートショップ7社のメリット・デメリットまでを徹底比較します。
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目次
家具ECのカートショップ選びが事業の成功を左右する理由

家具やインテリア雑貨を扱うECサイトの市場は拡大を続けており、新規参入のチャンスが広がっています。しかし、その一方で競争も激化しており、成功を収めるためには戦略的なサイト構築が欠かせません。その中でも特に重要なのが、ECサイトの心臓部ともいえる「カートショップ(ECプラットフォーム)」の選定です。
カートショップと聞くと、単に商品を陳列し決済を行うためのツールと考える方もいるかもしれません。しかし、実際にはカートショップの選択が、デザイン、集客、顧客管理、業務効率、そして最終的な売上まで、事業全体の成否を大きく左右します。安易に料金の安さだけで選んでしまうと、後から「こんなはずではなかった」と後悔するケースも少なくありません。ここでは、なぜ家具ECにおいてカートショップ選びがそれほど重要なのか、その理由を具体的に解説します。
顧客体験(CX)がブランドの価値を決めるから
家具は、アパレルや小物雑貨と比べて高単価であり、顧客は購入に対して非常に慎重になります。実店舗で実物を確認できないオンライン購入では、サイト全体のデザイン性や使いやすさが、そのままブランドの信頼性に直結します。
洗練されたデザインでブランドの世界観を表現できるか、ストレスなく商品を探し、購入プロセスを完了できるか。こうした優れた顧客体験(CX)は、顧客の購買意欲を高めるだけでなく、「このショップなら信頼できる」という安心感をもたらします。カートショップは、オンラインにおける店舗そのものであり、接客スタッフの役割も担うのです。システムの制約で理想のサイトが作れない場合、ブランドの価値を正しく伝えられず、大きな機会損失につながるでしょう。
家具EC特有の複雑な業務要件に対応するため
家具ECの運営は、一般的なECサイトとは異なる特有の難しさがあります。特に「送料設定」「商品情報の表現」「在庫管理」は、多くの事業者が直面する課題です。選ぶカートショップが、これらの複雑な要件に対応できるかどうかは極めて重要です。
集客からファン化まで一貫した戦略の基盤となるから
ECサイトは、ただ開設しただけでは商品は売れません。検索エンジンやSNSなど、様々なチャネルから顧客を呼び込む「集客」活動が必須です。カートショップには、SEO(検索エンジン最適化)設定のしやすさや、ブログ機能、SNSとの連携機能などが備わっています。
また、一度購入してくれた顧客にリピーターになってもらうための施策も売上拡大には欠かせません。メールマガジンの配信、クーポンの発行、購入者へのポイント付与といった機能は、顧客との関係を深め、ファンを育てるための重要な武器となります。カートショップは単なる販売の場ではなく、集客から販売、そしてリピート促進までを一貫して行うマーケティングの基盤としての役割を担っています。
将来の事業拡大を見据えた拡張性が求められるから
事業は常に変化し、成長していくものです。最初は小規模でスタートしたとしても、将来的には「実店舗とECの在庫を連携させたい(OMO)」「業者向けの卸販売(BtoB)も始めたい」「海外への販売も展開したい」といった新たな目標が生まれる可能性があります。
その際に、利用しているカートショップが機能追加や外部システムとの連携に柔軟に対応できる「拡張性」を持っているかが重要になります。一度選んだカートショップから別のシステムへ移行(リプレイス)するには、膨大な時間と費用、労力がかかります。そのため、最初の段階で自社の将来像を見据え、事業の成長に合わせて柔軟にスケールできるプラットフォームを選ぶことが、長期的な視点での成功につながるのです。
絶対失敗したくない!家具EC向けカートショップ 選び方の5つの重要ポイント

家具ECサイトの成功は、どのカートショップを選ぶかに大きく左右されます。数多くのサービスが存在する中で、自社のブランドイメージや取扱商品、事業規模に合ったものを見極めることが成功への第一歩です。ここでは、家具EC特有の課題を踏まえ、カートショップ選びで失敗しないための5つの重要なポイントを詳しく解説します。
ポイント1 デザインの自由度とブランドイメージの表現力
家具や雑貨は、商品の機能性だけでなく、それがもたらすライフスタイルや世界観を顧客に伝えることが購買意欲を高めます。そのため、ECサイトのデザインは単なる「商品を並べる場所」ではなく、ブランドのコンセプトを表現する重要な要素となります。
テンプレートをそのまま使うだけでは、他社との差別化は困難です。HTMLやCSSを編集して、細部にまでこだわったサイトデザインを実現できるかは、必ず確認すべき項目です。
