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【GDN】広告の表示回数を「増やす」「減らす」方法
ディスプレイ広告
- 2022年2月26日
- 2022年5月20日
こんにちは、株式会社FORCLEの平井です。
ディスプレイ広告は認知を拡大する目的で利用される方が多いですが、リマーケティング効果を強化する目的で利用される方もいらっしゃると思います。ブランディング目的であれば、表示回数をできる限り増やしたいと思いますが、リマーケティング目的では、興味関心のあるユーザーに対して表示したいので表示回数を増やす目的ではないですよね。このように広告配信の目的に合った運用を行うことで、無駄がない運用ができます。
ディスプレイ広告表示回数が多ければいいの?
ディスプレイ広告では、よくブランディングとして使用される方が多いと思います。そのなかで、表示回数が多いほど効果が出ると思っている方も多いのではないでしょうか。実は表示回数が必ずしも多いほうがいいという考えは間違っております。正しい考えはディスプレイ広告を利用する目的にあります。目的は大きく2つに分けられます。
1つ目は新商品や自社ブランドの認知拡大の目的。この目的では表示回数増やす施策になります。2つ目は、リマーケティングの強化など、興味がある質の高いユーザーに広告を表示する目的になります。
表示回数を増やすには
新商品や自社ブランドの認知拡大の目的。この目的では表示回数増やす施策になります。どのようにして表示回数を増やすのかご紹介いたします。
日予算と入札単価を上げる
キャンペーンの日予算と入札単価をあげることによって、表示回数は増える傾向があります。
ディスプレイ広告の表示の仕組みは、配信枠一つに対して複数の広告がオークションが行います。そのオークションの中で1位になった広告のみ表示される仕組みとなります。
1位になるためには、入札単価を上げると1位になり表示回数を増やすことができます。
表示回数を減らすには
目的によっては、表示回数を最優先することではなく、質の高いユーザーにだけ表示したい場合、表示回数を減らす施策が良いでしょう。ここでは表示回数を制限する方法をご紹介いたします。
年齢、性別、エリア、時間を絞って配信する
事前にターゲットが整理されているようでしたら、「年齢」「性別」「エリア」「時間」などターゲティング設定をすると、設定しているユーザー層にしか表示されないため、表示回数も減らすことができます。
配信されるサイトを絞る
ディスプレイ広告の場合、ドメインを除外することで配信するサイトを絞ることができます。
特定のサイトでコンバージョンが付きやすいなら、そのサイトを指定して広告を出すこともできます。
ユーザーリストで配信対象を絞る
Google AdWordsでは、サイトにタグを設置することでユーザーリストを作ることができます。
ユーザーリストをキャンペーンで設定することで、「○○のサイトを見たユーザー」が登録したキーワードを検索したときのみ広告が配信されるので、ひょじ回数を減らすことができます。また、類似サイトを登録することで、そのサービスに興味があるユーザーなので質の高い見込み客にアプローチすることができます。
【GDN】広告の表示回数を制限することができる「フリークエンシーキャップ」
GDNでは、「フリークエンシーキャップ」を設定することができます。
「フリークエンシーキャップ」を設定することで、「一人のユーザーに対する広告の表示回数」を制限かけることができます。
※「フリークエンシー」とは、一定の期間に、1人のユーザーに対してディスプレイ広告・動画広告を表示した回数のことです。
■ディスプレイ広告キャンペーンの設定でできること
・広告の「表示回数」を制限することができる
・期間は「日単位」「週単位」「月単位」で設定が可能
・「キャンペーン」「広告グループ」「広告」単位で設定が可能
・フリークエンシーキャップの算定には、「視認範囲のインプレッション」が使用されている
まとめ
今回は、デイスプレイ広告の表示回数の増やす方法と減らす方法についてご紹介いたしました。
当社では、ディスプレイ広告含めWEB広告全般運用代行を行っておりますので、お気軽にご相談・お見積りのお問い合わせを頂ければと思います。
この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。