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【GDN】レスポンシブディスプレイ広告とは?効果的なポイントを厳選
ディスプレイ広告
- 2022年2月12日
- 2022年5月20日
こんにちは、株式会社FORCLEの平井です。
最近、ディスプレイ広告の導入している企業が増えている中で「レスポンシブディスプレイ広告の仕組み」「レスポンシブディスプレイ広告の効果的な運用方法」などご質問が多かったので、「レスポンシブディスプレイ広告」について記事でご紹介いたします。
新規でレスポンシブディスプレイ広告を始めようと思っている方にも理解いただけるようにご紹介いたしますので、参考にしていただければと思います。
レスポンシブディスプレイ広告の仕組み
レスポンシブディスプレイ広告とは、ディスプレイ広告(GDN)の配信手法の一つになります。ディスプレイ広告のデフォルトの広告タイプとなり、アセット(画像、広告見出し、ロゴ、動画、説明文)を事前に設定することでディスプレイネットワークに表示される広告が自動的に生成されます。
引用元:https://support.google.com/google-ads/answer/9975738?hl=ja
上記画像のように事前に広告文とクリエイティブを複数設定することで、システムが自動で組み合わせて、配信してくれます。
レスポンシブディスプレイ広告の設定ルール
レスポンシブディスプレイ広告を入稿する際に、入稿規則がございます。この項目は注意しておかないと不承認広告になってしまいます。
広告文
説明文 | 説明文を 5 つ(それぞれ最大半角 90 文字(全角 45 文字)まで |
広告見出し | 広告見出しを 5 つ(それぞれ最大半角 30 文字(全角 15 文字)まで |
長い広告見出し | ブランドや商品の価値提案を記述します(最大半角 90 文字(全角 45 文字)まで |
会社名 | 会社名を記載します(全角12文字以下)個数は1つまで |
クリエイティブ
画像 | 横長画像 スクエア画像 | 1200×628 1200×1200 |
ロゴ | ロゴ画像 | 180×180 |
動画 | YouTubeアップロード済み動画のみ | 16:9、1:1、4:3、再生時間30秒以内 |
レスポンシブディスプレイ広告のメリット
レスポンシブディスプレイ広告のメリットをご紹介いたします。
配信枠に適した画像サイズを自動化
さまざまなアセット(広告見出し・ロゴ・動画・画像)をGoogle広告アップロードし設定することで、ユーザーに最適なアセットを自動で組み合わせてくれます。レスポンシブディスプレイ広告を導入することによって、掲載先となるサイトに馴染むような形で自動で調整してくれます。また、配信枠ごとにサイズが変わりますが、そこも自動で配信枠に合わせてくれます。
一つ一つ広告を作成する手間がないので、時短で広告を配信することができます。
幅広いリーチ獲得
レスポンシブディスプレイ広告では、配信枠に最適なクリエイティブサイズやテキストの自動調整が可能になります。またレスポンシブディスプレイ広告で動画を配信することも可能で、追加することによってさらに表示できるサイトへのリードを獲得することができます。
動的リマーケティングとの併用
キャンペーンにフィードを添付することで、レスポンシブディスプレイ広告で動的リマーケティングを配信することができます。レスポンシブディスプレイ広告では、キャンペーンで設定したフィードから個々のユーザー向けにカスタマイズされたコンテンツが表示されます。キャンペーンで追加することによって、動的フォーマットと静的フォーマットの両方で広告配信されることになります。
レスポンシブディスプレイ広告の効果的な運用方法
レスポンシブディスプレイ広告で効果的に運用するためにやっておくべきポイントをまとめました。やり始め時や成果が停滞し始めた時に以下内容を改善してみてください。
アセット設定を充実する
アセット設定では画像、テキスト、動画を入稿規定にしっかり従いながら、コンテンツ量を増やしていくことが重要です。
Google広告では、画像が5つ、広告見出しが5つ、説明文が5つ、長い広告見出しが1つ入稿するのが推奨となっておりますテキストの文字数は、制限いっぱいまで使って、強調する内容は記号など入れるとユーザーの目に留まりやすいです。
画像では、できる限り画像内テキストは入れずにユーザーの目を引くような画像を使用する。
こういったようにアセットを充実することによって、広告運用で大切な機械学習が上手く回りやすくなり、成果につながりやすいので押さえておきましょう。
ターゲティングを強化する
レスポンシブディスプレイ広告では、4つのターゲティング設定をすることができます。ターゲティング強化することで、広告の目的に合わせて広告配信することができます。
①オーディエンス:一度サイトの訪問をしたユーザー(リマーケティング)など
②ユーザー属性:年齢・性別・世帯年収・子供の有無など
③トピック:カテゴリーを指定する
④プレースメント:特定のWEBサイトなど
PDCAを繰り返す
PDCAとは、Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)の頭文字を取ったもので、このサイクルを繰り返すことで継続的な業務改善を促す技法です。レスポンシブディスプレイ広告では、複数のクリエイティブが自動で配信されます。ですので、定期的に成果を見て効果が悪いアセットがあれば良いアセットに差し替えなどしてPDCAを繰り返すことで、質の良いアセットのみ残す事が大切です。
まとめ
今回は「レスポンシブディスプレイ広告」についてご紹介いたしました。
レスポンシブディスプレイ広告の仕組みについてとメリットについてなど理解を深めていただければと思います。また、レスポンシブディスプレイ広告の効果的な運用方法として「ターゲティングの強化」「PDCAのサイクル」などおこなっていければ運用改善ができます。もしレスポンシブディスプレイ広告の運用がうまくいかない担当者の方や新規で広告を運用される担当者の方は、この記事を参考にして、成果を確実に上げていきましょう。
当社では、ディスプレイ広告含めWEB広告全般運用代行を行っておりますので、お気軽にご相談・お見積りのお問い合わせください。
この記事を書いた人
平井 和貴
株式会社FORCLE 平井です。デジタルマーケティング業界5年以上。メインはリスティング広告、ディスプレイ広告、Google Analytics分析、MEO対策を担当しております。WEBデザインの勉強中。。。