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【意外にも知られていない!】オーバーレイ広告とは?種類、メリット、クリエイティブなど
- 2022年4月20日
- 2022年5月20日
ディスプレイ広告の機能の中でオーバーレイ広告という表示の仕方があります。「いったいどういった広告がオーバーレイ広告になるのか」「オーバーレイ広告を配信することによってどうメリットがあるのか」など意外にも知られていない情報をご紹介できればと思います。
ディスプレイ広告を運用されている担当の方は、もうご存じだと思いますが、今回は「オーバーレイ広告」について深掘りしてご紹介いたします。
オーバーレイ広告とは
誰もが見たことある広告ですが、意外にも知られていない「オーバーレイ広告」とは何か。ご紹介いたします。
パソコンやスマートフォンで検索した時やYouTubeで動画を視聴している時に大きな広告がWEBサイトや動画ページの下に浮き上がってきた経験はないでしょうか。気にしてみてみると頻繁にでてくる広告です。
このようにオーバーレイ広告では、多様な表現でサイトの上から追いかぶさるように表示される広告です。
■具体的な動き
・画面を上下し、移動する。
・浮き上がるように表示される。
・ユーザーのサイトの動きに合わせて拡大縮小や上下で表示される。
・広告を点滅して、クリックするように誘導を誘う。
オーバーレイ広告の種類
オーバーレイ広告の種類は、「インタースティシャル広告」、「アンカー広告」、「ポップアップ広告」の3つがあります。
インタースティシャル広告
インタースティシャル広告とは、WEBページ訪問中にアプリや資料などのウンロードを誘導するようなフルスクリーン広告のことを言います。別名で「スプラッシュページ」とも言います。ユーザーが閲覧中浮き出てくる広告なので、ユーザーからの不快感とGoogleからの評価も下がります。
インタースティシャル広告には、大きく2つのデザインがあり、広告配信への目標や目的によって分かれます。
①:コントラスト
インタースティシャル広告の中でも最もメジャーな表示方法で、バックグラウンドカラーをブラックもしくは、灰色等にすることでオーバーレ広告を際立たせる掲載方法です。
②:フォーム
資料ダウンロードやお問い合わせの見込み客を増やすため、個人情報の入力フォームがある際は、フォーム型のインタースティシャル広告がおすすめです。
アンカー広告
アンカー広告とは、ページの上部または下部に常に表示され、ユーザーの行動に合わせて広告がついてくるタイプの広告です。
「モバイルビッグバナー」(320×50)と呼ばれるサイズで常時表示されるのが一般的です。
ポップアップ広告
ポップアップ広告とは、自動に開く小さいウィンドウに広告が表示される大部の広告です。別画面に表示される形になっていて、パソコン向けの広告でよく見られます。
オーバーレイ広告の導入メリット
オーバーレイ広告の導入することによってどんな効果があるのかご紹介いたします。
認知拡大などのブランディングに効果的
オーバーレイ広告は、前面で表示する広告(インタースティシャル広告)、ユーザーの行動に合わせて追ってくる広告(アンカー広告)などページ閲覧中に常時表示されているため、ユーザーの視認性はほかの広告に比べると高い傾向があります。
1.クリック率(CTR)の向上
オーバーレイ広告はユーザーが認識しやすいため他の広告と比べてCTRが高い傾向にあります。
2.費用対効果が高く・広告コストがかからない
オーバーレイ広告は、クリック課金制なので費用対効果が高く、広告費用も最低限で抑えることができる。
オーバーレイ広告のクリエイティブポイント
オーバーレイ広告ではクリエイティブのデザインによって効果が変わってきます。
押さえておいたほうがいいポイントを大きく3つご紹介いたします。
①デザイン
オーバーレイ広告の標準的な大きさは728×90、480×70、468×60、450×50の4種類が一般的です。
サイズが多ければいいというものではなくページに合わせてバランスの良いサイズで作るようすると良いでしょう
フォーマットには、テキスト・画像・リッチメディアの3種類があります。
リッチメディアとは、動画や音声などを盛り込んだ広告になります。
②文章
文書では、ユーザーが目を引くようなライティングが必要です。会社の強みが価格であれば、「他者に負けない価格」など提示することによってCTRクリック率も上がります。
③表示のタイミング
オーバーレイ広告では、広告表示するタイミングも設定することができます。タイミングの違いでCTRが大きく変わってきます。
④WEBサイトの表示に合わせて広告を表示
新規顧客や既存顧客に対して、新商品やキャンペーンを告知したいのであればすぐ表示することによりファーストインパクトを与えることができるので効果的です。
⑤WEBページのスクロール後の表示
スクロール後の場合、コンテンツに関連している広告であれば効果的です。
例えば、スポーツジムのコンテンツであれば、スポーツジムの会員を増やす訴求の広告を表示する。
⑥WEBサイトへ訪問し、一定の時間滞在しているユーザに対して表示
コンテンツの内容を理解した上で、アクションを起こしてほしい際は一定の時間経過後の表示にすると良いです。
コンテンツの内容を読んで少し興味がある質の高いユーザーにあと一押しすることができます。
オーバーレイ広告設定方法
オーバーレイ広告はYouTube内にディスプレイ広告を配信することができます。その設定がGoogle広告管理画面上で設定ができるのでご紹介いたします。
※必要な素材について
- 300×300 サイズのバナー
- 1200 ×628 サイズのバナー
①Google広告管理画面にログイン
②管理画面上の「ディスプレイキャンペーン」をクリック、配信の変更をしたいキャンペーンを選択
③「コンテンツ」の「プレースメント」を選択
④左上の青い鉛筆アイコンをクリックし、「プレースメントの編集」をクリック
⑤配信したい「YouTube 動画]」を選択し、検索フィールドで検索
⑥広告グループに含める各プレースメントの横チェックボックスをオンにする
⑦「保存」をクリックで設定完了
まとめ
今回の記事では、オーバーレイ広告についてご紹介いたしました。
意外と知らなかったこともあったのではないでしょうか。オーバーレイ広告で覚えている方も多いと思うのでオーバーレイ広告の中に「インタースティシャル広告」「アンカー広告」「ポップアップ広告」と細かく3つがあります。少し似ている機能がありますが、掲載場所や掲載するタイミングなど違うのでこの機能を理解して使用することでばフォーマンス最大化していきましょう。
当社では、ディスプレイ広告含めWEB広告全般運用代行を行っておりますので、お気軽にご相談・お見積りのお問い合わせを頂ければと思います。
この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。