【最新情報】Google広告のEVC（エンゲージビューコンバージョン）とは？ディスプレイ広告で測定可能に

Google広告のEVC（エンゲージビューコンバージョン）は知っていましたか？

Google広告でコンバージョンを測定するときは、一般的にCV（コンバージョン）のみ設定される方が多いのでしょうか。例えば、VCV（ビュースルーコンバージョン）やEVC（エンゲージビューコンバージョン）など様々なCVの内訳が計測することができます。

そこで今回は「Google広告のEVC（エンゲージビューコンバージョン）」についてご紹介いたします。また、2022年7月にGoogleでアップデートされたディスプレイ広告でもEVC（エンゲージビューコンバージョン）の測定が可能になった点も含めてご紹介いたします。

EVC（エンゲージビューコンバージョン）とは？

EVC（エンゲージビューコンバージョン）はYouTube広告とGoogle広告での動画広告に特化したコンバージョンとなります。動画広告を閲覧している場合にユーザーが行っている行動をその他動画広告と比較データを取ることができます。

EVC（エンゲージビューコンバージョン）は、スキップ可能な動画広告（インストリーム広告）をユーザーが１０秒以上視聴してから、EVC（エンゲージビューコンバージョン）の計測期間内にコンバージョンになった場合、１CVと測定されます。

エンゲージビューコンバージョン

エンゲージビューコンバージョンが測定できる以下のキャンペーンに決まっております。

• 動画広告（YouTube広告）
• アプリ広告
• ディスプレイ広告（2022年7月～）

エンゲージビューコンバージョンの計測期間

エンゲージビューコンバージョンの測定期間とは、上記でご紹介した通りユーザーが広告を視聴してからコンバージョントラッキングをする期間になります。計測期間を細かく調整することでコンバージョンをより密に計測できるようになります。Google広告内のコンバージョン設定でエンゲージビューコンバージョンの測定期間は自由に変更が可能です。

エンゲージビューコンバージョンの計測期間は、配信されている広告キャンペーンによってデフォルトで設定されている期間が異なります。

EVC（エンゲージビューコンバージョン）のメリット

エンゲージビューコンバージョンを計測するメリットは、大きく3つございます。

• ダイレクトレスポンス動画広告のパフォーマンスをより正確に計測できる
• ユーザーのエンゲージメントを確認できる
• ユーザーの行動と新しい視聴習慣、デバイスの浸透に合わせて、広告の改善をより正確に進めることができる

【最新アップデート】Googleディスプレイ広告でエンゲージビューコンバージョンの測定可能に

2022年7月、Googleのアップデートでディスプレイ広告でもEVC（エンゲージビューコンバージョン）の測定が可能となりました。今までは、YouTube広告やアプリ広告のみの測定が可能でしたが、ついにディスプレイ広告でもエンゲージビューコンバージョンの測定が可能となりました。

エンゲージビューコンバージョンの目標に合わせて広告配信が最適化されることで、ディスプレイ広告のコンバージョン最大化が見込まれます。また、コンバージョンへの貢献度の割り当てを受けます。コンバージョンへの貢献度は、従来のクリック数のみでなくも、エンゲージビューコンバージョンにも割り当てられるようになりました。

まとめ

今回は「EVC（エンゲージビューコンバージョン）について」ご紹介いたしました。アップデート前は、動画広告とアプリ広告のみ測定できていたものですが、今回のアップデートでディスプレイ広告でも測定ができるようになりました。エンゲージビューコンバージョンのメリットは、

• ダイレクトレスポンス動画広告のパフォーマンスをより正確に計測できる
• ユーザーのエンゲージメントを確認できる
• ユーザーの行動と新しい視聴習慣、デバイスの浸透に合わせて、広告の改善をより正確に進めることができる

ただ測定期間を広げてしまうとより正確なデータは測れないので、適した測定期間を設定する必要があります。

今回の記事を参考に一度エンゲージビューコンバージョンの設定を確認してみてください。

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