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リスティング広告で効果的な【キャッチコピー】の作り方や本を紹介

リスティング広告

  • 2022年9月9日
  • 2022年9月9日

「リスティング広告では、キーワードの選定が重要です」という話はよく耳にしますが、検索ユーザーにささる広告文・キャッチコピーを作る事もリスティング広告で成果を向上させる上で非常に重要です。

広告文章のキャッチコピーが1つ違うだけでコンバージョン数も大きく変動するのがリスティング広告のメリットでもデメリットでもあります。

売れるキャッチコピーがすらすらと頭に浮かんでくる発想力の豊かな運用者であれば、リスティング広告で他社と差別化をはかれるメリットにもなります「全く文章が浮かんでこない。同じ文章ばかりになってしまってキャッチコピーが上手に書けない」という方にとっては時間もかかった上、成果の出ない広告文章が出来上がってしまう事もあるでしょう。

今回は効果的な広告文・キャッチコピーの作り方を知りたい方へ役立つリスティング広告で効果的なキャッチコピー・広告文章の作り方」や「キャッチコピーを作る上で参考になるおすすめの本」などについて紹介していきます。

キャッチコピーとは何か

リスティング広告 キャッチコピー

そもそもキャッチコピーとはどんなものを指すかについて簡単に説明していきたいと思います。

キャッチコピーとは、人の注意をひく宣伝文句の事で、商品やサービスの広告など、何かの告知やアピール・宣伝の際に使用される文章の事です。

キャッチコピーは商品やサービスの印象を決めるチカラがあり、キャッチコピーによってその後の売れ行きが左右されるほど重要な文章であるとされています。

キャッチコピーはキャッチフレーズとも言われており、キャッチフレーズの場合はフィクションに於ける名台詞などを指す事が多いです。

リスティング広告ではキャッチコピーがなぜ大切なの?

リスティング広告の広告文章を考える上で検索ユーザーにささるキャッチコピーを考えることはとても重要です。

その理由は広告文章によってクリックするユーザーが全く変わるため」です。

クリックするユーザーが変われば当然ですがコンバージョンする確率も変わります。

コンバージョン率の変動は成果に直結しますので、広告文章を変更する事で成果が変わる要因となっていることが理解できます。

リスティング広告の広告文は通常のキャッチコピーの考え方と少し異なる

リスティング広告で効果を高める広告文章を作る上で注意したいポイントはリスティング広告の広告文章は通常のキャッチコピーの考え方とは少し異なる」という点です。

普段街中やターミナル周辺、看板や電車の中などで見かける広告のキャッチコピー。

思わず目をひくようなパワーのあるキャッチコピーでその商品やサービスなどに興味が湧くという事はよくあるかと思います。

ですがリスティング広告の広告文章を作る際には、通常のキャッチコピーの考え方だけではCVRの高い広告文を生み出すことができない場合があります。

リスティング広告はユーザーが検索したキーワードに関連して広告を出せる強みがあります。

つまりユーザーの目的はすでにある程度決まっており、その中でユーザーの希望を満たすようなメリットとなる商品やサービスの特徴を探しているユーザーが広告をクリックします。

このような獲得に近いユーザー層には、ブランディングするような街中の電車広告のようなキャッチコピーよりも、商品の価格がどれだけ安いのか、保証制度はあるのか、どれくらいの実績があるのか、質が高いのか等、具体的な商品やサービスのメリットをみせる文章の方がCVRが高くなる傾向もあります

もちろん広告文章はそれだけではユニコーンと呼ばれる圧倒的な高CVRをたたきだす文章を見つけることは難しいですが、通常のキャッチコピーのライティングスキルのみを意識しても効果が上がらないという点も注意しておきたいポイントです。

リスティング広告のキャッチコピーは同じ条件で勝負しなければならない

リスティング広告で効果的な広告文章を考えていく上で事前にチェックしておきたいこと、それは「文字数や文字の大きさ、色などは共通のルールがある」という事です。

例えばGoogleのリスティング広告では、見出しは全角15文字(半角30文字)までという共通のルールがあります。説明文では全角45文字(半角90文字)となっています。

