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ShopifyのサンクスページURL(購入完了ページURL)と正規表現を徹底解説
Shopify
- 2023年4月23日
- 2023年4月23日
Shopify(ショッピファイ)を活用している方で、WEB広告などのコンバージョン計測をする際に、
「サンクスページURLが分からなくてタグマネージャーなどの計測設定ができない」
と困っている方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では「Shopify(ショッピファイ)のサンクスページのURLと正規表現」について詳しく解説しています。
Shopifyの計測でサンクスページが知りたいという方、これからShopifyで広告を配信しようと考えている方に使える情報となりますので、ぜひチェックしてみて下さい。
目次
サンクスページとは?
そもそもサンクスページとは何か疑問に思われている方もいるかと思いますので、サンクスページについて簡単に解説したいと思います。
「サンクスページ」とは、ウェブサイトやアプリケーションなどにおいて、ユーザーが商品購入や登録、契約申込み、問い合わせなどを完了した際に表示されるユーザーのアクションに対して感謝の気持ちを示すためのページのことです。
例えばShopifyのようなECサイトでは、商品購入完了時に
「お買い上げありがとうございます」「ご購入いただきありがとうございます」
などの文章とともに注文番号なども表示されます。
サンクスページには、以下のような内容が含まれることがあります。
- 登録や購入が完了した旨のメッセージ
- 購入内容の確認や注文番号の表示
- 今後の手続きに関する情報(例:配送日時、サポート窓口の案内など)
- お得な情報やキャンペーンの紹介
お得な情報やキャンペーンの紹介また、利用者がサイト内での操作に戻るためのボタンやリンクが設置されることもあります。
サンクスページは、利用者に安心感を与え、サイトやアプリの信頼性を高めるために重要な役割を果たしています。
ShopifyのサンクスページURLについて
ではShopifyで商品を購入した場合には、サンクスページのURLはどのように表示されるのかを説明していきたいと思います。
Shopifyで商品を購入した場合には、下記のような動的なURLが生成されます。
https://forcle.co.jp/10020230421/checkouts/2023ab4c406d78f330404768n538978a/thank_you
分かりやすく表現すると下記のような形式でサンクスページのURLが生成されます。
https://ドメイン/動的な値/checkouts/動的な値/thank_you
各購入時のサンクスページは「checkouts」と「thank_you」が共通となり、動的な値は注文ごとに異なった値が生成されるようになっています。
ShopifyのサンクスページURLを設定するための正規表現の記載方法について
さてここでは「ShopifyのサンクスページURLをGTMなどで設定するための正規表現の記載方法」について説明していきたいと思います。
正規表現でサンクスページのURLを設定することで、動的な値があったとしても正確に計測できるようになります。
そもそも正規表現とは何?
そもそも正規表現とはどんなことを指すのでしょうか。
正規表現とは、まとめたい複数の異なる文字列を、あるひとつのパターンで表現する方法です。
正規表現で設定する際には、()や¥など特殊な文字・記号を用いて表現します。
正規表現の記号や使い方の例
正規表現の記号や使い方の例については下記の通りです。
項目 | 記号 | 意味 | 例 |
ワイルドカード | . | 任意の1文字(文字、数字、記号)が続く | A. →AB、Af、A1など A.A |
? | 直前の文字が0回、または1回出現 | AB? →A、AB | |
+ | 直前の文字が1回以上出現 | AA+ →AA、AAAAなど | |
* | 直前の文字が0回以上出現 | AA* →A、AA、AAAAなど | |
| | OR条件を作成 | A|B|C →A、B、C | |
アンカー | ^ | 後に続く文字が先頭である | ^AB →ABC、AB1など ※CAB、AAB、1ABなどは不可 |
$ | 後に続く文字が末尾である | AB$ →AAB、1ABなど ※ABC、ABB、AB1などは不可 | |
グループ化 | () | 囲まれた文字が同じ順序で文字列に含まれる ※ほかの正規表現をグループ化する場合にも使用します | (AB) →ABB、ABC、1ABなど ※CBA、B1Aなどは不可 ([0-9]|[a-z]) |
[] | 囲まれた文字が任意の順序で文字列に含まれる | [AB] →ABC、BCD、1A2など | |
– | [ ]内の文字範囲が文字列に含まれる場合に一致します | [0-9] →0~9のすべての数字 | |
エスケープ | \ | 隣接する文字を正規表現のメタ文字としてではなく、通常の文字として解釈する | A\.B →A.B ※A.B(この場合の「.」は任意の1文字) |
ShopifyのサンクスページURLの正規表現
Shopifyのサンクスページの正規表現のURLは下記のような型となります。
.*/checkouts/.*/thank_you
.*/ を使用することで動的な値に対応することができるようになります。
そのほかの「checkouts」と「thank_you」は共通部分なのでどのサンクスページURLでも変わることはありません。
ShopifyのサンクスページURLをGTMで設定する方法
ここでは、Google Tag ManagerでShopifyのサンクスページのURLをトリガーとして設定するための方法を説明します。
まずはGTMにログインしてトリガーの作成を行います。
作成ボタンを押したら「ページビュー」を選択します。
ページジューを選択したら下記のようにURLを設定して登録します。
上記のように設定完了したら「保存」して「公開」を押せば完了です。
ShopifyのサンクスページURLについてのまとめ
今回は「ShopifyのサンクスページURLと正規表現」について解説しました。
現在Shopifyをお使いになられている方で、サンクスページの設定を行いたい方は、ぜひ今回の記事を参考に設定をしてみてはいかがでしょうか。
Shopifyは今後もさまざまな媒体との連携ができるようになり、使い勝手も良くSEO対策も強化できるECプラットフォームです。
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この記事を書いた人
FORCLE編集部
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