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【家具・インテリア業界のリスティング広告】平均クリック単価や運用戦略を解説
リスティング広告
- 2022年11月6日
- 2022年11月6日
家具、インテリアの商材を取り扱っている企業の方が、WEB広告を始めようと考えた際にまず「リスティング広告」を検討する方も多いのではないでしょうか。
家具、インテリア業界では現在、多くの企業がリスティング広告を活用しています。
ですが実際に運用しようと考えた時に「効果が出るのか?クリック単価は安いのか?」など、成果が見込めるのかどうかという点が気になる部分かと思います。
そこで今回は「家具・インテリア業界のリスティング広告」について、クリック単価の相場や運用戦略について解説していきたいと思います。
目次
家具・インテリア業界の市場の伸び率について
家具・インテリア業界でWEB広告の配信を検討していく上で、まず業界の伸び率はどうなのかをチェックしていきたいと思います。
家具・インテリア業界は新型コロナウィルスの影響を受け、過去最高規模まで市場を拡大しており、絶好調の業界といえます。
コロナウィルスで在宅ワークが増加した事により家具やインテリアを新しく購入する、また買い換えるという需要が上昇したことが大きな影響を与えています。
市場は1.5兆円以上の規模となっており過去最高値を推移しています。
またインテリアだけではなく、寝具や生活雑貨関連も大きく市場を伸ばしています。
そのためリスティング広告を配信するタイミングとしては、とてもチャンスだといえます。
家具・インテリア業界のEC化
家具・インテリア業界はコロナウィルスの影響を受けて、EC化が加速しています。
2014年ではEC化率が全体で約15%と低い状況でしたが、2022年現在では約30%以上の企業がEC化を実現しています。
しかしEC化している企業の中には、まだまだWEB広告に力を入れられていない企業が多数あるため、早い段階からEC市場のシェアを伸ばしていく事が重要です。
現在ではモールで勝負していたメーカーが自社ECに進出し始めている傾向もありますので、参入が遅くなればなるほど不利な状況になることは間違いありません。
家具・インテリア業界の繁忙期・閑散期
家具・インテリア業界が盛り上がる繁忙期は、3〜4月が大きな繁忙期で売上を上げやすい時期となります。
時期的に進学や転勤、新生活など、家具を新しく購入するユーザーが多くなるためです。
また検索ユーザーの傾向としては2月頃から検索が一気に上がる傾向があるため、WEB広告を活用する場合には早いタイミングで認知をさせておく事が効果的です。
またインテリア業界の閑散期は7月、11月は年間の中で閑散期になる傾向があります。
家具・インテリア業界の検索ボリュームはどれくらい?
家具・インテリアなどのキーワードでは、月間でどれくらいの検索ボリュームがあるのでしょうか。
家具のキーワードでは月間約25万回もの検索がされています。
またインテリアというキーワードでも月間約14万回と、非常に多くのユーザーが家具やインテリアを検索していることになります。
もちろん時期によって変動はありますが、常時検索するユーザーが多いため、WEB上で新しいお客さんに購入してもらえる機会は多数あるということになります。
家具・インテリア業界のクリック単価は相場は?
家具・インテリア業界のクリック単価の相場は、平均20円〜60円前後となっています。
家具業界は商品によって検索キーワードが多数変化するため、商品ごとのキーワードではクリック単価が更に安くなる、あるいは高くなるという場合もあります。
またキーワードの掛け合わせも多いため、さまざまなキーワードでの流入が見込めます。
家具・インテリア業界のリスティング広告運用ポイント
さてここからは「家具・インテリア業界のリスティング広告運用ポイント」について簡単に紹介していきたいと思います。
これからリスティング広告の運用を検討している企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
動的検索広告で検索語句を幅広く網羅
家具・インテリアでECサイトを運営している企業の方は多くの場合、商品数やサイズ・カラーなどのバリエーションが多い傾向にあります。
その為、通常のリスティング広告でキーワードを設定するよりも動的検索広告を活用して、ユーザーのあらゆる検索語句に対して的確な見出しとリンク先を設定し配信をした方が効果的です。
動的検索広告は商品のページがあればあるほどに大きな効果を発揮しますので、家具・インテリア業界ではマストで実施したい施策です。
また競合他社が入札をかけていないキーワードを幅広く拾い上げる事ができる為、クリック単価も安く配信が可能です。
ブランドやメーカー名で攻める
取り扱う家具やインテリアがブランド家具やメーカーの家具を卸しているECサイトの場合は、ブランドやメーカー名でのキーワードを登録して配信を行うと購入率が高くなります。
ブランドやメーカーで絞り込むユーザーは購入意欲が高く、過去運用実績でも購入率がとても高い傾向にあります。
輸入家具であれば、国名の掛け合わせキーワードなどでも成果が見込めます。
検索リマーケティングで最終購入へ
家具やインテリアは比較的高単価な商品が多く、購入後すぐに買い換える商材でもない為、比較検討期間が長い場合もあります。
その為一度サイトにアクセスしたユーザーは検索リマーケティング機能を活用して、家具に関連するあらゆるキーワードで追客する事で、最終コンバージョンまで導く事ができ、獲得単価をおさえていくことが可能です。
家具・インテリア業界で効果的なその他のターゲティング
家具・インテリア業界で効果的なターゲティングについていくつか紹介していきたいと思います。
ショッピング広告
家具・インテリア業界では必須な「ショッピング広告」。
もし現在WEB広告を活用していて、ショッピング広告を配信していないのであれば、必ず配信した方が良いと言ってもよいくらい成果が出やすい広告です。
ショッピング広告では、見出しや画像の質などフィードの質も購入率に大きく関わってきますので、ショッピング広告です獲得単価が高い場合は、フィード情報の見直しを行いましょう。
動的リマーケティング広告
家具・インテリア業界のように商品数が多い業種は「動的リマーケティング広告」が効果的です。
動的リマーケティングとは、ユーザーが閲覧した商品を画像としてレコメンドできるディスプレイ広告のことです。
1クリエイティブ内に3〜4商品を見せることができるため、再訪率が高くなり購入率が上がります。
リスティング広告と併用することで、新規の見込み客を効率よく獲得できる施策となります。
SNS広告
家具、インテリアの商品は、デザインなど視覚要素も購入に大きく影響するため、より視覚的に認知させやすいInstagramやPinterest広告などのSNS広告が効果的です。
クリエイティブを動画形式で配信することも可能なため、他社との差別化をはかりやすく購入率の高い媒体といえるでしょう。
家具・インテリア業界のリスティング広告についてのまとめ
今回は「家具・インテリア業界のリスティング広告」について運用ポイントを交えながら、検索ニーズなどを解説しました。
家具、インテリア業界は比較的クリック単価も安く、検索語句も多いため、リスティング広告で新規のお客さんを獲得するには効果的だと考えられます。
また繁忙期、閑散期で家具・インテリアの動きも変わってきますので、しっかりと年間の戦略を立てて広告費を考えていく必要があるでしょう。
また季節需要などもありますので、シーズンに合わせた家具の訴求をしていくライフスタイルの提案も重要となってきます。
家具を購入することで、どのように暮らしが豊かになるかクリエイティブの作り方も大切ですね。
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この記事を書いた人
西山 秀彦
Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。