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【5分でわかる】アドネットワークとDSPの違いって?

DSP

ディスプレイ広告

  • 2022年2月14日
  • 2022年5月20日

こんにちは、株式会社FORCLEの平井です。

WEB広告の業界で働いていると一つの意味の言葉が複数言い方があり、混乱することが

多々あります。そこで、今回はアドネットワーク(Ad Network)とDSP(Demand Side Platform)の違いについてご紹介いたします。

アドネットワークとDSPの違い

違いのポイント

アドネットワークが登場した後に出てきたのが、DSPになります。DSPを使うことによって、複数のアドネットワークやアドエクスチェンジやSSPに広告配信することができます。

アドネットワークとDSPはよく同じではないかと思われる方もいらっしゃると思いますが、機能や役割が大きく変わってきます。

アドネットワークとDSP

アドネットワーク(Ad Network)とは

では、一個一個詳しく見ていきましょう。

まずは、アドネットワーク(Ad Network)は「いくつかのWEBサイトや検索エンジンを横断的にネットワーク化して配信方法」と定義されます。

これによって広告配信の際、ネットワークに連携しているメディアに一括して配信することができるため、一個一個管理する必要がないため手間がかからなくなります。

アドネットワーク(Ad Network)メリット・デメリット

ここでは、アドネットワーク(Ad Network)メリット・デメリットについてご紹介いたします。

メリットとデメリットを理解したうえ、選定しましょう。

アドネットワーク(Ad Network)のメリット

・時間と手間をかけずに大量の広告配信が可能になります。

・メディアではなく第三者が集計した信憑性の高い効果測定データが可能になります。

アドネットワーク(Ad Network)のデメリット

・自社の事業やプロダクトと関係のないメディア・媒体に広告の表示がされる可能性があります。

・自社の事業や自社ブランドの質を下げるようなメディアに広告配信される可能性があります。

上記デメリットの内容があるため、大手企業や自社ブランドのブランディングに使用する企業は、なかなかアドネットワークを利用しきれない問題も残っております。

代表的なアドネットワーク(Ad Network)

代表的なアドネットワークをご紹介いたします。日本での2大アドネットワークは、Googleディスプレイネットワーク(GDN)とYahoo!ディスプレイアド(YDA)になります。

Googleディスプレイネットワーク(GDN)

Googleが提供している世界最大規模のアドネットワークです。広告出稿は、Google広告から行います。最低出稿金額などの制約がないため、新規で広告配信したい方など導入しやすいメリットがあります。

Yahoo!ディスプレイアド(YDA)

Yahoo!JAPANが提供するアドネットワークです。Yahoo!JAPAN内のコンテンツ(Yahoo!ニュースやヤフオク、知恵袋など)の他、様々なWebサイトに広告を出稿することが可能です。

i-mobile(アイモバイル)

インターネットマーケティングを専業とするアイモバイルの運営するアドネットワークです。パソコンやスマートフォンはもちろんのこと、マルチデバイスに対応しています。配信先メディアの情報を開示しており、メディアごとの成果を比較しやすい点が他のDSPとないところになります。

DSP(Demand Side Platform)とは

DSPとはDemand Side Platformの略称で広告効果を最適化するためのツールです。

広告配信の最適化とは、たとえば入札単価の設定やクリエイティブの選定などが挙げられます。広告配信における様々な工程を自動化でき、なおかつ一括管理できる他、高精度なターゲティング広告も可能となっています。

そのため手間のかからない広告運用ができつつ、広告の効果が出しやすい点から最近ではDSPをつかう企業様も増えてきております。

DSP(Demand Side Platform)メリット・デメリット

DSP(Demand Side Platform)メリット

・Cookie(ブラウザに保存されているユーザー情報)を利用した高精度ターゲティング広告が可能です。

既にコンバージョン済みの顧客と似たユーザー属性や行動を取っていたりする、いわゆる「類似ユーザー」を狙って広告配信することが可能です。

・入札単価やクリエイティブの選定など、広告配信の最適化が自動で行われるため、運用の管理する時間を最低限にしつつ、広告運用の最適化が常に行うことができます。

DSP(Demand Side Platform)デメリット

アドネットワークの場合も同様ですが、DSPによっては広告の配信先が開示されない場合があります。ですので、自社の事業とまったく関係のないメディアに広告配信されてしまう可能性があります。

・DSPは目的や役割によって、適切なDSPがあるため選ぶのに手間がかかります。

選ぶ前にターゲットなど整理をしてから選ぶと後悔しない選び方ができるかと思います。

代表的なDSP(Demand Side Platform)

UNIVERSE Ads(旧MicroAd BLADE)

国内トップシェアのDSPになります。デジタルサイネージなど多様なデバイスに配信可能になります。

FreakOut

株式会社フリークアウトが提供する国産DSPサービスです。UNIVERSEAdsと並ぶシェア率を誇っています。FreakOutの接続先も非常に豊富で、月間インプレッションは約1,700億と圧倒的インプレッションを誇っています。

Logicad

・ソニーグループが開発したDSPになります。高い技術力と高精度なターゲティングが強みとなっております。レポーティングによる透明性があるため、どういった運用をしているかが目で確認ができるので、広告測定ができるので、改善をしやすい点があります。

まとめ

今回は、アドネットワークとDSPの違いについてご紹介いたしました。

一般的にWEB広告と知られているのは、アドネットワークで高精度ターゲティングを求めるのであればDSP広告と理解すると簡単かと思います。

当社では、ディスプレイ広告やDSP広告含めWEB広告全般運用代行を行っておりますので、お気軽にご相談・お見積りのお問い合わせを頂ければと思います。

この記事を書いた人

平井 和貴

平井 和貴

株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。