BLOGFORCLEのブログ

ネイティブアドのパイオニア Outbrain(アウトブレイン)とは?

  • 2023年10月17日
  • 2023年10月17日

ニュース記事や投稿などに自然にコンテンツに溶け込んで掲載される「ネイティブアド」というのを知っていますでしょうか。
「ネイティブアド」は広告形態の一つで、広告が自然なコンテンツと認識され、ウェブサイト、アプリ、ソーシャルメディアなどのプラットフォーム上で他のコンテンツと調和して表示される広告形式を指します。
その「ネイティブアド」のパイオニア的な存在となったOutbrain(アウトブレイン)の解説を行っていきます。

ネイティブアドとは?

「ネイティブ広告(ネイティブアド)」とは、Webメディア内の一般記事に溶け込む形で表示される広告になります。

商品・サービスとまだ接触していない潜在層へのアプローチが可能で、メディアを閲覧する体験を損なうこと無く、自然な流れでサイトへ誘致できることが最大の利点です。

以下が特徴になります。

① 自然な統合: ネイティブアドは、プラットフォーム上のコンテンツに調和し、そのコンテキストに合わせてデザインやスタイルが調整されます。このため、広告が自然な形で統合され、ユーザーに広告であることが一目でわかりにくくなります。

② 高いクリックスルー率: ネイティブアドは、通常、伝統的な広告形式よりも高いクリックスルー率(CTR)を実現します。ユーザーが広告をクリックしやすく、興味を引きやすいためです。

③ ユーザーエンゲージメント: ネイティブアドは、ユーザーエンゲージメントを向上させるのに効果的です。コンテンツとして提供されるため、ユーザーは広告により有用な情報やエンターテインメントを得ると感じ、広告ブランドとの関連性を高めることができます。

④ 広告ブロッカーへの対抗: ネイティブアドは、広告ブロッカーを回避するのに有効です。広告ブロッカーは通常、伝統的な広告形式をブロックするため、ネイティブアドはブロックを回避しやすいです。

⑤ 多様なフォーマット: ネイティブアドはテキスト、画像、動画など、多くの異なるフォーマットで提供できます。これにより、広告主は目的に合わせて最適な形式を選択できます。

⑥ 効果的なストーリーテリング: ネイティブアドはストーリーテリングに適しています。広告がコンテンツとして提供されるため、ストーリーを通じて製品やサービスの利点を効果的に伝えることができます。

⑦ トランスペアレンシー: ネイティブアドは、広告であることを明示し、ユーザーを誤解させないようにすることが重要です。多くの規制やガイドラインが存在し、広告主はユーザーに対して正直かつ透明である必要があります。

⑧ ターゲティング: ネイティブアドは、ターゲティングによって特定の受け手に合わせて配信できるため、広告主は特定のデモグラフィックや興味を持つユーザーにリーチするのに役立ちます。

Outbrain(アウトブレイン)とは

Outbrain(アウトブレイン)は世界で10万サイト以上導入がされており、おすすめ記事の下スペースに広告をPRとして配信を行います。
個人属性・行動属性・ソーシャル上での共有率などの指標を活用しており多角的にコンテンツを分析するため、ユーザー満足度が高いです。
Outbrainは200人以上の専任エンジニアを抱え、ユーザーごとの興味関心を常に分析し配信アルゴリズムの改善を続けています。
具体的には、ユーザー別によく読まれる記事や、過去の閲覧記事履歴、特定の記事を読んだ人は次にどのような記事を読みやすいのか等を分析し、広告配信に役立てています。
以下ではOutbrain(アウトブレイン)の特徴を上げさせていただきます。

Outbrain(アウトブレイン)配信面

グローバル、日本国内で最大級のユーザーリーチと言われており
全世界で10憶人へのリーチが可能で、日本国内でのモバイルで4276万人、デスクトップで2159万人へリーチ可能になります。
また、質の高いメディアに対して掲載提携をしております。

Outbrain提携メディア抜粋
毎日新聞社・YOMIURI ONLINE・日刊スポーツ・朝日新聞DIGITAL・GIZMODO・Socccer KING・マネーの達人・ESSE・オートックワン・goo・msn・BIGLOBE・Excite・TVガイドdaily・VoCE 等

Outbrain(アウトブレイン)のユーザー層

上記で掲載したようにOutbrain(アウトブレイン)は様々なメディアで配信が出来るため年齢層は非常に広く、20代〜60代の男女にアプローチすることが可能です。

男女比はデバイスによって異なりますが、モバイルでは女性の方が若干多く、デスクトップでは約70%ほどが男性となっています。

また、最も大きな特徴としては、年収500万以上の高所得者がモバイル・デスクトップ共に半数以上を締めています。

独自のアルゴリズムを使ったターゲティング

Outbrainの特徴の一つである、デフォルトでデモグラフィックや年齢、性別というようなターゲティングを最初に切るということは基本的にせず配信を行っていきます。
アルゴリズムの根幹、LPの内容、配信面のコンテキスト、ユーザーの興味・関心、これらを掛け合わせて自動でターゲティングをかけて「オートターゲティング」という方法で配信を行っていきます。

Outbrain(アウトブレイン)の活用について

近年クッキーレスという言葉をよく聞くようになりましたが、AppleのSafariにおけるCookie規制は既に始まりGoogle Chromeにおけるサードパーティクッキーの廃止を2024年後半に実施されます。
「クッキーレス時代」に突入している中、対策案としてネイティブアドが注目されており、Outbrain(アウトブレイン)は活用としていくのは選択肢としてありなのかと思われます。

コンテキストターゲティングの活用

Outbrain(アウトブレイン)のターゲティング手法の一つで「コンテキストターゲティング」というのがあります。

Outbrain(アウトブレイン)の「コンテキストターゲティング」は「女性誌の配信面に、化粧品だけではなく、一見女性誌とは関係がなさそうな、旅行や教育、また不動産の広告が配信される」と言ったように、配信される広告に興味を持つであろう人物像をアルゴリズムが判断して、配信を行うことができます。
単純に配信面の内容と広告の内容をマッチさせるだけではないため、なかなかリーチできなかった潜在層へのアプローチができるようになります。

プレミアムパブリッシャーとの強固なパートナーシップ

クッキーレスに強いOutbrain(アウトブレイン)のターゲティングを支える柱の一つに、国内では300以上、グローバルでは7,000を超えるパブリッシャーとの強固なパートナーシップを保持していることがあります。
ユーザーの興味関心を読み解くデータを保有する事ができるためクッキーレスにも強い媒体になります。

最後に

今回は「ネイティブアド」であるOutbrain(アウトブレイン)を紹介させていただきました。

クッキーレスになっていく中、独自の技術で最適化できる媒体になりますのでおすすめです。

FORCLEではOutbrain(アウトブレイン)のご相談も受付しております。

お気軽にお問合せくださいませ。

この記事を書いた人

FORCLE編集部

FORCLE編集部

FORCLE編集部です。WEB広告やHP・LP制作、GoogleAnalyitcs分析など、さまざまな役立つ最新のWEBマーケティング情報を随時発信しています。