高価な家具を取り扱う場合、サイトデザインの質が低いと顧客に不安感を与え、購入に至らないケースも少なくありません。洗練されたデザインは、商品の価値を高め、顧客からの信頼を得るための土台となります。
ポイント2 高画質な商品写真を魅力的に見せる機能
顧客が実物を手に取れないECサイトにおいて、商品写真は売上を直接左右する最も重要な情報です。
特に家具は、素材の質感、木目、色合い、細部の仕上げなど、ディテールが購入の決め手となることが多いため、高画質な写真をストレスなく表示できる機能が求められます。
画像のアップロード容量に制限があったり、自動で画質が圧縮されすぎたりするカートショップでは、商品の魅力を十分に伝えきれません。顧客がまるで商品を目の前で見ているかのように、細部まで確認できる機能が充実しているかを重視しましょう。
例えば、マウスオーバーで画像を拡大できるズーム機能や、様々な角度から商品を確認できる複数画像の掲載機能は最低限欲しいところです。
【家具EC向け】売れる商品画像の作成テクニック!効果的な撮影と加工方法
ポイント3 大型家具に対応できる複雑な送料設定
家具ECにおける最大の障壁とも言えるのが、送料設定の複雑さです。
椅子のような比較的小さなものから、ソファやベッドといった大型家具まで、商品のサイズや重量は多岐にわたります。
また、配送先の地域によっても送料は大きく変動します。この複雑な送料体系に柔軟に対応できないカートショップを選ぶと、正確な送料を請求できずに利益を圧迫したり、顧客に不信感を与えて購入離脱を招いたりする原因となります。
「商品ごと」「配送地域ごと」「重量・サイズごと」といった、きめ細かな送料設定が可能かは、家具ECのカートショップ選びにおいて生命線とも言えるポイントです。また、「開梱設置サービス」や「クレーンによる吊り上げ」といったオプション料金を設定できるかも確認が必要です。
ポイント4 在庫管理や顧客管理のしやすさ
ECサイト運営をスムーズに行うためには、バックオフィス業務の効率化が欠かせません。特に家具は、色や素材、サイズといったバリエーション(SKU)が多く、在庫管理が煩雑になりがちです。
優れた在庫管理機能があれば、バリエーションごとの在庫数を正確に把握し、売り越しや欠品による販売機会の損失を防ぐことができます。また、実店舗とECサイトで在庫情報を一元管理できるPOSレジ連携機能があれば、オムニチャネル戦略を円滑に進めることが可能です。事業規模の拡大を見据え、将来的に必要となる機能や外部システムとの連携が可能かも視野に入れておくと良いでしょう。
ポイント5 初期費用と月額料金のバランス
ECサイトの立ち上げと運営には、様々なコストが発生します。カートショップを選ぶ際は、初期費用や月額料金といった目先の金額だけでなく、手数料を含めたトータルコストで判断することが大切です。
一般的に、カートショップの料金体系は「初期費用」「月額料金」「販売手数料」「決済手数料」で構成されています。
例えば、「BASE」のように初期費用・月額料金が無料のサービスは、気軽に始められる反面、売上が大きくなるにつれて販売手数料の負担が重くなる傾向があります。一方、「Shopify」や「futureshop」のような月額料金が発生するサービスは、手数料が比較的安く設定されており、機能も豊富なため、本格的に事業を拡大したい場合に適しています。
自社の事業フェーズや売上予測に基づき、どの料金プランが最もコストパフォーマンスに優れているかを慎重に見極めましょう。
【徹底比較】家具ECにおすすめのカートショップ7選
ここからは、家具や雑貨のECサイト運営におすすめのカートショップを7つ厳選し、それぞれの特徴を詳しく解説します。
Shopify 世界No.1シェアを誇る高機能なおすすめカート
Shopify(ショッピファイ)は、カナダ発の世界最大のECプラットフォームです。洗練されたデザインテンプレートが豊富で、ブランドの世界観を表現しやすいのが大きな魅力です。また、「アプリ」と呼ばれる拡張機能を追加することで、在庫管理からマーケティング、さらにはAR(拡張現実)での商品プレビューまで、多彩な機能を実装できます。
メリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| デザインテンプレートが豊富で、カスタマイズ性が非常に高い。ブランドイメージを重視する家具ECに最適。 | 月額料金に加えて、アプリの追加費用や決済手数料がかかるため、ランニングコストが高めになる傾向がある。 |
| 100種類以上の決済方法に対応し、海外販売にも強い。 | 高機能な反面、使いこなすにはある程度のITリテラシーが求められることがある。 |
