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Logicad(ロジカド)広告とは?特徴や強み、入稿規定などを徹底解説!
DSP
- 2022年9月19日
- 2022年9月19日
Logicad(ロジカド)広告という言葉、WEB広告の運用者であれば一度は聞いたことがあるかもしれません。
現在、多くの企業のWEB集客において効果を発揮しているDSP広告、Logicad(ロジカド)。
今回はこの「Logicad(ロジカド)広告とは何か?特徴や強み、入稿規定」などについて、まとめて解説したいと思います。
目次
Logicad(ロジカド)広告とは何か
Logicad(ロジカド)広告とは、ソニーグループが開発した日本国産のDSP広告の事を指します。
LogicadはソニーグループのSMN(ソニーメディア・ネットワークス)株式会社が運営しており、現在様々な業種での成功事例を持っているWEB広告媒体の1つです。
ソニーが開発した独自の人工知能を搭載した広告運用が可能であり、人ベースでのターゲティングによるコンバージョン促進が可能です。
Logicad(ロジカド)広告の課金体系
Logicad広告の課金体系は「CPM課金制」となります。
CPMとは1,000回表示あたりにかかる金額を指します。
そのためLogicadは表示に対して課金がかかる仕組みの広告と理解しておきましょう。
平均クリック単価は業種やターゲティングによっても大きく異なりますが、GoogleやYahooのディスプレイと比較するとクリック単価は高めです。
Logicadの場合はCPCが高いですがCVRも高いため、クリック単価ベースで見るというよりは、目標となるコンバージョン数や単価の到達度で成果を見ていくのが1つポイントとなってくるでしょう。
Logicad(ロジカド)広告の特徴・強み
Logicad広告の特徴となる強みは多数あります。
他のDSP広告では難しいような技術力を駆使した広告運用が可能ですので、まずはその特徴や強みをチェックしておきましょう。
わずか0.003秒でビッグデータを処理できるスピード入札
Logicad広告の大きな特徴の一つとして「入札速度がわずか0.003秒」という瞬時の入札スピードが特徴的です。
ディスプレイ広告は常にRTBといってリアルタイムでオークションが行われており、オークションに勝ち残った会社のバナーが広告として表示される仕組みとなっています。
このRTBでは入札速度が遅い場合タイムアウトとなり、そもそも表示機会自体をもらうことができず広告が表示できないといったケースもあります。
ですがLogicad広告の場合は、平均入札速度が0.003秒と非常に速く機会損失を防ぐことができる仕様となっています。
人工知能「VALIS-Engine」を搭載した広告運用
Logicad広告はソニーの開発した人工知能「VALIS-Engine」を用いた広告運用が可能な点が特徴的です。
自社独自のアルゴリズムやターゲティングを学習する「VALIS-Engine」によって、適正な見込みユーザーを見つけ出し、速い入札で瞬時にターゲティングができる強みがあります。
予測機能も搭載されており、新規ユーザーの拡張配信にも長けているため、リマーケティングなどの既存顧客への広告配信のみならず、新規顧客の獲得もしやすいDSP広告となっています。
管理画面上でのデータはレポートが可視化されている
Logicad広告は、常にリアルタイムで広告の配信状況が確認できます。
またクリエイティブやサマリーレポートも抽出出来るため、課題となる点の分析なども実施しやすい広告です。
広告に配信先(プレースメント)などの確認もでき、無駄にコストのみかかってしまっているプレースメントを切ることも出来るため、効率よく予算をコントロールして費用対効果を上げていくことができます。
不正な配信を防ぐAdFraud対策済み
Logicad広告では不正な行為をブロックする「AdFraud対策」が実装されているため、不正行為による広告費の消化がほとんどありません。
広告主によっては安全性が確保出来ていないような媒体で広告を配信するのは不安と考えられている方も多いかと思いますが、Logicad広告は安全性の高い広告であるといえるでしょう。
自動×手動運用で調整がしやすい
Logicad広告の強みの一つとして「自動×手動運用で調整がしやすい」という点があげられます。
Logicad広告は人工知能を活用した自動学習と合わせて手動で細かく調整できるかゆいところに手が届く広告です。
ここは手動で調整したい、無駄コストとなり得る部分は予め削りたいという場合でも調整が細かく可能なため、より効率的に広告運用ができます。
Logicad広告のターゲティングの種類
続いてはLogicad広告のターゲティングの種類について詳しく解説していきたいと思います。
ロジカド広告のターゲティング種類は大きく分けると以下のようなターゲティングが可能です。
- インバナー動画
- オーディエンスターゲティング
