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広告運用で競合調査の重要性
- 2022年2月24日
- 2022年2月24日
こんにちは、株式会社FORCLEの平井です。
広告を運用改善していく上で、3C分析というのはとても大切になっていきます。運用改善を行っていてもなかなか成果が出ないというときは、競合の調査と市場の流れ、自社の強みなど分析ができていないということです。
分析をするといっても、「どこを見て分析をすればよいのか」分からない方もいらっしゃると思いますので、今回は「競合の分析」という点に注目いてご紹介いたします。
競合分析とは
競合分析とは、自身のビジネスが複数の競合他社に比べて、どのような位置にいるのかを調査をするための分析です。競合他社の強み弱みを分析することによって、自身の会社がどこを強みにすれば競合と差別化できるかが分かります。
例えば、競合が「価格」を強みにしているのであれば、自社では「サービスの質」を強みにしてアプローチしていければ、サービスの質を重要視しているユーザーを獲得できる可能性が上がります。
広告運用で競合調査の重要性
そもそも競合調査は本当に重要なのか。
マーケティングでは、効果的な競合分析として「3C分析」、「4C分析」があげられます。この手順で分析を行うことで、必要要素を漏れなく調査することができます。
「3C分析」
3Cとは、Customer(市場分析)、Competitor(競合分析)、Company(自社分析)という3つの要素の頭文字Cを取ったものです。
「4C分析」
4Cとは、Customer Value(顧客にとっての価値)、Customer Cost(顧客が費やすお金)、Convenience(顧客にとっての利便性)、Communication(顧客とのコミュニケーション)という4つの要素の頭文字Cをとったものです。3Cとは違って、顧客の目線で分析を行っていきます。
競合調査の項目
【3C分析】
・市場分析(Customer)
市場分析とは、自身が属している業界の動向や顧客ニーズ、市場の需要など分析することができます。分析することで、今後とるべき戦略・戦術が明確になり、顧客のニーズに合った戦略を打つことが可能になります。
調査項目は、2つあります。
①市場規模
市場規模とはある業界の市場の大きさ、年間の総取引額のことをいいます。
この市場規模分析をするうえで、売上予測や市場の動向について把握しておくとよいでしょう。
②顧客の悩み
市場分析するうえで、顧客がどんなことに悩みや課題を持っているのか知っていくことが重要になります。その顧客の悩みを解決できる訴求ができれば、興味からアクションを起こす可能性が上がります。
競合分析(Competitor)
競合分析とは、自身のビジネスが複数の競合他社に比べて、どのような位置にいるのかを調査をするための分析です。
調査の項目は、競合他社の経営状況や強み、業績や経営資源、競争の状況です。
自社分析(Company)
自社分析では、ここまでの分析をもとに自社の経営戦略を立てていきます。
市場分析と競合分析の分析データを比べて自社ではどこが強みで逆に弱みなのかを把握することができます。
分析に用いられる手法としては、SWOT分析があります。SWOT分析とは、企業内外の環境をStrength(強み)Weakness(弱み)Opportunity(機会)Threat(脅威)の4点で分析するものです。
強み×機会:強みを生かして機会を最大化する方法
強み×脅威:強みを生かして外部の脅威に対処する方法
弱み×機会:弱みを改善して機会を活用する方法
弱み×脅威:弱みを改善して外部の脅威に対処する方法
【4C分析】
Customer Value(顧客にとっての価値)
顧客が企業の商品やサービスに抱く価値であり、便利さやわかりやすさ、性能などの品質だけではなく、デザインやブランドイメージなど、顧客にもたらすあらゆる価値を指しています。
Customer Cost(顧客が費やすお金)
顧客が商品やサービスの価値を得るために支払う費用。企業が設定した費用を顧客がどのように感じるかなど分析が必要です。
Convenience(顧客にとっての利便性)
商品やサービスの購入・ダウンロード方法が顧客が求めている方法になっているか、店舗のアクセス部分、ネットショッピングの購入しやすさ、クレジット決済ができるかなどの顧客目線で分析が必要です。
Communication(顧客とのコミュニケーション)
オンライン対応、イベント、SNSなどどのようなツールで顧客と接点を持つのか親しみやすさや良好な関係性について分析します。
その他、便利な競合分析ツールについて
競合分析を一からやると時間と手間がかかります。その中で、競合分析を便利にできるツールがありますので、ご紹介いたします。
・SimilarWeb
・Mark+
・SEOアクセス解析ツール
まとめ
今回は、競合調査についてご紹介いたしました。
良い広告運用をするためには、一番近いフェーズで戦っている企業がどのような施策を打っているかどの価格帯なのかなど知っていくことが重要です。うまくいっているところの真似をするのは良いですし、良い中でも悪いポイントを見つけたらそこをプラスアルファ—で対策を打つことでうまくいっている企業に差をつけることができます。
当社では、ディスプレイ広告含めWEB広告全般運用代行を行っておりますので、お気軽にご相談・お見積りのお問い合わせを頂ければと思います。
この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。