| 豊富なアプリで機能を自由に拡張できる。複雑な送料設定や在庫連携もアプリで対応可能。 | 電話でのサポート窓口がなく、基本はメールかチャットでの問い合わせとなる。 |
こんな人におすすめ
本格的なECサイトを構築し、将来的な事業拡大や海外展開も見据えている事業者におすすめです。特に、オリジナリティあふれるデザインでブランドの世界観を強く打ち出したい方や、AR機能などを活用して顧客体験を高めたいと考えている方に最適な選択肢といえるでしょう。
BASE 初期費用無料で始められる人気カートショップ
BASE(ベイス)は、「お母さんも使える」をコンセプトに掲げる、非常に手軽に始められるカートショップです。初期費用と月額料金が無料で、商品が売れた際にはじめて手数料が発生する料金体系が特徴。専門的な知識がなくても、直感的な操作でネットショップを開設できます。
メリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 初期費用・月額費用が無料で、リスクを抑えてECサイトを始められる。 | 売上規模が大きくなると、販売手数料の負担が重くなる可能性がある。 |
| デザインテンプレートを選ぶだけで、簡単におしゃれなサイトが作れる。 | デザインのカスタマイズ性が低く、独自性を出しにくい。 |
| 操作がシンプルで分かりやすく、初心者でも迷わずに出店できる。 | 外部システムとの連携や機能拡張には限界がある。 |
こんな人におすすめ
これから初めてECサイトに挑戦する個人作家の方や、まずはスモールスタートで家具販売を始めたい小規模事業者に適しています。コストをかけずにオンラインでの販売チャネルを持ちたいと考えている方にとって、有力な選択肢となります。
STORES デザイン性と手軽さを両立したカート
STORES(ストアーズ)は、BASEと並んで人気の高い、手軽さが魅力のカートショップです。無料プランと有料プランがあり、事業規模に応じて選択できます。洗練されたデザインテンプレートが多く、簡単な操作でおしゃれなサイトを構築できる点が強みです。
メリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 無料プランでも十分な機能が揃っており、有料プランも比較的安価。 | HTMLやCSSの編集自由度が低いため、デザインにこだわりたい場合は物足りなさを感じる可能性がある。 |
| 決済手段が豊富で、有料プランでは決済手数料が安くなる。 | 集客機能は限定的なため、SNSや広告など外部でのマーケティング活動が重要になる。 |
| 倉庫サービスと連携しており、商品の保管から発送までを委託できる。 | 大規模なECサイト構築には機能面で向いていない。 |
こんな人におすすめ
コストを抑えつつも、デザイン性にもこだわりたい個人や小規模事業者に最適です。特に、実店舗と連携したPOSレジ機能や、顧客管理、予約システムなども利用できるため、オンラインとオフラインを連携させた事業展開を考えている方にもおすすめです。
futureshop アパレルや雑貨ECに強い本格派カートショップ
futureshop(フューチャーショップ)は、特にアパレルや雑貨、インテリアといった、ビジュアルが重要な商材を扱うECサイトで多くの導入実績を持つプラットフォームです。デザインの自由度が非常に高く、細部にまでこだわったサイト構築が可能です。また、CRM機能が充実しており、顧客との関係性を深める施策を打ちやすい点も特徴です。
メリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| HTML/CSS/JavaScriptを自由に編集でき、理想のデザインを実現できる。 | 初期費用と月額料金が他のサービスと比較して高めに設定されている。 |
| 会員ランク機能やクーポン発行など、顧客育成のための機能が豊富。 | デザインの自由度が高い分、サイト構築には専門的な知識やスキルが必要になる。 |
| 専任のサポート担当者がつき、運用に関する相談がしやすい。 | 個人や小規模な事業者にとっては、オーバースペックになる可能性がある。 |
こんな人におすすめ
すでにEC事業である程度の売上規模があり、さらなる成長を目指す中〜大規模事業者に向いています。顧客との長期的な関係を築き、リピート購入を促進したい、ブランドの世界観を細部まで作り込みたい、といった要望を持つ事業者にとって最適なサービスです。
MakeShop 流通総額11年連続No.1の実績を持つカート
MakeShop(メイクショップ)は、GMOペパボ株式会社が運営する、国内EC市場で長年の実績を誇るカートショップです。流通総額11年連続No.1という実績が示す通り、売れるための機能が豊富に搭載されています。特に、集客から販売促進、顧客管理まで、EC運営に必要な機能が標準で651機能も備わっている点が強みです。
メリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 販売手数料が無料で、売上が大きくなってもコストを抑えられる。 | デザインテンプレートのカスタマイズにはHTML/CSSの知識が必要。 |
| 電話サポートをはじめとする、手厚いサポート体制が整っている。 | 機能が非常に多いため、初心者には管理画面が複雑に感じられることがある。 |
| BtoB機能や予約販売など、多様な販売形態に対応できる。 | 初期費用と月額料金が発生するため、固定費がかかる。 |
こんな人におすすめ
豊富な機能を活用して、積極的に売上を伸ばしていきたいEC事業者に適しています。販売手数料が無料のため、月商100万円以上を目指すような事業者にとってはコストメリットが大きくなります。手厚いサポートを求めながら、本格的なECサイトを運営したい方に選ばれています。
カラーミーショップ 長年の実績と安定感が魅力
カラーミーショップは、MakeShopと同じくGMOペパボ株式会社が運営するサービスで、4万店以上の導入実績があります。比較的低コストで始められながら、デザインのカスタマイズ性が高く、独自ドメインも利用できるなど、バランスの取れたサービス内容が特徴です。長年の運営実績に裏打ちされた安定感も魅力の一つです。
メリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 低価格な料金プランから始められ、デザインのカスタマイズ自由度も高い。 | 集客機能は標準搭載されていないため、別途対策が必要。 |
| アプリを追加することで、必要な機能を拡張できる。 | 上位プランでないと利用できない機能も多い。 |
| ディスク容量が大きく、高画質な商品写真を多数掲載できる。 | 無料プランでは利用できる機能に大きな制限がある。 |
こんな人におすすめ
「コストは抑えたいけれど、デザインにもこだわりたい」というニーズを持つ個人事業主や中小企業に最適です。特に、写真の見せ方が重要になる家具や雑貨のECサイトにおいて、ディスク容量の大きさは大きなメリットとなります。費用対効果を重視する事業者におすすめのカートショップです。
Shopserve 20年以上の実績と手厚いサポート体制
Shopserve(ショップサーブ)は、20年以上にわたってECプラットフォームを提供し続けている老舗サービスです。長年のノウハウを活かした安定したシステムと、専任担当者による手厚いサポート体制が最大の強み。特に、セキュリティ面や大規模なトラフィックへの対応力に定評があり、安心して店舗運営に集中できます。
メリットとデメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 専任のECアドバイザーによる手厚いサポートが受けられる。 | 初期費用・月額料金ともに高額で、個人や小規模事業者には導入のハードルが高い。 |
| 大規模サイトの運用実績が豊富で、システムの安定性が高い。 | デザインテンプレートの数が少なく、独自性を出すにはカスタマイズが必須。 |
| 会員ステージ機能やBtoB機能など、本格的なEC運営に必要な機能が標準で備わっている。 | 新しい技術やトレンド機能の導入は、他のサービスに比べて遅い傾向がある。 |
こんな人におすすめ
EC事業を会社の柱として本格的に運営しており、安定したシステムと専門家によるコンサルティングレベルのサポートを求める中〜大規模事業者に最適な選択肢です。特に、高価格帯の家具を扱うなど、顧客からの信頼性が事業の成功に直結する場合におすすめできます。
【一覧表】家具ECにおすすめのカートショップ料金と機能を比較
ここまでご紹介した7つの主要なカートショップについて、具体的な料金プランや家具ECサイトの運営で特に重要となる機能を一覧表にまとめました。自社の事業規模や予算、実現したいサイトのイメージと照らし合わせながら、最適なサービスを見つけるための判断材料としてご活用ください。
料金プランと手数料で比較
| カートショップ名 | 初期費用 | 月額料金(代表的なプラン) | 販売手数料 | 決済手数料 |
|---|---|---|---|---|
| Shopify | 無料 | ベーシック:33ドル/月〜 | 無料 | 3.25%〜 |
| BASE | 無料 | スタンダードプラン:無料 グロースプラン:16,580円/月〜 | プランにより異なる (3% or 2.9%) | プランにより異なる (3.6%+40円 or 2.9%) |
| STORES | 無料 | フリープラン:無料 スタンダードプラン:2,980円/月 | プランにより異なる (5% or 1.9%) | 3.6%〜 |
