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ディスプレイ広告の費用についてわかりやすく解説|相場や課金形態など

ディスプレイ広告

  • 2022年1月24日
  • 2022年5月20日

1.ディスプレイ広告の基本

まずディスプレイ広告とは、WEBサイトやアプリ上などの広告枠に表示される広告のことです。

リスティング広告と違う点として、ディスプレイ広告では画像や動画を使って訴求できる点です。そのことによって、テキストのみでは伝わりづらかった商品、サービスも画像や動画で訴求することで、魅力を最大限にアピールできるようになりました。また、ディスプレイ広告ではリマーケティング広告という運用ができます。リマーケティング広告をおこなうことによって、一度自社サイトに訪問してきた確度が高いユーザーに広告配信できるため、新規顧客に向けたアプローチよりも費用対効果が高くなる可能性があります。

 

ディスプレイ広告で期待できる効果は、ブランドなどの認知拡大やリマーケティングになります。

 

主な配信枠は、以下のように配信されます。

 

2.ディスプレイ広告の主な課金形態

ディスプレイ広告の課金形態は、主に2つあります。配信する前しっかりとチェックしておきましょう。

 

クリック課金

広告がクリックされた回数に応じて課金される仕組みです。クリック1回あたりの単価(CPC)を設定しクリック数に対して費用が発生するもので、広告の表示だけでは費用は発生しない。

 

インプレッション課金

広告が1,000回表示せれるごとに課金される仕組みです。インプレッション単価(CPM)が使われます。インプレッション課金は、表示回数により課金額が変わります。ですので、一定の表示回数の中でクリック率が高くなるほど、インプレッション単価は割安になるということです。

 

3.媒体ごとのクリック単価と費用の相場

媒体ごとに課金方式やクリック単価の相場など、変わってきます。ディスプレイ広告の種類を選ぶポイントとしておさえておきましょう。

簡単にまとめた内容が下記のとおりです。

 

Googleディスプレイネットワーク(GDN)

Googleディスプレイネットワーク(GDN)

〇配信メディア・課金形態

Googleディスプレイネットワーク(GDN)では、Googleと連携しているWEBサイトへ広告配信が可能です。

Google連携メディア:価格.COM、BIGLOBEなど。

課金形態:クリック課金とインプレッション課金の2種類です。基本的にクリック課金で運用しますが、インプレッション課金では、認知拡大させる効果があります。

 

〇費用目安

クリック課金型~1クリック50~100円

インプレッション課金型~1,000回表示で400~600円

※上記の費用目安は確定の費用ではなく、商材や運用方法によって変動があります。

 

Yahoo!ディスプレイアド(YDA)

Yahoo!ディスプレイアド(YDA)

 

Yahoo!ディスプレイアド(YDA)では、Yahoo!が提供するサイトへ広告を配信できます。また、それ以外にYahoo!が提携しているWEBサイトへも配信可能です。

Yahoo!連携メディア:食べログ、Cookpad、朝日新聞

課金形態:クリック課金とインプレッション課金の2種類です。GDN同様にクリック課金が基本的に運用で利用しますが、インプレッション課金だとクリック回数が増えても課金にならないのがメリットです。

 

〇費用目安

クリック課金型~1クリック50~100円

インプレッション課金型~商材や配信期間による

※上記の費用目安は確定の費用ではなく、商材や運用方法によって変動があります。

 

YouTube広告

YouTube広告

YouTubeのディスプレイ広告では、YouTubeで動画を視聴する際、前半と後半に動画広告ではなく、YouTubeの動画視聴中、関連動画、おすすめ動画の右上や下など動画ではなく画像とテキストで配信される広告です。

YouTubeディスプレイ広告では、やや大きめに表示されます。動画を視聴しているユーザーの目に留まりやすいので、認知拡大に効果的と言われております。課金形式は、クリック課金になります。

【GDN】動画広告の仕組みと入稿方法|フォーマットやメリットなど

〇費用目安

クリック課金~1クリック4~14円

※上記の費用目安は確定の費用ではなく、商材や運用方法によって変動があります。

 

4.ディスプレイ広告を改善する方法

ディスプレイ広告を改善する方法を2つご紹介いたしますので、成果が伸び悩んでいる際は、一度試していただくと良いと思います。

 

コンバージョン(CV)を増やしていきたい

→ターゲットユーザーの改善:コンバージョンユーザーへの確度が高いカスタムオーディエンスと一度サイトに入り興味関心を持っているユーザーに対して、後追いできるリマーケティングを実施します。

 

コンバージョン単価(CPA)を下げたい

→ターゲットユーザーの改善:年齢、性別の「不明」を除外登録する。

 

5.まとめ

今回のブログでは、ディスプレイ広告の費用と相場についてご紹介いたしました。

 

ディスプレイ広告の費用は、1クリックあたりに課金が発生するクリック課金と1,000回表示あたりに課金が発生するインプレッション課金の主に2つに分かれます。

商材や効果の目的によって、適切な課金形態を選ぶ必要があります。

 

クリック課金では、広告の表示だけでは課金が発生しなく、クリックし自社サイトに訪問したユーザーに課金が発生します。クリエイティブを見て興味を持ち、サイトに流入した為、質の高いユーザーを獲得できる可能性が高い課金方式になります。

一方、インプレッション課金では、1,000回表示あたり課金されるので、1,000回表示の中で何回クリックされてもインプレッション単価(CPM)は変わらないので、認知拡大に効果的な課金方式になります。また、クリック単価に比べると単価が安いので広告のコストを下げたい企業様にもお勧めです。

 

また、媒体主別に費用相場をご紹介いたしました。

基本的には同じような費用相場になっておりますが、YouTubeディスプレイ広告では、GDNとYDAに比べると比較的に安い広告となっております。

 

当社では、ディスプレイ広告含めWEB広告全般運用代行を行っておりますので、お気軽にご相談・お見積りのお問い合わせを頂ければと思います。

この記事を書いた人

平井 和貴

平井 和貴

株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。