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Meta広告(Facebook広告)カスタムイベント・カスタムコンバージョンの設定方法
Meta広告
- 2025年1月15日
- 2025年1月12日
目次
カスタムイベントとは?
カスタムイベントは、Meta広告(Facebook広告)において、ユーザーがウェブサイト上で行う特定のアクションや行動を追跡するための機能です。
標準で提供されているイベントに加えて、ビジネスやマーケティングキャンペーンの目的に合わせて独自に設定することができます。
これにより、広告の効果測定や最適化をより細かく行うことが可能となります。
例えば、ユーザーが商品の詳細ページを閲覧したり、カートに商品を追加したり、特定のフォームを送信したりする行動をカスタムイベントとして設定することで、これらの行動に基づいた広告配信やリターゲティングが実現します。
カスタムイベントの設定方法
Meta広告におけるカスタムイベントの設定方法をご紹介します。
カスタムイベントを設定するためには、まずMetaピクセルをウェブサイトに設置する必要があります。
Metaピクセルの設置手順
ステップ | 内容 |
---|---|
1 | Meta広告マネージャーにログインし、ピクセルの作成ページに移動します。 |
2 | 「ピクセルを追加」をクリックし、ピクセルに名前を付けて作成します。 |
3 | 表示されるピクセルコードをコピーします。 |
4 | ウェブサイトのヘッダー部分にコピーしたピクセルコードを貼り付け、保存します。 |
5 | ピクセルの設置が完了したら、Meta広告マネージャー上で設置状況を確認します。 |
カスタムイベントの作成方法
Metaピクセルの設置が完了したら、次は具体的なカスタムイベントを作成します。
ステップ | 内容 |
---|---|
1 | Meta広告マネージャーにログインし、ピクセルの管理画面に移動します。 |
2 | 「イベントの追加」をクリックし、「カスタムイベント」を選択します。 |
3 | イベント名を入力し、トリガーとなる条件を設定します。 |
4 | 必要に応じて追加のパラメータを設定し、イベントを保存します。 |
5 | 作成したカスタムイベントが正しく機能しているか確認します。 |
GTMを使用したMeta広告のカスタムイベント設定手順
ベースコードを設置する
Meta広告のカスタムイベントを設定するためには、まずGoogleタグマネージャー(GTM)にベースとなるMetaピクセルのコードを設置する必要があります。以下の手順で進めてください。
- GTMにログイン
Googleタグマネージャーのアカウントにログインし、対象のコンテナを選択します。
- 新しいタグを作成
「タグ」セクションに移動し、「新規作成」をクリックします。
- Metaピクセルの設定
「タグの設定」をクリックし、「カスタムHTML」を選択します。Metaピクセルのベースコードをコピーして貼り付けます。
- トリガーの選択
「トリガーを追加」ボタンをクリックし、「全ページ」を選択します。これにより、Metaピクセルが全ページで読み込まれるようになります。
- タグの保存と公開
設定内容を確認し、「保存」ボタンをクリックします。その後、「公開」ボタンを押して変更を反映させます。
カスタムイベントを設定する
ベースコードの設置が完了したら、次にカスタムイベントを設定します。
カスタムイベントの作成
以下の手順でカスタムイベントを作成します。
- 新しいタグの作成
GTMの「タグ」セクションで「新規作成」をクリックします。
- カスタムHTMLタグの選択
「タグの設定」で「カスタムHTML」を選び、以下のスクリプトを貼り付けます。
<script> fbq('track', 'カスタムイベント名'); </script>
注: カスタムイベント名 は追跡したいアクションに応じて適宜変更してください。
- トリガーの設定
「トリガーを追加」ボタンをクリックし、カスタムイベントを発火させたい条件を設定します。例えば、特定のボタンがクリックされたときなどです。
- タグの保存と公開
設定内容を確認後、「保存」し、「公開」ボタンを押して変更を反映させます。
イベントのパラメータ設定
カスタムイベントにパラメータを追加することで、より詳細なデータを取得できます。以下の表に代表的なパラメータとその用途を示します。
パラメータ名 | 用途 |
---|---|
value | 取引の価値や金額を追跡する際に使用します。 |
currency | 取引の通貨を指定します。 |
content_name | 表示されたコンテンツの名前を記録します。 |
content_category | コンテンツのカテゴリを分類します。 |
これらのパラメータを適切に設定することで、広告キャンペーンの効果をより詳細に分析できます。
Meta広告のカスタムイベントを設定する際の注意点
コード内のイベント名の書き換えが必要
Meta広告におけるカスタムイベントの正確な追跡を実現するためには、コード内で使用するイベント名を適切に書き換えることが重要です。デフォルトのイベント名のままでは、特定のユーザーアクションを正しく識別できない可能性があります。以下の点に注意してイベント名を設定しましょう。
カスタムコンバージョンの設定が必要
カスタムイベントを実装した後は、それを基にしたカスタムコンバージョンの設定が必要となります。カスタムコンバージョンを設定することで、広告の成果をより精密に測定し、最適化することが可能になります。
カスタムコンバージョンの設定方法
スタムコンバージョンを作成するための手順は以下の通りです。正確に手順を踏むことで、効果的なコンバージョン計測が可能になります。
Meta広告マネージャにログインし、「イベントマネージャー」にアクセスします。
左側のメニューから
「カスタムコンバージョン」
を選択します。右上の
「作成」
ボタンをクリックします。コンバージョンの名前を入力し、関連する
「イベント」を選択
します。対象となる
URL
やイベント条件
を設定し、「作成」
をクリックします。
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まとめ
今回の記事では、Meta広告のカスタムイベント設定についてご紹介しました。
Meta広告におけるカスタムイベントおよびカスタムコンバージョンの設定は、広告の効果測定と最適化に欠かせません。適切な設置手順を踏み、GTMを活用することで、より詳細なデータ収集が可能になります。また、設定時の注意点を押さえることで、正確な成果分析が実現できます。
今回の記事を参考にMeta広告のデータ分析が正確かどうか確認してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。