Yahooのリスティング広告でも設定できる文字数は見出し全角15文字(半角30文字)、説明文全角45文字(半角90文字)と同様です。

文字の大きさでいうと見出しが一番大きいサイズ、説明文は補足になるのでサイズが小さいです。これも当然ですが全てどの広告アカウントでも共通のルールです。

その為、街中で見かけるような看板や電車内広告、WEBサイトで表示されるようなディスプレイ広告と違い、文字の大きさやフォント・カラーの違いなどで差をつけることは出来ません

同じ条件下で、文字のみのライティングで勝負しなければいけないという点があります。

シンプルではありますが、シンプルゆえにいかに差をつけられるかという点が難しいポイントでもあります。

リスティング広告のキャッチコピーは文字数にも注意を!

リスティング広告でキャッチコピーを考える際には、文字数にも注意が必要です。

特に文字数で注意をしたいのは「見出し」です。

見出しは最大で全角15文字まで入れることが可能ですが、フルで文字を入れると見出しが見切れてしまうことが多々あります

見出しが見切れてしまうと訴求力が落ちることでクリック率が下がる可能性もありますので、フルで文字数を入れればOKという訳でもありません。

例えばサブ的な要素の文言はあえて短く設定することで、見切れずにしっかりと訴求できる広告文章が表示できるようになります。

またリスティング広告の見出しは最大3つまで表示されますが、見出しの文字数が全てフル設定の場合、見出し3はほとんど表示されません。

ところが見出しをあえて短く設定した場合、見出し3まで表示できるようになります。

ですので広告文章を考える際には文字数にも注意をしておくという点をおさえておきましょう。

リスティング広告で効果的なキャッチコピーの作り方

リスティング広告 キャッチコピー

ここでは「リスティング広告で効果的なキャッチコピーの作り方」について、いくつか活用できるポイントを紹介していきたいと思います。

リスティング広告でキャッチコピーをどう作るかで、クリックするユーザーは変わります。

クリックするユーザーが変われば、コンバージョンする数も変動します。

ですので、目標とするコンバージョンをより増やしていくためには広告文章は非常に重要となります。

改善できる点があれば活用してみて下さい。

ユーザーが検索する語句を見出し・説明文に含める

リスティング広告で成果を上げるポイントの一つとしてユーザーが検索する語句を見出しや広告文に含める」という点があります。

ユーザーが検索する語句が含まれている場合、広告がクリックされる率が上がる傾向があります。

ですので文章にはユーザーの検索語句を含めるパターンを用意するのは鉄則です。

具体的かつ簡潔な文章にする

リスティング広告は設定できる文字数が限られています。

そのため抽象的でイメージが湧かない文章や分かりにくく長ったらしい文章はクリック率が落ちます。

パッと見ただけで伝えたい内容が理解できるように、具体的かつ簡潔で的確な文章が求められます。

数字や英字を含める

前述で広告文章をより具体的に表現すると記載しましたが、具体的に書くポイントとして「数字や英字を含める」という点があげられます。

例えば「実績が多数あります」という表現と「5,000以上の実績あり」という表現では、後者のコピーの方がどれくらいの実績があるのかイメージしやすいです。

イメージしやすいということは、文章がより具体的で理解しやすいという結果につながってきます。

また例えばアパレルショップなどの広告で「セール」の表現をあえて「SALE」と表現した方が成果が上がるような英字を用いるケースもあります

アパレルの場合、店舗などのオフラインではセールよりもSALEが使用されることも多くあり、ユーザーが無意識的にSALEという文言に反応してクリック率が上昇したりもします。

