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【GDN】ディスプレイ広告のクリック率(CTR)平均値について|クリック率の改善
- 2022年2月9日
- 2022年5月20日
こんにちは、株式会社FORCLEの平井です。
ディスプレイ広告とは、リスティング広告と違って配信方法が変わってきます。一番大きな違いはリスティング広告ではテキストのみの表示になりますが、ディスプレイ広告はテキストのみではなく画像や動画を使って訴求ができます。ディスプレイ広告では、比較的クリック率が低くなる傾向があり、どうすればクリック率が上がるのかなど、お困りの方も多いのではないでしょうか。そのため今回は、GDNのクリック率の仕組みとクリック率が悪くなる原因、クリック率の改善方法などをご紹介いたします。
クリック率とは(CTR)
まずは、クリック率についてご紹介いたします。クリック率というのは言葉の通り表示に対してどのくらいクリックされたの割合になります。クリック率を別名(CTR)と呼びます。計算式は、「クリック率(CTR)=クリック数÷表示回数×100」です。
たとえば、クリック率が0.8%と計測された場合、広告表示100回に対して、8回クリックされている計算になります。
リスティング広告では平均のクリック率が3.00~4.00%、ディスプレイ広告では0.5%と
リスティング広告に比べてクリック率が悪い傾向があります。
業界別で平均のクリック率をご紹介いたします。
参考にしていただき、現状のクリック率は良いのか悪いのか把握していただければと思います。
業界別の平均クリック率
Google広告の平均クリック率についてご紹介しております。
業 界 | ディスプレイ広告 | リスティング広告 |
BtoB | 2.41% | 0.46% |
通販 | 2.69% | 0.51% |
教育 | 3.78% | 0.53% |
人材サービス | 2.42% | 0.59% |
金融・保険 | 2.91% | 0.52% |
医療・健康 | 3.27% | 0.59% |
雑貨 | 2.44% | 0.49% |
法律関連 サービス | 2.93% | 0.59% |
投資 | 3.71% | 1.08% |
テクノロジー | 2.09% | 0.39% |
旅行関連 | 4.68% | 0.47% |
ディスプレイ広告のクリック率が悪くなる原因
ディスプレイ広告のクリック率が悪くなる原因は、主に2つになります。
もし業界平均クリック率と比較して、クリック率が低い場合は以下内容の2つを確認してみましょう。
クリエイティブの広告感が強い
ディスプレイ広告では、テキストのみではなく画像や動画を使用しで訴求ができる事が特徴ですが、その分クリエイティブによってかなり成果が左右されます。クリエイティブで良くないポイントが広告感が強いクリエイティブになります。ユーザーが広告と認識してしまうとクリックしつつ無視する傾向があります。そのためクリック率が下がります。配信先メディアと自然に馴染むクリエイティブを作成するとクリック率が上がる可能性があります。クリック率が悪い場合、クリエイティブを見直してみてください。
ターゲティングがうまく設定できていない
ディスプレイ広告のクリック率が低い原因の2つ目は、ターゲティング設定にあります。ターゲティングが甘いと、自社サービスに全然興味がないユーザーに広告配信されている状況です。興味がない広告が表示されてもクリックしないのは当たり前です。
例えば、「化粧品」のデイスプレイ広告を40代男性に広告表示していると確実にクリック率は下がります。
ターゲティングを見直し、自社サービスに興味関心があるユーザーに広告表示されるようにターゲティング設定をしましょう。
ディスプレイ広告のクリック率を改善する方法
ディスプレイ広告のクリック率が低くなる原因について、理解いただけたと思いますが、結局どのように運用改善を行えばクリック率がよくなるのか疑問が残るかと思いますので、改善ポイントをまとめました。
クリエイティブの見直し
上記で紹介いたしましたが、広告感の強くないクリエイティブの掲載が効果的です。クリエイティブに動きをつけてしまうと急に広告感が強くなってしまいます。動きがあるとインパクトはありますが、そのインパクトがディスプレイ広告では逆手になる可能性があります。
また、クリエイティブのバリエーションを増やすことによって、クリック率が上がる場合もございます。クリエイティブのバリエーションが少ないとユーザーが飽きてしまう傾向があります。飽きさせないためにも定期的にクリエイティブを変えていくと良いでしょう。
ターゲティングの見直し
上記で紹介しましたが、ユーザー層が適正なのか配信エリアが対象なのかなどターゲティングの見直しが必要です。ディスプレイ広告では、リマーケティング対策の強化として利用される方も多いかと思いますが、リマーケティングの期間が長すぎると興味が薄くなっているユーザーに表示されているので、できる限り興味関心が熱い状態で表示するためにリマーケティング期間は短く設定すると効果的です。
まとめ
今回は、「ディスプレイ広告のクリック率」についてご紹介いたしました。
ディスプレイ広告では、基本的にクリック率は悪くなります。その中で、どのくらいが平均なのか業界平均クリック率と比べてもし悪いようでしたら、改善が必要と見れます。クリック率が悪くなっている原因を下調べしてから、運用改善していきましょう。
当社では、ディスプレイ広告含めWEB広告全般運用代行を行っておりますので、お気軽にご相談・お見積りのお問い合わせを頂ければと思います。
この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。