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【5分解決】ディスプレイ広告が表示されない、原因は?

ディスプレイ広告

  • 2022年3月14日
  • 2022年5月20日

運用型広告では、日々いろいろな問題が起きます。問題が起きても迅速に対応できれば問題はないですが、その問題を解決できないと困りますよね。そんなことが起きないように最新情報を日々アップデートしていく必要があります。

今回は、ディスプレイ広告が表示されない問題について解決していきます。

ディスプレイ広告が表示されない原因について

ディスプレイ広告で表示されないと不安になります。原因には大きく2つに分けられます。なんだかの設定ミスで機会損失が発生しているパターンかターゲティングや検索方法など探し方にミスをしているパターンが挙げられます。まずは、機会損失になってしまっているパターンから確認していくと良いでしょう。

表示されない際のチェック項目

違いは?

表示されない原因を14のポイントでご紹介いたします。上から順番に確認していきましょう。

配信設定のミスで機会損失が発生しているパターン

このパターンだと広告配信しているのかと思ったら配信されていないので、機会損失している可能性があります。

①日予算の制限がかかってしまっている

キャンペーンごとに日予算を設定していると思います。一日の中で予算を使い切ってしまったら、広告に制限がかかってしまいその日の広告表示はされません。

①の対策、日予算が低すぎる可能性がありますので、日予算が適切な金額になっているか確認。また、日予算の減りのスピードが早いことからクリック単価が高い場合もあります。キーワードの精査や上限クリック単価の戦略にする必要があります。

②手動入金がされていなく、アカウント残金がない

予算による制限だけではなく、支払い残高が残っていなく広告が制限されているケースもあります。このケースは、広告費用の支払い方法を「手動入金」にしているお客様がよくやってしまう傾向になります。支払い残高がなくなると、広告管理画面トップに「アカウントの残高が無くなったため、広告は掲載されません」といったエラーメッセージが出て配信が止まってしまいます。

②の対策、支払い方法を自動入金に設定する。自動入金を設定すると、入金忘れによる配信停止を避ける事ができます。

③配信ステータスが「一時停止」になっている

単純に、配信ステータスが「一時停止」になっていて、キャンペーン本体が動いていないケースがあります。新規で始める方によくあるミスになります。配信ステータスの設定はキャンペーン、広告グループ、キーワードなど多くの場所で設定ができます。例えば、キャンペーンでは「有効」に設定したが、広告グループで「一時停止」になっている場合は、広告グループに入っている広告が一時停止になるので、広告は表示されません。

③の対策、配信ステータスを「有効」になっているか確認をする。また、「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」「広告」のすべての階層を「有効」になっているかも確認する。

④広告が不承認対象になっている

単純に広告の審査が通っていないケースがあります。「広告文」「キーワード」など広告媒体主が違反と判断した際、配信はされません。不承認の原因の種類は、「広告の最上級表現」「薬機法違反」「ランディングページによる不承認」「使用不可能の記号、句読点を利用」があります。

広告文で使用できる文字一覧のブログはこちらです。↓

【随時更新】Google、Yahoo!広告で使用できる記号、文字一覧

④の対策、広告審査が通っているか確認しましょう。

Google広告の審査確認方法:https://support.google.com/google-ads/answer/6327680?hl=ja

⑤キャンペーンが終了している

キャンペーンに設定した配信期間を過ぎていると、広告は配信されません。過去に配信していたキャンペーンを再開する際に起こりがちなミスです。

⑤の対策、以下の通り赤枠で囲われているところが緑になっていると「有効」となっており、広告が配信されている状況となります。しかし、赤くなっていたりグレー色になっている場合は広告配信されていないので、緑になっているか確認しましょう。

広告配信確認方法

⑥入札単価(クリック単価)が低い

入札単価が低すぎると、他社とのオークションに勝てないため広告が表示されづらくなります。また入札単価が低いと掲載順位の高い位置で表示されづらいため、広告を探しづらくなっています。