上記のように場合によっては英字で表現した方が成果が上がる可能性もあるためテストすることが重要です。

LPやサイト内から文言を考える

キャッチコピーを考える上でおさえておきたいポイントの一つとし「LPやサイト内から文言を考える」という点があげられます。

LPやサイト内には訴求できる強みや差別化できる文言が多数含まれています。

そのためLPやサイト内からキャッチコピーを考えていくのも良いかと思います。

競合他社の文章をうまく活用する

成果のでる広告文章を考える上では、何も自社のサイトやLPだけを参考にしないといけないという訳ではありません。

競合他社の文章をチェックして自社でも活用できるいい文言などは取り入れてしまった方が良いです。

自分で考えるよりも簡単にいいコピーを手に入れることができるので、競合他社の文章を分析するのは意外に効率が良かったりもします。

ですので競合他社の文章も参考にしていくと良いでしょう。

キャッチコピーの本を参考にする

リスティング広告の広告文章がどうしても思いつかないという時は、キャッチコピーの本などを参考にすると新しいアイディアが浮かんだりすることも多いです。

また広告文章だけではなく、文字の違いでユーザーへの伝わり方が変わる考え方や心理的な深い内容まで学ぶことができるので、本を読んでおくことはアイディアを膨らませるだけではなく考え方も勉強することができます。

キャッチコピーとして参考にできる本はたくさんありますので、ぜひ書店などで暇な時にチェックしてみると良いかもしれません。

リスティング広告のキャッチコピー考える上でおすすめな本を紹介

リスティング広告 キャッチコピー

リスティング広告で効果的な文章を考えているけれど全然思いつかない!

なんてことはよくありますよね。頭で時間を使って考えていても、いい文章が思いつかなかったりします。

そんな時にはぜひキャッチコピーの本を活用して刺さる広告文を考えるのがおすすめです。

ここではリスティング広告のキャッチコピーを考える上でおすすめな本をいくつか紹介していきたいと思います。

セールスコピー大全

リスティング広告のキャッチコピーでおすすめな本、まずはセールスコピー大全」です。

こちらの本では売れるキャッチコピーの考え方や具体的なコピーについてわかりやすくまとめている1冊です。

検討意欲が低いユーザーに興味を持たせるコピーから、すでに検討中のユーザーを獲得へつなげるコピー等について詳しく紹介されています。

Amazonでの口コミも高く、評価も良いようです。

バカ売れキーワード1000

リスティング広告のキャッチコピーでおすすめな本、まずはバカ売れキーワード1000」です。

こちらの本では、広告文ですぐに使えそうなフレーズ単位での売れるコピーがまとまっています。

さまざまなパターンのフレーズを瞬時に学べる為、リスティング広告の広告文章を考える際に役に立つ本でおすすめです。

すでにパターン化された文章に当てはめるだけで文章が作れる点もおすすめなポイントの一つです。

売れるコピーライティング単語帖

リスティング広告のキャッチコピーでおすすめな本、続いては売れるコピーライティング単語帖」です。

売れるコピーライティング単語帖では、約667単語、2000フレーズものコピーが詰め込まれている本です。

文字だけで親近感を沸かせるコツなど、ユーザーの検索意図に合わせた訴求を考える際にも役立つ本となっています。

キャッチコピーに悩んだ際には、参考にしてみると良いかと思います。

リスティング広告のキャッチコピーについてのまとめ

今回は「リスティング広告のキャッチコピー」について、その重要性や効果的な作り方、参考にすべき本などを紹介しました。

リスティング広告の成果を上げる上で広告文は非常に重要です。

広告文章1つの違いでクリックするユーザーは変わり、その結果コンバージョンの数も大きく変動していきます。

キーワードのみに集中しがちですが、実は広告文をしっかりと分析して改善するというのは重要なのです

ぜひ今回の記事を参考に改善を進めてみてはいかがでしょうか。

「リスティング広告の成果がなかなか上がらなくて困っている、始めたいけれどどうすれば良いか分からない」という方へ、現在無料相談を受け付けております。

初回運用相談が無料となっておりますので、ご興味がある方はお気軽に( お問合せフォーム )よりご相談ください。

 

この記事を書いた人

西山 秀彦

西山 秀彦

Forcle代表取締役。WEB広告総合代理店・フリーランスにて広告運用・制作業務の経験を経て株式会社FORCLEを設立。デジタルマーケティングに役立つ情報を日々発信いたします。