| futureshop | 22,000円〜 | Standardプラン:22,000円/月〜 | プランによる | 3.19%〜 |
| MakeShop | 11,000円 | プレミアムプラン:11,000円/月 | 無料 | 3.14%〜 |
| カラーミーショップ | 3,300円 | レギュラープラン:4,950円/月〜 | 無料 | 3.14%〜 |
※料金や手数料はプランや利用する決済方法によって変動します。上記は代表的なプランの目安であり、詳細は各サービスの公式サイトでご確認ください。
家具ECで重視したい機能で比較
家具やインテリア雑貨を取り扱うECサイトでは、商品の魅力を最大限に伝えるデザイン性や、大型商品に対応できる柔軟な送料設定が求められます。ここでは、それぞれのカートショップが持つ機能を、家具ECという観点から比較しました。自社のブランドイメージや取り扱い商品の特性に合わせて、必要な機能が備わっているかを確認しましょう。
| カートショップ名 | デザインの自由度 | 送料設定の柔軟性 | アプリ・拡張機能 | サポート体制 |
|---|---|---|---|---|
| Shopify | ◎ (HTML/CSS編集可、テーマ豊富) | ◎ (アプリで重量別・地域別など詳細設定可) | ◎ (非常に豊富) | ○ (メール、チャット) |
| BASE | ○ (有料テーマでカスタマイズ可) | △ (基本的な設定が中心) | ○ (必要な機能を追加) | △ (メール、チャットボット) |
| STORES | △ (テンプレートベースで簡単) | △ (基本的な設定が中心) | △ (機能は限定的) | △ (メール中心) |
| futureshop | ◎ (HTML/CSS編集可、自由度が高い) | ◎ (商品個別・重量別など細かく設定可) | ○ (連携サービスが充実) | ◎ (電話、メール) |
| MakeShop | ○ (HTML/CSS編集可、テンプレートも多数) | ○ (個口配送やクール便など多様な設定可) | ○ (連携サービスが充実) | ◎ (電話、メール) |
| カラーミーショップ | ◎ (HTML/CSS編集可、自由度が高い) | ○ (配送先グループごとなど詳細設定可) | ○ (アプリで機能追加) | ◎ (電話、メール) |
◎:非常に優れている、または自由度が高い
○:十分な機能が備わっている
△:基本的な機能が中心、または一部制限がある
このように、各カートショップには料金体系や機能面でそれぞれ特徴があります。
家具ECのカートショップに関するよくある質問
家具ECサイトの立ち上げやリニューアルを検討する際、多くの方が抱える疑問についてお答えします。カートショップ選びの最終判断に役立ててください。
Q. 無料プランと有料プランの違いはなんですか
A. 無料プランと有料プランの最も大きな違いは、利用できる機能の範囲と各種手数料です。事業の規模や目指す方向性に応じて、最適なプランを選択することが重要です。
Q. サイトが完成するまでどのくらいの期間がかかりますか
A. ECサイトが完成するまでの期間は、準備するコンテンツの量やデザインの作り込み度合いによって大きく変動します。一概には言えませんが、目安としては1ヶ月から3ヶ月程度を見込むとよいでしょう。
Q. SEO対策に強いカートショップはどれですか
A. 現在、主要なカートショップの多くは、基本的なSEO対策機能を標準で備えています。そのため、「このカートを使えば必ず上位表示される」という絶対的なものは存在しません。
まとめ
今回の記事では、家具・インテリアECにおすすめのカートショップをご紹介しました。
家具ECでは、ブランドイメージを表現するデザインの自由度、高画質な商品写真の見せ方、そして大型家具特有の複雑な送料設定への対応が極めて重要になります。
今回ご紹介したShopifyやBASE、MakeShopなどの各カートショップは、それぞれ料金体系や機能、得意とする分野が異なります。初期費用を抑えたいのか、将来的な拡張性を見据えるのかなど、ご自身の事業フェーズや目指すショップの姿に合わせて最適なプラットフォームを選ぶことで将来が明るくなります。
まずは気になるカートショップの無料プランやトライアルを実際に試してみて、操作性やデザインのカスタマイズ性を確かめてみることをおすすめします。
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この記事を書いた人

平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。