- Logicad DOOH
- VALIS類似/VALIS拡張
- リターゲティング
- ダイナミッククリエイティブ
- テレビCMリアルタイム連動型広告
- 類似ユーザーターゲティング
- 潜在顧客ターゲティング
- ブロードターゲティング
結構ターゲティングの種類がありますね。一つ一つ簡単に説明していきます。
インバナー動画
インバナー動画とは、Logicadの広告枠で通常配信できるバナーを動画に変更して配信ができる機能です。
静止画よりも動画の方が認知や興味関心度が高くなる傾向があり、よりインパクトのある広告を配信したい広告主の方におすすめです。
インバナー動画広告では約339億の広告在庫へ動画を配信することが可能な為、多数の枠に動画を表示させることが出来ます。
オーディエンスターゲティング
オーディエンスターゲティングとは、ユーザーの性別や年齢、興味関心カテゴリなどをセグメントして配信ができる機能です。
主にユーザー属性をセグメントしてターゲティングできる手法です。
Logicad DOOH
Logicad DOOHはLIVE BOARDやドコモ等との提携による屋外のサイネージなどに配信できる広告のことを指します。
Logicad広告はWEBだけではなくオフライン広告でデモグラフィックデータを駆使して屋外広告を配信できる機能を備えています。
VALIS類似/VALIS拡張
VALIS類似/VALIS拡張は、ロジカドの人工知能である「VALIS-Engine」を用いたターゲティング手法です。
人工知能による高性能な予測機能などにより見込みユーザーを発掘します。
リターゲティング
一度サイトにアクセスしたユーザーを追いかける「リターゲティング」の広告配信が可能です。
フリークエンシーキャップも設けることができる為、1人のユーザーに何回まで表示させるかをコントロールすることができます。
ダイナミッククリエイティブ
ユーザーの閲覧履歴に基づいて特定の商品やサービスのクリエイティブをレコメンドして表示できる広告配信機能です。
ユーザーベースでクリエイティブを自動的に変更できるメリットがあり、ユーザーとしても興味のある商品に触れることができる為コンバージョン率も高い広告となっています。
テレビCMリアルタイム連動型広告
広告主のテレビCMが放映された後、3〜8分以内にWEB上で広告を配信できる機能です。
性別や年代、地域なども細かく絞り込むことができる為、テレビCMのブランディングから興味関心度を引き上げ検討させることができる広告となっています。
類似ユーザーターゲティング
顧客データやコンバージョンデータに類似したユーザーを特定しターゲティングできる広告機能です。
類似ターゲティングは、類似させるリストが必要となる為、予め顧客リストを用意しておく必要があります。
また類似させるリストはより良質なリストであればあるほど類似の精度も上がりますので、リストの質にも注意が必要です。
潜在顧客ターゲティング
まだ直接接したことがない潜在顧客へのアプローチができる広告配信機能です。
ソニーの人工知能「VALIS-Engine」や「Logicad DMP」などを活用し、優良な潜在顧客を見つけ出してターゲティングすることができます。
ブロードターゲティング
特定のユーザーを絞り込まずに配信する手法です。
ブロードターゲティングは獲得ベースというよりは認知拡大、ブランディングにおすすめなターゲティングとなります。
新しい商品をたくさんの人に認知させたい、プレスリリースなどに効果的な広告配信手法です。
Logicad広告の入稿規定
Logicad広告には入稿に際してのルールがあります。
入稿規定について詳しく確認をしたいという方は、公式ページの入稿規定をチェックしてみてください。
バナーサイズは容量など詳細を確認することができます。
Logicad(ロジカド)広告についてのまとめ
今回はLogicad広告について、その特徴や強み、ターゲティング、入稿規定などについて詳しく解説しました。
Logicad広告はTOC、TOBともに様々な成功事例をもつ日本国産のDSP広告です。
またLogicadが持つ特徴や強みも数多くあり、他の広告ではできないようなターゲティングも可能だったりします。
Logicad広告は運用の仕方などによって効果も左右させるため、もしLogicad広告を検討されている場合は、当社へご相談下さいませ。
Logicad広告の運用代行は株式会社FORCLEへ
当社株式会社FORCLEはLogicad広告の正規代理店です。
Logicad広告の成功事例もあり、無料で初回運用相談も受付中です。
GoogleやYahooは運用しているけれどDSP広告はまだ運用したことがない、成果が出る媒体を増やしたいと考えられている企業の方は、まずは無料相談にてご連絡くださいませ。
初回無料相談は( 当社お問い合わせフォーム )から承っております。
この記事を書いた人
西山 秀彦
Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。