⑥の対策、入札単価を上げる。入札単価を上げることが難しければクリック率を高めるような広告文を作成してみましょう。また、入札単価の低いキーワードを登録する方法もあります。

⑦選定したキーワードの検索ボリュームが少ない

選定しているキーワードの検索ボリュームが少なすぎると、広告が表示されなくなります。広告ステータスに「検索ボリュームが少ない」と表示されていたら確認を行いましょう。

⑦の対策、ある程度、キーワードのボリュームがないといけないので、検索ボリュームがそこそこあるキーワードを選定しなおしましょう。キーワードの検索ボリューム(検索されている回数)についてはGoogleキーワードプランナーなどで確認できます。

⑧品質スコアが低い

品質スコアが低いと広告表示がされない可能性があります。品質スコアとは、ほかの広告主と比べたときの広告の品質を表す指標のことです。品質スコアが悪いと「ほとんど表示されていない(品質スコアが低い)」と表示されます。

⑧の対策、品質スコアを上げるための対策が必要です。品質スコアでは、「ランディングページ内容と検索キーワードの関連性は高いか」「広告文はランディングページ内容に沿ったものになっているか」「入札単価」を見直しましょう。

⑨リマーケティングリストのデータ量が少ない

リマーケティング広告では、リマーケティングリストのサイズが小さすぎると広告は配信されません。

⑨の対策、サイトへのアクセスを増やすなどして、十分なリマーケティングリストを確保する必要があります。

ターゲティング設定、検索方法などの探し方にミスがあるパターン

⑩ターゲティングを極端にセグメントしている

Google広告では地域や性別・年齢相などを絞って広告を配信できますが、極端に狭いターゲティング設定をすると対象となるユーザーが少なすぎるため、ほとんどユーザーに広告が表示されないことが生じます。設定されているターゲティングの対象に入っていないと広告が表示されません。

⑩の対策、ターゲティング設定が狭すぎないかを見直しましょう。広告の目標や課題に合わせてターゲティングが必要です。

⑪自分で選定キーワードで何度も検索している

キーワードを何回も検索すると、広告が表示されなくなります。「何度も検索してクリックしないユーザーだと」機械学習が対象ではないユーザーだと判断してしまいます。

⑪の対策、キーワードを何度も検索してしまい表示されなくなった場合、時間を空けてもう一度探してみる、ブラウザを変えて検索、シークレットモードで確認する方法があります。

⑫確認しているデバイスが設定されていない

デバイスが対象外になっており、表示されていない可能性があります。広告配信のデバイス設定でスマートフォンにしていれば、スマートフォンのみ広告が表示されるなどのようにデバイスが対象外かもしれません。

⑫の対策、デバイス設定を確認して、対象のデバイスで確認してみましょう。

⑬地域・時間・曜日を絞り込みしているため

意外に見逃しているポイントで地域・時間・曜日の設定をしていて、制限されているケースがあります。

⑬の対策、キャンペーンの設定から地域・時間帯・曜日の指定を確認してください。

⑭年齢・性別などユーザー属性の対象外のため

Google広告では、ユーザーの年齢や性別などターゲティングすることができます。その対象外だと広告の表示はされません。

⑭の対策、オーディエンスターゲティングの見直しをしましょう。ターゲティング設定に問題はないか確認しておきましょう。

まとめ

今回は、「広告が表示されない原因と対処法について」ご紹介いたしました。

やはり、広告を出している以上表示されないと広告宣伝の意味がないですよね。。ですので、広告表示されていない原因はできる限り早く見つけて対処できると良いと思います。上記にご紹介した通り、原因が複数あるので1番から確認していくと原因が見つかるかもしれません。すぐに対処できるように対処法も記載しておりますので、参考にしてください。

当社では、ディスプレイ広告含めWEB広告全般運用代行を行っておりますので、お気軽にご相談・お見積りのお問い合わせを頂ければと思います。

この記事を書いた人

平井 和貴

平井 和貴

株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。