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Instagram広告のCTA(コールトゥアクション)種類や設定方法を解説

facebook広告

Instagram広告

  • 2023年3月18日
  • 2023年3月23日

Instagram広告ではターゲット設定やクリエイティブの差別化が広告の目的を達成するために重要です。

その中でもクリエイティブの違いはユーザーの興味関心度に大きな影響を与えるため、とても重要なポイントとなります。

Instagram広告のクリエイティブには、静止画や動画、スライドショーなど様々なクリエイティブフォーマットがありますが、形式に追加して見出しや説明文、CTA(コールトゥアクション)などを設定する事ができます。

今回の記事ではユーザーの行動につながる「CTA(コールトゥアクション)の重要性やその種類」について解説しています。

普段コールトゥアクションはあまり気にせず設定していたという方は、ぜひ今回の記事でベストな設定を分析していきましょう。

CTA(コールトゥアクション)とは

Instagram広告のクリエイティブの一部として活用される「CTA(コールトゥアクション)」ですが、そもそもCTAとはどんなものなのでしょうか。

CTA(コールトゥアクション)とは、直訳すると行動喚起という意味を持ちます。

WEBマーケティングの世界では良く使用される用語で、WEbサイトの訪問者を具体的な行動へと誘導することを指します。

例えば商品を購入させたいランディングページでスクロールをすると「商品を購入する」というボタンが出てくるかと思います。

上記のような次のアクションへと誘導するテキストボタンなどをCTA(コールトゥアクション)と呼びます。

Instagram広告では、クリエイティブの中にCTA(コールトゥアクション)を選択して設定できるようになっており、興味を持ったユーザーはCTAをタップしてWEBサイトにアクセスできるようになります。

CTA(コールトゥアクション)の重要性

Instagram広告でCTA(コールトゥアクション)はなぜ重要なのでしょうか。

それは、Instagram広告の課金モデルにも関わってきます。

Instagram広告は表示された際にお金がかかるCPM課金制(1,000回表示で課金させる方式)をとっています。

その為、承認やサービスの利用者数を増やしたいというコンバージョン目的や多数の人にサイトを閲覧してもらいたいというトラフィックの目的などではクリックされなければ費用対効果が悪くなります。

もちろんクリエイティブ自体の良し悪しでクリック率は大きく変動しますが、実はCTA(コールトゥアクション)も影響度の高いポイントのひとつです。

CTA(コールトゥアクション)の文言が適していないと最終的な行動のあと押しがうまく誘導できず成果が下がる場合もありますので重要です。

ですのでCTAに関してもテストが必要で分析していかなければならないポイントとなります。

Instagram広告のCTA(コールトゥアクション)設定方

Instagram広告で実際にCTA(コールトゥアクション)を設定する方法について説明します。

Instagram広告では下記の手順でCTAを設定する事ができます。

  1. Meta広告マネージャーを表示し、広告の目的を選択
  2. 広告セット名、ゴールを決める
  3. 予算と掲載する期間を設定する
  4. 配信するターゲットや地域を設定する
  5. 広告を配信する場所をInstagramに設定する
  6. 広告クリエイティブ(画像・動画)を設定する
  7. CTA(コールトゥアクション)を選択して設定完了

Instagram広告でCTAボタンを設定するのは、最後の広告クリエイティブ(画像・動画)を設定する」という部分でCTAの設定箇所がありますので、忘れずに設定しましょう。

Instagram広告のCTA(コールトゥアクション)の種類

さてここからはInstagram広告で使用できるCTA(コールトゥアクション)の種類について説明していきたいと思います。

Instagram広告ではキャンペーンの目的によって使用できるCTAが異なってきます。

各広告の目的で使用できるCTAの種類を詳しく解説します。

認知度

認知度の目的で使用できるCTAは下記の通りです。

CTA
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トラフィック

トラフィックの目的で使用できるCTAは下記の通りです。

CTA ウェブサイト アプリ Messenger WhatsApp 通話
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エンゲージメント

エンゲージメントの目的で使用できるCTAは下記の通りです。

CTA メッセージアプリ ウェブサイト アプリ Facebookページ
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リード

リードの目的で使用できるCTAは下記の通りです。

 CTA ウェブサイト インスタントフォーム Messenger 通話 アプリ
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アプリの宣伝

アプリの宣伝の目的で使用できるCTAは下記の通りです。

CTA アプリ
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売上

売上の目的で使用できるCTAは下記の通りです。

CTA ウェブサイト アプリ ウェブサイトとアプリ Messenger WhatsApp
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イベントを見る          
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CTAの種類についてさらに詳しくチェックしたい場合は、下記の公式ヘルプをご確認ください。

引用:https://ja-jp.facebook.com/business/help/410873986524407

Instagram広告でCTA(コールトゥアクション)を設定する際の注意点

Instagram広告でCTAを設定する場合には注意しておきたいポイントもいくつかあります。

注意点について少しみていきましょう。

広告の目的と相違したCTAはNG

まず注意したい点として「広告の目的と相違したCTAはNG」という点です。

例えば広告の目的が「認知」をさせる目的として設定した場合には、目標もリーチ数やインプレッション数がKPIとなるかと思います

その際にCTAが購入やサービスの契約を促すようなCTAの場合にはブランドリフトがうまくいかない場合も出てきます。

その際には「詳しくはこちら」など次のフェーズとなるトラフィックを増やすようなCTAの方がアクションのハードルが下がりクリック率が高まる可能性があります。

必ずしもということではないですが、目的とズレたCTAは成果が悪くなる可能性があり注意が必要です。

クリエイティブと相違したCTAはNG

続いては「クリエイティブと相違したCTAはNG」という点です。

クリエイティブはユーザーが興味を持つ第一ステップとなるポイントです。

クリエイティブをみて興味を持ったユーザーがそのままWEBサイトへアクセスしてくれるかどうかを決める次のステップがCTAです。

ですので興味を持ったユーザーのポジティブな印象を損なわないよう、訴求を合わせたCTAを設定する事がおすすめです。

Instagram広告のCTAについてのまとめ

今回の記事では「Instagram広告のCTA(コールトゥアクション)」について解説しました。

CTAはユーザーの行動を促す重要な役割を担う機能です。

Instagram広告ではさまざまなCTAが用意されていますので、目的やクリエイティブに合ったCTAを設定して効果を改善していきましょう。

また誘導後のLPのCTAなども同様に重要ですので、LP改善についてもCTAの分析は大切ですので、ぜひ今回の記事を参考に改善を進めてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

FORCLE編集部

FORCLE編集部

FORCLE編集部です。WEB広告やHP・LP制作、GoogleAnalyitcs分析など、さまざまな役立つ最新のWEBマーケティング情報を随時発信しています。